今週は週の始まりから1泊2日の遠方訪問看護でした。最近病院の統計を見てみました。病院の外来患者さんで一番多いのは、病院に近いルアンパバーン郡の人たちで、訪問看護の患者さんは、ルアンパバーン郡の患者さんは、それほどいません。遠方の患者さんが訪問看護のニーズがあるということですよね。

今回は、病院から7時間。と~いな。腰痛いわ~。

 

そこに住んでいるのがサラセミアの12歳のDちゃん。5月に当院で輸血をして、6月下旬に再診の予定だったのですが、来ていなかったのです。

「6月末に来るはずだったけど?どうしたの?」と、聞くと「お金が…」と言う。回答の想像はついていましたが、ふ~、困った。Dちゃんの家の前の道はきれいに舗装されているので、交通手段はあります。

でも、交通費が高額!往復一人日本円で3500円以上かかります。月収が1万円前後で、3500円に交通費を出すなんてとても無理です。

 

Dちゃんの顔色はとても悪いし、爪の色が真っ白。

私の爪と比べても分かりますよね。

簡易式のヘモグロビンチェックの器械で調べると正常値の4分の1以下です。

だるいし、のんびりしか動けません。私も一度正常値の半分というのを経験したことがありましたが、階段なんて手すりをつかんでやっと上る感じでした。辛いよね…。12年この生活をしてきたDちゃんは、諦めの表情なのか、言葉も少ない。「だるい…」とポツリというくらいなのです。

家族には”疲労”の表情が見えました。自分の娘ですから、何とかしたいと思いながらも、12年も続いているこの状況に疲れ果てているのだな…と感じ取れました。Dちゃんには直ぐに輸血が必要です。私たちの車で一緒に病院へ行くことを勧め、了解が得られました。良かった。

…と言ってもこれで終わったわけではありません。これからどうするか。今日少し今後のことをお父さんをお話をして、継続して通いたいという意思は確認できました。これが、どんなことがあっても継続されるようにしたいです。と~い医療が近くなるように、私たちも頑張らねば!

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