私が働くフレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーの基本理念は、『Compassionate care=心のこもった質の高いケア』です。つまり、『すべての子供たちを自分の子供と思って接する』ということです。簡単そうですが、日々の業務の中で身につくまでには、結構時間がかかります。

 

ラオ・フレンズ小児病院では、将来現地に根付く病院作りを目指しています。2024年には、ルアンパバーン県立病院への譲渡が予定されていますので、それまでに『Comassionate care』の理念がたっぷり染み込んだラオス人スタッフを育成したいのです。

 

スキルや知識を向上させるのは、目に見えるものを習得してもらうことが多いですから、比較的簡単です。でも、内面的なことは、本人が実感するような経験をし、それを消化して自分のものに取り入れないと行動は変わりません。何かを覚えるというものではないからですね。

 

私の仕事は村へ行き患者さんを看ることです。その活動の中でラオス人スタッフと共に働きながら、この”目に見えないもの”を伝えていますが、逆に伝えたものがどれくらい染み込んだのかが見えず、点数では評価できないのが困りものですね。(苦笑)

ただ、足元が悪いドロドロ、ツルツル、ぐちゃぐちゃの道をこの笑顔で患者さんの家へ向かう顔を見た時には、一気に100点あげたくなります!(写真小さいのですが…すっごくいい笑顔なんです!)

「染み込んでる、染み込んでる。ふふふ」と実感する今日この頃。心が躍ります。

 

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