海と暮らす町“南三陸町”の豊かな生活文化を伝える映画を上映したい!

海と暮らす町“南三陸町”の豊かな生活文化を伝える映画を上映したい!

支援総額

469,000

目標金額 450,000円

支援者
57人
募集終了日
2015年1月12日

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2015年01月06日 18:15

非日常の世界、日常の世界

前の記事でもご紹介した「波伝谷に生きる人びと」のfacebookページ
https://www.facebook.com/hadenyaniikiruhitobito?fref=photo

 

 こちらにもある、気仙沼のリアス・アーク美術館学芸員の山内宏泰さんの推薦文が本当にすばらしく、心動かされます。あの3.11以来、ずっとひっかかっていたことでもあります。

 

「大津波によって三陸地方沿岸部の多くの町が壊滅した。過去最悪とも言えるこの大災害はありとあらゆるメディアによって記録された。しかしそれらは全て「非日常」と化した被災後の記録である。「どう壊れたのか」を記録したそれらをポジとするならば、『波伝谷に生きる人びと』という作品はネガと言える。この作品には「どう壊れたのか」ということは何も記録されていない。そこには「何が壊れたのか」ということだけが映し出されている。」

 

 

 

 そう。本当にそうだと思いました。

 私は震災前には南三陸町はおろか宮城県にすら行ったことがありませんでした。だから、津波の来る前の南三陸町の海も、港も、加工場も、町並みも、駅前も、くらしも、風物も、もちろん知らない。
 「ミナミサンリクチョウ」という町の名前とともに目の前に現われた映像は、ありえない非日常の世界でした。


 それ以来3年9か月間、その非日常である「被災地」が少しずつ形を変えながら動いていくのを見てきました。その間、外部者である私ですら、現実から浮遊しているような奇妙な違和感を感じ続けています。

 

「「被災する」ということの本当の意味を知りたければこの作品を見てほしい。日々淡々と繰り返す日常が突然終わる。この作品に映し出された全ての事象を反転した姿、それが東日本大震災の本当の姿である。」

(同・山内宏泰さん 推薦文より)

 

 

 東北の漁村の日常、古くからの講やまつりや、季節の漁、それは映画としてとても面白い部分なのですが、日々のくらし自体は近しい人びととの些事で成り立っている。そんな「日常」について思いをめぐらせるとき、東日本大震災のような出来事は他人事ではないという深い気づきにつながるのではないかと思います。

 

 もうすぐあれから4年。ずっと「仮の」くらしが続いてきた南三陸町で、本物の町とくらしを、形づくる動きが本格化していこうとしています。
 ぜひ、多くの人たちといっしょにこの映画を観たいのです。今回の自主上映会が、劇場公開へのワンステップとなってほしいと願っています。

 

あと一息、どうぞ応援よろしくお願いいたします。

リターン

3,000


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A. サンクスレター
B. 写真家・福井隆也による南三陸町ポストカード5枚セット

支援者
28人
在庫数
制限なし

10,000


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A. サンクスレター
B. 写真家・福井隆也による南三陸町ポストカード5枚セット
C. 南三陸町名産品詰め合わせセット①(3品)
・南三陸春採れわかめ
・めかぶ
・のり
E. 団体HPへのお名前掲載

支援者
27人
在庫数
制限なし

30,000


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A. サンクスレター
B. 写真家・福井隆也による南三陸町ポストカード5枚セット
D. 南三陸町名産品詰め合わせセット②(6品)
・南三陸春採れわかめ
・めかぶ
・のり
・とろろこんぶ
・特選牡蠣(燻製または生)
・特選タコ燻製
E. 団体HPへのお名前掲載

支援者
2人
在庫数
制限なし

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