本日は、防災科学技術研究所の大型耐震実験施設についてご紹介したいと思います。

 

弊所の大型耐震実験施設は、1965年から学識経験者、関係研究機関とともに検討審議を重ね、民間を含めた各機関の共用利用施設として計画・建設されました。

 

参考:http://www.bosai.go.jp/shisetsu/taishin/top.html

 

 

1967年10月に大型耐震実験装置の工場製作に着手、1968年10月に筑波研究学園都市の建設第1号として基礎工事を着工、1970年6月に完成し現在に至ります。振動台は、サイズ14.5m×15mの大型テーブルを利用し、大規模な耐震実験を実施することができます。

 

古い施設ではありますが、テーブルサイズは同じく地震減災実験研究部門が管理運営するE-ディフェンスについで世界第2位の大きさです。また、現在では、多方面で利用されている1995年兵庫県南部地震の際のJMA神戸海洋波という強震記録の最大110%を再現することが出来ます。


 建設以来、RC建物・木造住宅・歴史的建造物・原子力・産業施設・インフラ等の豊富な実験実績を有し、2017年度まで(47年間)に実施した課題件数は、共同研究:177件、自体研究:74件、受託研究・施設貸与:123件(施設貸与は2007年度~)にのぼります。当施設での実験を経ての製品化や認証取得等の事例もあります。

 

 さて、本施設ですが、『効果的・効率的、安全な運用』や『供用施設として実験するだけでなく、成果の最大化を促進する環境整備』を心がけています。

 

防災科研・当部門のみならず、利用される方の研究成果の積み重ねがいずれ社会全体に還元されることとなる、地震防災にとって、要素技術の積み重ねが安心・安全な社会の構築に繋がることを念頭に、活動しています。


 

 

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