応援メッセージ vol.8：Sさん

こんにちは。ゴールデンウィーク中も温かいメッセージと共にご支援をいただきありがとうございます。

 

助産婦は、助助産婦のお母さんたちに支え、育ち、愛されて助産婦をしています。これからもお互い、支え、寄り添い合いながら未来を変えていけたらいいなと思っています。

 

3/18からスタートしたプロジェクトも、本日で残り2週間となりました。

 

本日は、応援メッセージ8人目。Sさんからメッセージをいただきましたので、ご紹介させていただきます。

 

 

 

「素直になれたのは、共にいてくれたから」

お産のときのことを思いだし目を閉じると、今でもなんだかあったかい涙に包まれます。そのままの自分でいていいんだよと言われているような感じでした。

 

なんだかいつもがんばってしまう生活の中で、他者に自分をまるごと受けとめてもらう経験はそんなに多くないようにも思います。

 

不格好に見えても、ひとに迷惑をかけているような気がしても。わたし自身を大事にしてくれた。お産のときのこの経験が、産後こどもを抱えて生きること、たとえば、こどもの見方や接し方に繋がっています。

 

宮川さんたち助産師さんをはじめ、家族や病院、救急隊のみなさまにまでお世話になったことを振りかえると、もっと大きな視座に立ち、人と人が繋がった社会をより信頼できるようになりました。出産は個人的なことだと思っていたのに、ほんとうはたくさんの社会のサポートがありました。周産期ネットワークなどの仕組みに、安心そして感謝。

まるごと受けとめてもらえた出産経験は、産後生きる指針として太い根を生やし、わたしは今でもそれに生かされています。

 

他者をまるごと受けとめる。そうされた経験が一度でもあれば、ほかの人にもそうできる。社会がよりよくなっていく。

宮川さんたち助産師さんたちを見ていると、そういうことをしているようにも思えるのです。

 

わたしが臨月で、「産院での出産、これでいいのかなぁ」と思ったとき、素直になれたのは宮川さんがいてくれたからでした。妊婦の気持ちに寄り添い、共にいてくれるmy助産師さんがいてくれたからでした。だから、よいお産になったのだと思います。

 

助産院が拠点のひとつとなって、後進も育って、わたしたちのほんとうに望むあったかい未来がいつまでも続いたら、これほどうれしいことはありません。