プロジェクト終了報告
[御礼]
皆さまのご支援に支えられて,昨年の9月初旬,一週間ほど現地のボグド村にメンバー4⼈で⾏ってきました.
現地では,モンゴル科学アカデミーの研究仲間,作業員の皆さん,ボグド村のレンジャーさん,⾃然環境省の皆さんと私たちで,稀少郷土植物のカンゾウやクコの栽培適地を話し合って決め,1年目に⽴てた計画を実⾏してきました.
具体的には,みんなで決めた1 ha程の栽培地の周囲にフェンスを張り,実装サイトを⽴ち上げました.また,既に実験を開始している緑化サイトで来年に向けた基礎実験の仕込みをしてきました.
こうした取り組みができたのも,皆様の温かいご支援のたまものです.
心より感謝申し上げます.背中を優しく押していただいているような心持で,みんなで⼒を合わせて,本プロジェクトの目標達成をめざして,精一杯,取り組んでいきますので,今後ともどうぞよろしくお願いします.
安福規之(九州大学大学院工学研究院教授)
皆様の温かい支援に感謝しています.
新しい栽培技術をモンゴルのボグド村で実際に適用するところまでプロジェクトが進んでいます.
いただいた資⾦を最大限に活かせるように,精一杯努⼒します.
大嶺聖(⻑崎大学大学院工学研究科教授)
とにかく有難い気持ちでいっぱいです.
通常の研究資⾦と違って,支援して頂いた皆さんの顔が⾒えるので,常に背中を押してもらっているように感じ,やる気上昇に繋がっています.同時に資⾦は無駄にしてはいけないと強く思い,責任を感じながら灌漑システム設置の準備をしています.
丸居篤(弘前大学農学生命科学部准教授)
本プロジェクトにご賛同・ご協⼒頂き,本当にありがとうございました.皆さんのご支援のおかげで,栽培予定地にフェンスを建てることができました.本格的に栽培の準備が始まり,皆様の思いと責任を実感しております.
今後ともよろしくお願い致します.
古川全太郎(九州大学大学院工学研究院助教)
本プロジェクトにご支援頂き,本当にありがとうございました.
[プロジェクト結果報告]
本クラウドファンディングは,2018年8月28日に,当初目的を大幅に上回る金額で達成致しました.その直後,2018年8月31日からモンゴルの半乾燥地域であるボグド村に出向き,およそ一週間滞在致しました.
まず,これから栽培・緑化を行うための土地を,ボグド村の役場の方々と協議・相談の上決定致しました.現地住民やモンゴル科学アカデミーの調査メンバーの協力の下,栽培・緑化候補地に鉄製のフェンスを作成致しました.フェンスの全長は約400mで,200本の杭をおよそ3日で打ち込み,約0.8 haの土地をフェンスで囲うことがなんとかできました.
加えて,2013年から行っている小規模な緑化実験サイトにおいて,前年に行ったカンゾウ生育実験の結果をチェックし,使用した土質材料のサンプリングを行いました.
[収支報告]
皆さまからご支援頂いた資金は、モンゴルへの旅費で約95万円,首都ウランバートルとボグド村を往復するためのレンタカー代及び燃料費に約30万円,フェンス建設のための資材費及び運搬費に約40万円,現地作業員の方の謝金として約30万円使用させて頂きました.今回,ネクストゴールまでご支援頂いたため,残りの資金は,来年度の調査旅費の一部に充てさせて頂きます.




















