米原市清滝の京極家菩提寺・徳源院の三重塔修復にご支援お願いします。

はじめまして

私は京極家菩提寺・清龍寺徳源院の住職、山口光秀と申します。徳源院はバサラ大名として名を馳せた京極道誉、戦国時代を生き抜いた京極高次のゆかりあるお寺です。

その徳源院にある三重塔は長い年月を経て、傷みが激しく修復しなければなりません。

自己資金の負担も大きく、皆さまにご支援お願いするに至りました。

プロジェクトで実現したいこと

三重塔は寛文12年（1672）、讃岐丸亀藩主であった京極高豊が京極家先祖の墓石をすべて、ここ徳源院に集め、先祖の供養塔として建立しました。

滋賀県の指定文化財になっています。

高さ約15.5ｍ、柿葺（こけらぶき）。

本尊は如意輪観音菩薩像、右脇に地蔵菩薩立像、左脇に毘沙門天立像を置きます。

組物（くみもの）とは、中国由来の伝統的な木造建築において屋根を支えるために柱頭に設ける部材で、三手先（みてさき）は柱から外方に斗（ます）組みが三段出ているものです。手先の多い組物が格が高いとされています。

組高欄（くみこうらん）とは、高欄と高欄が直角に交わる箇所において、親柱を設けずそれぞれの水平材が直角に交わる高欄の名称です。

●昭和52年（1977年）に改修しました。

三重塔は昭和52年に改修しましたが年月の経過とともに傷みが激しくなり、屋根の杮葺（こけらぶき）が剥がれ落ち、屋根の一部が棄損しました。

このまま放置すれば手の付けられない状態になりかねません。

屋根が棄損

剥がれた杮葺（こけらぶき）

三重塔は滋賀県指定の文化財ですが、修復に補助金だけでは賄いきれず徳源院が足りない分を負担しなければなりません。

今回はクラファンという形で皆さまにご理解賜り、ご支援頂ければ幸いと存じます。

清瀧寺は弘安9年（1286）、京極家の初代・氏信が建立、京極家歴代の菩提寺である天台宗のお寺です。京極氏は鎌倉中期に近江源氏・佐々木氏から分かれました。

戦国時代から江戸時代にかけ、豊臣秀吉、徳川家康に仕えた京極高次と正室の初（はつ：浅井三姉妹の次女）は有名です。

（京極高次と初）

※京極高次肖像画は徳源院所有物です。

※初肖像画：小浜市常高寺より掲載許諾取得済み

●徳源院には三重塔のほかにも後世に伝えたい文化財がたくさんあります。その一部をご紹介します。

●徳源院は伊吹山の麓にあります。

徳源院は米原市北部の中山道60番目の宿場、柏原宿のそばにあり、関ヶ原までも数ｋｍのところです。戦国時代は数々の武将が往来し、時代の変化を目の当たりにしてきました。

清瀧寺徳源院（滋賀県米原市清滝288）

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今回のプロジェクトでは修復のご支援をお願いしていますが、これを機に京極家の菩提寺である徳源院を知っていただき、ご来院いただければと願っています。