ファージが最愛のペットを救える未来へー多剤耐性菌感染症の切り札ー

ファージが最愛のペットを救える未来へー多剤耐性菌感染症の切り札ー

寄付総額

10,557,000

目標金額 7,000,000円

寄付者
311人
募集終了日
2022年8月29日

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2022年07月08日 10:16

<カリフォルニア・ファージ書簡> 第1回

皆さんこんにちは。さて、このプロジェクトもスタートして1週間となりました。みなさまからの多くのご支援と反響をいただき、早くも最初の目標額の7割を突破してきました。みなさまのご協力のお陰です、ありがとうございました。ここからは、さらに多くの人にファージセラピーを認知していただけるよう我々もさらに頑張って行きます。みなさまも周りの方への周知も行っていただけると大変有難いです。本日は、このプロジェクトの中心メンバーの藤木先生より海外からのレポートが届いております。以下、お楽しみください。

 

<カリフォルニア・ファージ書簡> 第1回 University of California San Diego

 

 皆さんはじめまして。現在、カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California San Diego, UCSD)に研究留学中の藤木純平です。日本での所属は酪農学園大学 獣医学群 獣医学類 獣医生化学ユニットですが、本学の研究留学制度を活用し今年の春に単身渡米しました。UCSDでは医学部の客員研究員としてファージセラピーの研究に従事しています。

 

サンディエゴ国際空港に到着したJL66便。サンディエゴはなんと日本航空の直行便で行くことが出来ます!
成田−サンディエゴ間は往路が約9時間50分。結構短い!

 

 獣医なのに「どうして医学部で研究?」と思われるかも知れませんが、その個人的な答えは「逆に何故分けるの?」です。確かに高度化・専門化すればするほど、その境界はくっきり見えるかもしれません。しかし、自分達が推し進めるいわゆる“基礎研究”は、より一般的でより抽象的です。言い換えると、たくさんの物事に通じる内容、逆手を取ると、一つの発見でなるべくたくさんのことが説明できる研究、そんな成果を目指して日々頑張っています(日本でも)。そのスタンスは渡米しても全く変わりありません。特に、「ああでもないこうでもない」と考えている時には、一般性とその広がりがどんな分野でも研究の醍醐味かもしれません。

 

渡米後すぐにUCSD医学部を訪問。時差ぼけでやつれ気味。

 

 さて、今回は留学先のUCSDを少し紹介できればと思います。UCSDは、いわゆる“パブリック・アイビー”を構成するカリフォルニア大学システムの一つです。東海岸の私立大学の一群“アイビー・リーグ”(ハーバードやイェールなど)とよく対比されています。

 

 カリフォルニア大学システムは10の大学からなり、もしかするとカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA: 日本でもよくUCLAと書かれたTシャツやパーカを着た若者を見掛けます)やカリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF: iPS細胞の山中伸弥先生が在籍)、カリフォルニア大学バークレー校(UCB: CRISPR-Cas9のDr. Jennifer Doudnaが在籍)を知っている方も多いかも知れません。

 

 どうやらUCSDはそんなカリフォルニア大学の中でも、特に研究に力を入れている大学と言われているようで(University of California Science Departmentと呼ばれることもあるとかないとか)、確かに学部生教育よりも各研究所、研究施設での活動が活発なイメージは受けます。また、ソーク研究所やスクリプス研究所といったトップレベルの研究機関が隣接しており、そういった施設が主催する研究セミナーに気軽に参加できるのも魅力的なポイントかもしれません。一方で、学部生の活気の良いキャンパスライフも時折垣間見ることができ、放課後や休日には図書館が課題やレポートを必死でこなす学生(一概に定期試験の対策という訳では無い)で満杯になっていることがとても新鮮です。しかし、こちらの学生さんの長期休暇は本当に長いです。

 

UCSDのシンボル的なガイゼル図書館。課題をこなす学生さんでとても混み合っています。

 

 また、UCSDは西海岸の大学ということもあって、非常に多国籍で多様な文化が入り混じっていることをよく感じます。また、メキシコ国境に隣接している街なので、スペイン語で書かれた注意書きなども良く見かけます。そういった点で非常に多様なバックグラウンドに寛容な地域だなと強く思わされる毎日です。実際に、自分が所属している現在のラボも、ドイツ人 2名、スペイン人 2名、中国人 2名、日本人 2名(自分を含む)、イラン人 1名、フィリピン人 1名、アメリカ人 1名、で構成されており、英語以外の言語もよくラボを行き交っています。

 

所属ラボが入っているBiomedical Research Facility II (右手)と前庭。
ほとんど毎日が突き抜けるような晴天で曇り空だとなんだか損した気分になるほど。

 

 そんなUCSDでの研究生活もまだ始まって数ヶ月ですが、次回以降の回で、何故UCSDに来ることになったか、ファージセラピー研究の最前線、そしてアメリカでの研究生活や日常生活の四苦八苦について少しずつ発信できればと思います。楽しみにお待ちください!

ギフト

3,000+システム利用料


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3千円|応援コース

・お礼のメール
・活動報告レポート
・寄付領収証明書 ※寄付領収証明書の宛名はギフトのお届け先として登録されているお名前となります
・酪農学園基金HPにご芳名を掲載 ※希望者のみ
・オリジナルキャラクターのスマホ壁紙

※寄付領収証明書は、本学園への入金日の2022年10月の日付になり、2022年10月中旬から11月ごろの発送を予定しております。

寄付者
97人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

10,000+システム利用料


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1万円|クリアファイルコース

・お礼のメール
・活動報告レポート
・寄付領収証明書 ※寄付領収証明書の宛名はギフトのお届け先として登録されているお名前となります
・酪農学園基金HPにご芳名を掲載 ※希望者のみ/ギフトのお届け先として登録されているお名前が掲載されます
・オリジナルキャラクターのスマホ壁紙
・オリジナルキャラクターのクリアファイル

※寄付領収証明書は、本学園への入金日の2022年10月の日付になり、2022年10月中旬から11月ごろの発送を予定しております。

寄付者
148人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

30,000+システム利用料


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3万円|お気持ち上乗せ・クリアファイルコース

・お礼のメール
・活動報告レポート
・寄付領収証明書 ※寄付領収証明書の宛名はギフトのお届け先として登録されているお名前となります
・酪農学園基金HPにご芳名を掲載 ※希望者のみ/ギフトのお届け先として登録されているお名前が掲載されます
・オリジナルキャラクターのスマホ壁紙
・オリジナルキャラクターのクリアファイル

※寄付領収証明書は、本学園への入金日の2022年10月の日付になり、2022年10月中旬から11月ごろの発送を予定しております。

寄付者
30人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

50,000+システム利用料


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5万円|オンラインセミナーコース

・お礼のメール
・活動報告レポート
・寄付領収証明書 ※寄付領収証明書の宛名はギフトのお届け先として登録されているお名前となります
・酪農学園基金HPにご芳名を掲載 ※希望者のみ/ギフトのお届け先として登録されているお名前が掲載されます
・オリジナルキャラクターのスマホ壁紙
・オリジナルキャラクターのクリアファイル
・オンラインセミナー ※2022年秋頃実施予定/詳細は日程確定次第実施の2週間前までにご連絡差し上げます

※寄付領収証明書は、本学園への入金日の2022年10月の日付になり、2022年10月中旬から11月ごろの発送を予定しております。

寄付者
17人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

100,000+システム利用料


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10万円|研究室ツアーコース / オンラインセミナー

・お礼のメール
・活動報告レポート
・寄付領収証明書 ※寄付領収証明書の宛名はギフトのお届け先として登録されているお名前となります
・酪農学園基金HPにご芳名を掲載 ※希望者のみ/ギフトのお届け先として登録されているお名前が掲載されます
・オリジナルキャラクターのスマホ壁紙
・オリジナルキャラクターのクリアファイル
・オンラインセミナー ※2022年秋頃実施予定/詳細は日程確定次第実施の2週間前までにご連絡差し上げます
・研究室ツアー ※日程等詳細は寄付募集終了後1年内に個別に調整となります/何らかの事情により実施不可の場合もご返金致しかねます/交通費はご自身でご負担ください

※寄付領収証明書は、本学園への入金日の2022年10月の日付になり、2022年10月中旬から11月ごろの発送を予定しております。

寄付者
13人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

500,000+システム利用料


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50万円|企業さま/団体さま向け・オンライン講演会コース

・お礼のメール
・活動報告レポート
・寄付領収証明書 ※寄付領収証明書の宛名はギフトのお届け先として登録されているお名前となります
・酪農学園基金HPにご芳名を掲載 ※希望者のみ/ギフトのお届け先として登録されているお名前が掲載されます
・オリジナルキャラクターのスマホ壁紙
・研究室ツアー ※日程等詳細は寄付募集終了後1年内に個別に調整となります/何らかの事情により実施不可の場合もご返金致しかねます/交通費はご自身でご負担ください
・オンライン講演会 ※日程等詳細は寄付募集終了後1年内に個別に調整となります/何らかの事情により実施不可の場合もご返金致しかねます

※寄付領収証明書は、本学園への入金日の2022年10月の日付になり、2022年10月中旬から11月ごろの発送を予定しております。

寄付者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

1,000,000+システム利用料


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100万円|企業さま/団体さま向け・出張講演会コース

・お礼のメール
・活動報告レポート
・寄付領収証明書 ※寄付領収証明書の宛名はギフトのお届け先として登録されているお名前となります
・酪農学園基金HPにご芳名を掲載 ※希望者のみ/ギフトのお届け先として登録されているお名前が掲載されます
・オリジナルキャラクターのスマホ壁紙
・研究室ツアー ※日程等詳細は寄付募集終了後1年内に個別に調整となります/何らかの事情により実施不可の場合もご返金致しかねます/交通費はご自身でご負担ください
・出張講演会 ※日程等詳細は寄付募集終了後1年内に個別に調整となります/何らかの事情により実施不可の場合もご返金致しかねます/交通費のご負担をお願いします

※寄付領収証明書は、本学園への入金日の2022年10月の日付になり、2022年10月中旬から11月ごろの発送を予定しております。

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

3,000,000+システム利用料


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300万円|企業さま/団体さま向け・カスタム可能出張講演会コース

・お礼のメール
・活動報告レポート
・寄付領収証明書 ※寄付領収証明書の宛名はギフトのお届け先として登録されているお名前となります
・酪農学園基金HPにご芳名を掲載 ※希望者のみ/ギフトのお届け先として登録されているお名前が掲載されます
・オリジナルキャラクターのスマホ壁紙
・研究室ツアー ※日程等詳細は寄付募集終了後1年内に個別に調整となります/何らかの事情により実施不可の場合もご返金致しかねます/交通費はご自身でご負担ください
・出張講演会 ※個別に内容のカスタマイズが可能です/日程等詳細は寄付募集終了後1年内に個別に調整となります/何らかの事情により実施不可の場合もご返金致しかねます/交通費のご負担をお願いします

※寄付領収証明書は、本学園への入金日の2022年10月の日付になり、2022年10月中旬から11月ごろの発送を予定しております。

寄付者
1人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年3月

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