このクラウドファンディングは達成しませんでした。支援予約はすべてキャンセルとなります。銀行振込みにより支援を行った方には、当社より返金が行われます。

オーブンから始まる物語。ウクライナのお母さんに家族との時間を

オーブンから始まる物語。ウクライナのお母さんに家族との時間を
このクラウドファンディングは達成しませんでした。支援予約はすべてキャンセルとなります。銀行振込みにより支援を行った方には、当社より返金が行われます。

支援総額

160,000

目標金額 600,000円

支援者
12人
募集終了日
2020年1月31日

    https://readyfor.jp/projects/Sincerely-Ukraine-support?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

終了まで残り1週間を切りました。
本プロジェクトはAll or Nothingのため、
60万円に満たなければ1円も資金を受け取れません。
是非とも最後まで応援よろしくお願いいたします。

 

銀行振込でのご支援は、1月31日(金)15時までに銀行にて振込をしていただかなければ、目標金額に反映されません。

カードでのご支援は、1月31日(金)23時までご支援いただけます。

 

 

2014年、ウクライナ東部でおきた戦争ー。

罪のない家族の幸せな日々は

ある日突然、奪われました。

 

土地を離れ家族のために働くお母さんは
ゆっくり子ども達の顔を見る余裕すらない
生活を送っています。
そんな彼女にもっと家族との時間を過ごしてもらいたいと
プロジェクトを立ち上げました。

 

ちいさなちいさな、個人としての行動が
たくさんの笑顔につながることを願ってー。

 

 

 

手の届く範囲で、自分にできることを

 

はじめまして、都築美幸と申します。2018年までの12年間、ウクライナに住んでいました。国立言語大学に通い、通訳学科を専攻し、様々なボランティア活動にも参加してきました。多くのウクライナ人たちと活動を共にし、その間、ウクライナ人の夫との結婚、出産も経験しました。ウクライナは私にとって人生そのものです。

 

ちょうど息子を身ごもった2014年、忘れもしないマイダン革命が起きました。どこか遠くの世界のことだと思っていた戦争が、他人事ではなくなった瞬間でした。国内の情勢は悪化し、人々の生活は現在も困窮を極めています。日本に帰国した今でも、多くの友人が不安な日々を過ごしていることを思うと、自分にも何かできることはないかと、考えずにはいられませんでした。

 

そこで、自分の手の届くところから行動しようと、クラウドファンディングに挑戦することにしました。そうすることで、ウクライナのあるお母さんに業務用オーブンを届けたいと考えています。自宅でパティシエの仕事ができる環境が整えば、家族と共に過ごす時間を少しでも持てるようになります。

 

身近なできごとの応援として、皆さまのあたたかいご支援を、どうかよろしくお願い致します。

 

 

素朴で温かい、ウクライナ人に魅了されて


私はもともと、海外にも興味を持ちながらも、東京で働いていました。ウクライナに詳しい方と知り合ったことをきっかけに、ウクライナに留学。当初は1年間の予定でしたが、ウクライナの生活が気に入り、結局そのまま大学で通訳の勉強することを決意しました。

 

実際に住んでみて感じたことは、ウクライナ人はすごく素朴で温かく、思いやりのある人ばかりだということです。ウクライナは歴史上、いろいろな国から攻められた国ですが、一度も他国を攻めたことがないという事実が、その国柄を象徴しています。

 

また、ウクライナの友人たちが、お互い良いところ、悪いところを見つめながら、正直に話をしてくれたことは、私に多くの気づきを与えてくれました。自分の中での日本の常識、考え方が偏っていたんだと気づかされると同時に、ウクライナに来てはじめて、私自身の日本人としてのアイデンティティが確立したように感じました。


ウクライナ人の愛国心の強さにも触れてきました。愛国心を象徴する民族衣装は、入学式や卒業式はもちろん、建国記念日や発表会など、いつでも目にすることが出来ます。

 

 

マイダン革命、国民の生活は危機的状況に

 

2014年、ウクライナではマイダン革命が起きました。これをきっかけに、ロシアのクリミア併合及び軍事介入が起こりました。革命が起きてすぐ、ウクライナ硬貨のレートは1/3まで下がり経済危機に陥りました。

 

革命以降、ウクライナ東部の人々の多くは、家も車もなくし、愛する家族だけを連れて住み慣れない土地へ移動し、生活しなければなりませんでした。東部のドネツクから避難してきた人は少なくとも約50万人。中にはお金がない、他に頼る人がいない、そのような理由で逃げることすらできない人もいます。

 

私の夫は、そんなドネツクの出身です。夫の仕事上、私たちは首都キエフにいたため、大きな被害は免れましたが、彼の実家のアパートは爆撃を受けました。両親は幸い無事でしたが、窓ガラスが爆撃で壊され、コテージも爆撃を受けました。不発弾が残っているので、もうこれ以上家に帰ることは困難になってしまいました。

 

戦争はもはや私たちにとって、他人事ではありませんでした。変わりゆく街の様子や人々の姿に、とても大きなショックを受けました。

 

 

日本に帰国した自分にできること

 

ウクライナは今も、経済的困窮が続く現状です。キエフに逃れてきた多くの家族たちは、仕事、家、車など全ての財産を無くしてしまっているため、昼夜働き続け、アパート代を払うだけで精いっぱいの暮らしをしています。国による支援も行われていますが、決して十分とはいえず、特に持病を持っている人や子供のいる家族の暮らしは、困難を極めています。

 

2018年秋、私たち家族は夫の仕事の都合で日本に帰国しました。しかし私はそんな現地の人々のことが頭から離れず、何かできることはないかと思い続けていました。そこで頭に浮かんだのが、現地で知り合った家族、アゲイェヴァ家のお母さんのことでした。

 

 

 

罪のない家族の日常が、ある日突然奪われるということ

 

ウクライナにいた頃、私は東部難民支援団体に食料の支援をしたことがありました。そのときに知り合ったのが、アゲイェヴァ家でした。6人家族は現在、そのほかの多くの家族と同様に、元々住んでいたドネツクを離れ、キエフで生活をしています。困難な環境になっても仲良く、ポジティブで笑顔が絶えない明るい家庭です。

 

子ども達はそれぞれ、13歳の双子、12歳、10歳。みんな賢く、以前は音楽なども習っていて才能がある子たちでした。しかし、今は経済的に、そんな余裕はない状態です。

 

お父さんのセルゲイさんは、ドネツクで獣医の資格を持ち、以前は衛生管理士として働いていました。現在はキエフで食肉に関する衛生をチェックする仕事に従事しています。元々心臓に持病を持ち、癌の手術を受けた過去があります。


お母さんのリュボフさんは、以前はお店にお菓子やケーキを置く仕事をしていました。現在はキエフのレストランでパティシエして働いています。勤務時間は1日13~14時間におよび、毎日の睡眠はたったの3時間、給料は1日2000円程度だそうです。子どもたちが寝ているときに家を出て、寝たときに家に帰って来るような生活。そのため子どもたちと顔を合わせる時間は、ほとんどありません。

 

 

 

子どもの顔さえゆっくり見られない、そんな日々から抜け出すために

 

私は彼らに知り合った当時から、家族の状況を聞いてきました。そんな中、私にも何か出来ることがないか、とずっと考えていました。

 

そこで辿り着いたのが、「このお母さんにオーブンを買ってあげたい!」という想いでした。同じ子どもを持つ母親として、子ども達や家族と過ごす時間を、何よりも大切にしたい気持ちは同じです。業務用オーブンを購入し、自宅で仕事ができるようになれば、お母さんは生計を立てながらも、かわいい子どもたちと過ごす時間を持つことができます。

 

リュボフさんは、以前からボランティア活動にも積極的に参加するような方でした。もしオーブンを買うことができたら、被害にあった方たちにお菓子を配る活動や、バザーで売って支援金を集める活動もしたい、と話してくれています。彼女自身が、今度は被害に遭われた方を支援する側に、なることができます。

 

<資金使途>

・オーブン代     300,000円
・渡航費 80,000円

・クラウドファンディング手数料    220,000円

※今回のプロジェクトは、2020年04月30日(木)までに、私自身がウクライナに渡航し、現地でオーブンを購入し、家族に寄贈することを以て、実施完了とします。

 

 

 

ちいさな想いが繋がって、より多くの人に笑顔が戻ることを願って

 

今回、オーブンを寄贈するというこのプロジェクトは、ほんとうにちいさな、ひとつのアクションにすぎないかもしれません。ウクライナの人々を支援する方法は、支援団体による寄付の他、孤児院や老人ホーム、学校に直接寄付するなど、さまざまあります。しかし、あえてこうして私個人がクラウドファンディングを通じて、ひとつの家族のために行動を起こすことで、「一つの地球に住んでいる家族として、国境を越えて支えあえる」そんなメッセージを伝えていきたいと思っています。

 

誰かに支えられた家族は、また他の誰かを支えることになります。こういったちいさな活動が少しずつ広がって、より多くの人が笑顔を取り戻していけたらと、心から願っています。そのような活動が海を超え、日本の皆さまに知って頂ける機会となり、ウクライナ支援に繋がれば、こんなにうれしいことはありません。この家庭だけではなく、現地でまだ困っている方たちにも、支援が広がることを願っています。

 

今回のプロジェクトはその第一歩です。皆さま、どうかご支援をよろしくお願い致します。

 

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/Sincerely-Ukraine-support?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

12年間ウクライナに住んでいました。革命後、まだまだ支援を必要とするところは沢山あります。今回支援をする家庭から一歩ずつですが支援活動が広げられるといいなと思います。何卒宜しくお願い致します。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/Sincerely-Ukraine-support?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

5,000


【家族愛が広がりますように!】お気持ちコース

【家族愛が広がりますように!】お気持ちコース

・家族からのお礼のビデオレターを送らせていただきます

申込数
5
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月

10,000


【家族愛が広がりますように!】現地からお土産コース

【家族愛が広がりますように!】現地からお土産コース

・家族からのお礼のビデオレター
・ウクライナ現地からのお土産

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月

5,000


【家族愛が広がりますように!】お気持ちコース

【家族愛が広がりますように!】お気持ちコース

・家族からのお礼のビデオレターを送らせていただきます

申込数
5
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月

10,000


【家族愛が広がりますように!】現地からお土産コース

【家族愛が広がりますように!】現地からお土産コース

・家族からのお礼のビデオレター
・ウクライナ現地からのお土産

申込数
1
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年5月
1 ~ 1/ 7

プロフィール

12年間ウクライナに住んでいました。革命後、まだまだ支援を必要とするところは沢山あります。今回支援をする家庭から一歩ずつですが支援活動が広げられるといいなと思います。何卒宜しくお願い致します。

最近見たプロジェクト

もっと見る

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る