美しい海を未来へ｜海洋プラスチックの問題に、あなたからの追い風を！

 

皆様、こんばんは。

 

瀬戸内国際芸術祭2022秋会期も、終盤に入っていますが、粟島で、TARA展が開催中です！

 

10月の三連休には、クラウドファンディングのリターンで、瀬戸内国際芸術祭2022のパスポートを選んで下さった方の中で、”レクチャー”にご参加をご希望して下さった方々と、1日、粟島でご一緒に過ごさせて頂きました。

 

 

今年のTARA展では、科学探査船タラ号に乗船したアーティストの日比野克彦、大小島真木、Nicolas Floc'h の作品や、2003年より世界中で行われているタラ号の研究活動を紹介する展示の他、「タラ オセアン ジャパン」が2020年より日本全国で行っている、Tara JAMBIOマイクロプラスチック共同調査の中間発表展示をしています。

 

クラウドファンディングをきっかけに粟島に来て下さった方には、ご支援下さった、Tara JAMBIOマイクロプラスチック共同調査から生まれたアートプロジェクト、「日比野克彦「種は船TARA JAMBIO ART プロジェクト」2022」の乗船ワークショップも、喜多直人TANeFUNe船長や、科学者のシルバンの元、楽しんで頂きました。

 

日比野克彦　「種は船　TARA　JAMBIO　アートプロジェクト2022」

 

 

また、特別プログラムとして、TANeFUNe乗船時に採集したプランクトンも、顕微鏡で見て頂く事が出来ました。

 

 

海の生態系の根幹をなし、大変重要な役割を果たすプランクトン。

是非、またどこかで見て頂く機会を設けられたらと思っております。

 

粟島は、タラ オセアン ジャパンが、2019年に海洋環境教育で連携協定を結んだ三豊市に属する自然豊かな美しい島です。タラ オセアン ジャパンは粟島で「粟島海洋環境クラブ」等の活動を行い、こども達への海洋環境教育を行う拠点でもあります。

 

2022年4月29日-30日、9月24日-25日には、[#タラ号ポスターコンクール2022 ]の優秀賞に輝いた受賞者親子を招待し、海だけではなく、自然の美しさを感じる事が出来る粟島で、様々な活動をする事を通して、海や自然を守る事の大切さを再認識しました。

 

もし、粟島にいらっしゃる時は、是非、粟島に1泊して頂き、夕方は、西浜の美しい夕陽を、ノンビリ楽しんで頂き、

　瀬戸内国際芸術祭2022　日比野克彦　Re-ing A　（粟島の西浜）

 

次の日の朝は、城ノ山（上り、30~40分）の山登りもおすすめします。

城ノ島頂上から見える360度の瀬戸内海の”多島美”は、必見です。

何度登っても、感動します。

 

世界中の海を航海し、科学調査し、海の状況を、科学とアートと教育の力で、「見える化」し、海洋保全の重要性をお伝えしている、TARA展。

 

Nicolas Floc'hコッコリトフォーハット（植物プランクトンの円石藻を表現）

 

大小島真木　

タラ号乗船中に目撃した、鯨の遺体に着想を得て、一連の「鯨の目」シリーズ作品が生まれました。

 

 

「海の復権」をテーマに掲げ、美しい自然と人間が交錯し交響してきた瀬戸内の島々に活力を取り戻し、瀬戸内が地球上のすべての地域の「希望の海」となることを目指し、瀬戸内海の12の島々と港で開催されている、瀬戸内国際芸術祭2022は、11月6日までです。

 

是非、粟島で、海や、自然、アート、島の人たちとの交流を楽しみ、満喫し、海や自然を守る事の大切さを、今まで以上に感じて頂けたら幸いです。