美しい海を未来へ｜海洋プラスチックの問題に、あなたからの追い風を！

 

皆様のご支援により、継続する事が可能になった、「Tara JAMBIOマイクロプラスチック共同調査」のその後の経過をご報告させて頂きます。

 

10月19日から23日まで、お茶の水女子大学　館山湾岸生物教育研究センターのご協力を頂き、マイクロプラスチックの調査と、教育、啓発イベントを無事に終える事が出来ました。

 

 

お天気にも大変恵まれ、毎日、美しい富士山を見ながら、調査やイベントをする事が出来ました。

 

 

しかし、一見、大変美しい海ですが、マイクロプラスチックは残念ながらありました。

 

詳しい研究は、これから続くのですが、2020年10月に始まった当プロジェクトで、北は北海道の厚岸から、南は、九州の天草まで、沿岸海域のマイクロプラスチックの調査を続けていますが、既に処理済のサンプルの全てに、マイクロプラスチックの存在を確認しています。

 

 

一度、自然界に出てしまった、マイクロプラスチックを全て回収するのは、不可能です。

 

これ以上、プラスチックやマイクロプラスチックが海や、自然界に出てしまわないようにするための対策と実行が重要です。

 

 

タラ オセアンの活動では、科学研究と共に、教育、啓発イベントも、重要な活動と位置付けています。

 

 

こちらのサイトでも、参加者を募集させて頂いた、10月22日（土）と、23日（日）のイベントには、地元の方から、遠くからいらして下さった方まで、それぞれ、20人以上の方にご参加頂きました。

 

 

22日には、タラ オセアン ジャパンが、その日本語吹替版の共同制作に取り組んだ、アメリカのドキュメンタリー映画「マイクロプラスチック・ストーリー　～ぼくらがつくる2050年～」の上映会も行いました。

 

 

上映会の後の話し合いや、アンケートでも、大変貴重なご意見、励ましのお言葉などを頂き感謝しております。

 

 

ご参加して下さった方々の感想の一部をご紹介させて頂きます。

 

 

ー映画鑑賞を皆さんと観れて、ゴミ拾いもで来て、細かいめのザルにふるって極小の発砲スチロールやプラスチックゴミを観察して驚きました。とても有意義な時間を過ごせて心から感謝しています。ありがとうございました。

 

ー活動内容に､共感を覚えました。

 

ーきょうかんをおぼえました。共に努力をしていきたい！

 

ータラの存在を知ったこと。果てしない海洋プラスティックの調査に感謝の思いです。

 

ー研究者の意見が聞けて良かった。

 

 

＜プログラムに参加して、これからやろうと思う事があれば、お書き下さい。＞　という質問へのご回答。

 

ーレジ袋を使わないなど、子供と共にこれまで以上に意識するようになりました。プラスチックが環境汚染につながっていることをリアルに体験したからだと思います。

 

ーできるだけプラスチック製品を選ばない、洗剤の選び方は気をつけていたが、洗濯の回数を減らす事は考えていなかったので、早速実践しています。

 

ー家庭でも洗濯回数を減らしたり、ペットボトルを買わず、マイボトルを使用するなどしていきたいと思いますが、言われる通り、ひと家庭でしたって限度があります。私はデザインの仕事をしてるのですが、お客様にプラスチックを使用しないよう提案をしたり、企業的にも脱プラの方向で考えていただけるようにブランディングしたり、今回の体験を伝えていきたいと強く感じました。

 

 

＜映画の感想＞

 

ー子供達が世界の海で起きていることを理解し、精一杯日本語の吹き替え作業をしている様子を見てまだ日本には海を綺麗にできる力の可能性を感じました。日本中の学校の教材としてこの映画を公開し、さらなるムーブメントを起こして頂きたいと思いました。

 

ー親世代を教育するのは、子供から教育するのが一番早いのだと思った。

 

ー子供達が 危機的状況を学び感じて積極的に 自分達が出来る事を始めて意識しながら 先生や周りの人達に 話しをして一緒に 行動範囲を広げていく様子は とても感動しました。素晴らしいです。

 

 

 

これからも、海洋保全の重要性、マイクロプラスチックをはじめとする多くの危機に直面している海洋の現状をお伝えし、私たち、一人一人が出来る事を、ともに考え、多くの方にお伝えしていきたいと思います。

 

 

皆様のご支援に、改めまして、心より感謝申し上げます。

引き続き、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

活動に関しての、ご質問、ご感想などもありましたら、ご遠慮なくお知らせください。