寄付総額
目標金額 1,000,000円
- 寄付者
- 119人
- 募集終了日
- 2017年10月10日
"山を知る、調べる"#4 「写真測量で積雪深を探る」
日本の多くの山が,冬季は雪に覆われます。雪は風上から吹き払われ,風下に吹きだまるため,とくに森林限界を越えた場所では,稜線を挟んで非対称な景観をみることができます。例えば,吹きだまった雪が遅くまで残るところでは,周囲とは異なる草地や裸地になっていたりします。また,日本アルプスでは,数万年前の氷河期に,雪がたまりやすい東向きに氷河がよく発達した結果,現在,その氷河がつくったお椀状の地形(カール)が並んでいます。
ここで紹介する研究では,氷河よりもずっと小さなスケールですが,吹きだまった雪が急斜面をずるずると滑って,地面をところどころ今も削っている様子を調べています。調べている学生は,つくばから足繁く上越国境に通って山に登ります(写真1)。まず雪がどこにどれくらい積もっているのかを知りたいのですが,対象地は,雪が深くて測深棒が役に立たない,しかも時期によっては雪崩の危険があって入れない場所にあります。そこでドローンからの空撮写真を用いて測量しました(図1)。測量によって明らかにした雪面の標高から,無雪期の標高を差し引くと雪の深さがわかります(図2)。実際に地面がどれくらい削られたのかを調べる方法の一つも,同じにように,異なる時期に写真測量を実施して,それぞれの地表面の高さの差を取ることです。ただ,こちらは数cm単位で高さの変化を知るために,上空からではなく,長い棒の先に付けたカメラで画像を撮っています。
こうした写真測量手法を活用すると,何気なく見ていると同じように見える山の景色が,実はあちこちで変化していることを詳しく知ることができます。
池田敦
ギフト
3,000円
3,000円コース
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- 寄付者
- 44人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年3月
10,000円
10,000円コース
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- 寄付者
- 65人
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- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年3月
30,000円
30,000円コース
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- 寄付者
- 4人
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- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年3月
50,000円
50,000円コース
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- 寄付者
- 5人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年3月
100,000円
100,000円コース
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希望される方には、HPにお名前(またはハンドルネーム)を記載させていただきます。
学術集会の報告書を郵送にてお送りします。
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- 寄付者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年3月
300,000円
300,000円コース
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学術集会の報告書を郵送にてお送りします。
希望される方には、公開セミナー、学生との交流会、各フィールド見学ツアーのご案内をお送りします。
- 寄付者
- 0人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年3月