先日、麻見先生と打ち合わせをしてきました。

 

比較的、栄養素の不足しがちなお子さん向けの補食であったり、運動前のエネルギー補給であったり、ターゲットとなるシーンを増やしても…というお話も頂きましたが、やはりここは成人男性が強度の高いトレーニング後に摂取する補食1本で行こうということに。

 

補食で摂取すべき栄養素についても、最新の運動栄養学の知見に基づき、ある程度方向性が整理されました。主な内容は以下の通り。



①1日に摂取すべきタンパク質は、体重1Kgあたり1.5g
体重1Kgあたり2g、3gといった意見もよく見かけますが、その数字に裏付けはなく、運動栄養学的に、筋肉増強の効果としては体重×1.5gで充分とのこと。
これが人体の機能として、効果が見込める上限量なので、トレーニングの強度とも特に関連はないようです。

②たんぱく質摂取の基本となるのは、1日3食の食事で、補食は食事に影響を及ぼさない量であるべき
体重にもよりますが、1度の食事で30g程度のタンパク質が摂れていれば、血中アミノ酸濃度は1日を通してある程度キープできるようなので、プロテインや補食などでむやみやたらにタンパク質を摂取しても効果はないとのこと。
各人の体重をベースに、摂取すべき適切なタンパク質量(体重×1.5g)を出し、足りない部分を補うのが、補食としての役割です。
そういう意味で、1度の補食で30gのタンパク質を摂取する意味は薄いとの事なので、今回開発する補食においては、20gをターゲットにしようと考えております。

③運動後、タンパク質と同時に摂取する糖質の量は目的に応じて変わる
これが、今回の打ち合わせの肝になると思います。筋肉を増強させようとした場合、トレーニング後に糖質を多く摂る事はしない方が良く、タンパク質と糖質の比率1:1で充分とのこと。
ただ、連日トレーニングや試合が続いたりで、リカバリー優先で翌日に疲れを残したくない場合には糖質は多めに摂った方が良くタンパク質と糖質の比率は1:3程度摂った方がいいようです。
この補食においては、筋肉の増強を見越しつつ、多少リカバリーの要素も入れたいという事で、タンパク質と糖質を1:2で配合した商品ということで決めました。
(いずれはラインナップとして、タンパク質と糖質の比率が1:1、または1:3の補食を作り、目的に応じてユーザーが選ぶようにしても面白そうです)

という事で、今回の打ち合わせで決まった内容と元々のコンセプトをまとめると『伝統的な和菓子の素材を使い、食事に影響を及ぼさないボリューム感で、タンパク質20g、糖質40gを含み、脂質は極力減らし(100gあたりの脂質量3g以下を目標)、日持ち1か月以上の商品』となりました。


今後は、まず麻見先生に上記条件を満たすため、使うべき素材と量のたたき台を出して頂き、その配合を元に「和菓子」という形に仕上げる予定です。年内には、一度形にできればいいなとは考えております。

では、次回報告をお楽しみに…

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