Dream Challenge Cup4th開催のご報告
今年で4回目となる、学生団体WorldFut 主催Dream Challenge Cupを開催致しましたことをご報告いたします。
ご報告遅れましたことをお詫び申し上げます。
今回のプロジェクトにご支援いただいたみなさま、また、このページを見てくださった皆様、応援メッセージを送ってくださった皆様のおかげで無事、大会を開催することができました。誠にありがとうございます。
また、大会開催において、諸事情により当初のスケジュールと会場を変更し、開催致しましたことをご報告と共にお詫び申し上げます。
当初の予定では、8月24日、25日にプノンペン・オリンピックスタジアムにて大会を開催する予定でありましたが、変更後25日にCambodia Airways Stadiumにて開催致しました。
その変更の経緯を説明させていただきます。
8月19日にカンボジアに到着してすぐにカンボジアサッカー協会の方と打ち合わせをした際に、当初の予定であったプノンペン・オリンピックスタジアムの使用は不可との報告を受けました。その理由は、9月から始まるカタールワールドカップ2次予選の試合会場となるため、芝生の改修工事を行うとのことでした。そこから協会の方にご協力いただき、新たな会場を探し、8月22日に、Cambodia Airways Stadiumを8月25日の1日のみ使用できることとなりました。Cambodia Airways Stadiumはプノンペン・オリンピックスタジアムと大きさは異なりますが、プロのリーグ戦が行われる会場であり、素晴らしい会場でした。
このような経緯により、8月25日にCambodia Airways Stadiumにて1日開催するに至りました。
Dream Challenge Cup 4thの目的は「カンボジアのサッカーが好きな子供たちの日常に、オリンピックスタジアムでサッカーをするという非日常を提供し、さらなる夢や目標を持つきっかけを創る」というものでした。
「オリンピックスタジアムでサッカーをする」という目的は達成できませんでしたが、参加した子ども達に素晴らしい環境でサッカーをする機会を提供でき、大会を通して大きな価値を残すことができたと自負しています。
今大会には、プノンペンやシェムリアップ、またプレイベン州やコンポンスプー県など様々な地域から計12チームに参加して頂きました。参加チームの多くは普段、練習はたくさん行っているものの他チームと試合をする機会がほとんどないというチームばかりでした。この試合をする機会が少ないというのがカンボジアサッカーの小学生年代の課題でもあります。当プロジェクトのDream Challenge Cupはまさにこの課題に対してのアプローチでもあります。
そのような子供たちにとってこのDream Challenge Cupという大会はまさに貴重な機会なのです。
大会を通しては、子ども達のさまざまな感情、表情を垣間見ることができました。ゴールを決めて仲間とセンターサークルに集まり喜びを爆発させている姿、試合に負けて涙を流している姿、また、試合に勝って涙を流している姿もありました。そのような姿から、今年で4回目となる本大会がカンボジアの子ども達にとっていかに大きな価値のある大会なのかを改めて認識することができました。
みなさんからご支援いただいた資金は、大会運営費のほか子ども達の昼食、また、移動費に充てさせていただきました。
まず、大会運営費の詳細を説明させていただきます。
・テント:280$
・ゴールレンタル:20$
・ゴール運搬のためのトラック:100$
・審判手当:200$
・IMATOKU様手当:40$
・医療用品:17$
・水:100$
・氷:50$
・ボール24個:200$
次に参加チームの昼食と移動費についてです。
※これらはすべてのチームに無条件に支給するのではなく、自力での移動と昼食の用意が難しいチームのみの支給です。その中でも、当大会に強く参加の意思が分かるチームに対して、これらの補助を行いました。なお、今大会は4つのチームに移動と昼食の補助を皆さまから頂いた資金から補助させて頂きました。
その詳細を説明させて頂きます。
・昼食代:200$
・移動費:500$
この4つのチームはいずれも、移動と昼食の補助がなければ、今大会に出場できていませんでした。しかし、皆さまのご支援のおかげで参加できた子ども達は貴重なかけがえのない経験をしたことと思います。事実、4つのチーム全てが敗退したあと涙を流していました。また、ある一つのチームのコーチスタッフからは次の言葉を頂きました。「移動や昼食などを補助してくれてありがとう。君たちがいなかったらこんな経験できなかったよ」私たちWorldFutは、この言葉を頂き、本当に大会を開催して良かったと心から思うことができたと同時に、今後も継続していかなければいけないという責任も改めて認識することができました。
次にリターンの状況についてご報告させて頂きます。
8/31日現在、WorldFut一同はDream Challenge Cup含む、すべてのプロジェクトが無事、大成功の下で終了しシェムリアップに滞在しています。9月1日はアンコールワットやキリングフィールド、トゥールスレンを回り、9月2日の夜の便で日本に帰国致します。
よって、リターンの発送時期は10月の中旬を予定しております。感謝の気持ちを込め、丁寧に送付させて頂きますので、しばらくお待ち頂けると幸いです。
今年で4回目となる、学生団体WorldFut主催Dream Challenge Cupを開催できたことは全て、本プロジェクトにご共感頂き、ご支援してくださった皆様のおかげであります。
本当にありがとうございました。
また、学生団体WorldFutは今後もカンボジアのサッカーの好きな子ども達のために活動を続けて参ります。
今後とも、何卒、学生団体WorldFutをよろしくお願い申し上げます。
以下の学生団体WorldFut公式SNSにて、後日Dream Challenge Cupの様子をアップロードさせて頂くので、こちらもよろしければご覧ください。
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