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アジサイが盛りです

 

 

久しぶりの更新になってしまいましたが、如何お過ごしでしょうか。

 

今日の上野は、梅雨らしからぬ爽やかな青空が広がっています。

上野公園も芸大のキャンパスも、木々の緑とともに、夏の気配が濃くなってきました。

 

芸大の美術学部のキャンパス(上野駅からくると、道を挟んで右側が音楽学部、左側が美術学部になっています)を入ると、左手の守衛所の奥に、ロダンの《青銅時代》という作品が立っています。その向こうに皇居の旧二重橋を飾っていたという電燈があり、さらにその向こうにレンガの建物が見えます。レンガの建物は陳列館と呼ばれる昭和4年に竣工した、作品の展示を目的とした建物で、研究室が企画した展覧会などが盛んに開催されています。

 

その、ロダンのすぐ後ろ、陳列館前の小さなスペースに、藝大の花であるアカンサスが生えています。そして、そのアカンサスを囲うように植わっているのが、今日の主役アジサイです。

 

アカンサスとアジサイ。奥に見えるのが旧二重橋の電燈と陳列館です。

 

アジサイ。紫陽花という漢字がぴったりの(といってもこの漢字は誤用が定着したものだそうですが)、太陽のように丸い、色とりどりの花を咲かせます。学名はハイドランジア、ギリシャ語で水の器、という意味があるそうです。水の器なんて、梅雨時期に咲くこの花らしい美しい名前ですね。

しとしと降る雨の中、いつまでも見ていたくなる、かわいらしい花です。

 

是真はアジサイを、二枚描いています。

 

柴田是真《千種之間天井綴織下図》のうち 紫陽花

 

柴田是真《千種之間天井綴織下図》のうち ガク

 

 

一枚は、青を基調としたアジサイ、一枚はガクアジサイを描いています。

よくよく見てみると、いくつもの色を使って、アジサイのガクを描き分けており、本当によく実物を観察していることがわかります。

 

 

 

 

 

明日から藝大美術館では、若手アーティストたちの作品が並ぶ展覧会が始まります(6月25日まで)。

お運びいただき、芸大のアジサイと、アカンサスと、アーティストたちの競演をぜひお楽しみください。

 

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