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芸大美術館の岡本です。

上野公園の桜は盛りを過ぎましたが、まだまだお花見にくるお客様でにぎわっています。

今日は、是真の描いた桜の図でお花見など如何でしょうか。

柴田是真 《千種之間天井綴織下図》のうち「桜花」 

 

タイトルは「桜花」とあるだけで、どんな種類の桜を描いたものかわかりません。赤い葉が花と一緒に出ているので、山桜の一種でしょうか。

左下を起点とし、大きく開いた花の群れを真ん中に置いて、そこから噴水のように枝が立ち上がって、葉やつぼみが弧を描いて落ちていくデザインは、さすが是真です。

 

柴田是真《千種之間天井綴織下図》のうち「糸桜」

 

一方「糸桜」は、柔らかくしだれる小ぶりの花をちりばめています。

 

柴田是真《千種之間天井綴織下図》のうち「山桜」

 

「山桜」では赤い大きな葉が主役となることで、淡い桃色の桜の可憐さが一層引き立っています。

 

ひとくちに桜と言っても種類は様々、描き方も様々です。

芸大では今、御衣黄桜が盛りです。

ぜひご来館ください!

 

 

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