[高専退学]アメリカで天文学と電気電子工学を学び続けて研究したい!

[高専退学]アメリカで天文学と電気電子工学を学び続けて研究したい!

支援総額

741,000

目標金額 700,000円

支援者
34人
募集終了日
2023年3月31日

    https://readyfor.jp/projects/_18201716?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロジェクト本文

終了報告を読む

 

 

自己紹介

 初めまして!私は2022年8月から、アメリカのアリゾナ大学で天文学(宇宙物理)と電気電子工学を専攻しながら、大学で研究も行っています。(現在1年目に在学中)アリゾナ大学に来る前は鈴鹿高専で電気電子工学を学んでいました。とにかく宇宙への興味だけで天文学者を目指しています!そんな私の天文学への情熱に溢れたこのプロジェクトをぜひみていってください!!

 

 

宇宙(天文学)への興味

 

 『タイムマシンを作りたい』これが私が天文学を学ぶ理由の全てです。笑 私が初めて宇宙について学んだのは小学校6年生の天体の授業でした。天体の授業の導入として当時の担任の先生が「ものすごく遠いとこからすっごくよく見える望遠鏡で地球を見ると昔の地球を見れるよ」と教えてくれました。何の知識もない小学生だった私は、全く意味がわからないまま、なんだそれ面白そう!タイムマシンみたいじゃん!何でそんなことが起こるの?!その先生の一言で私の興味は爆発し、その日から先生の言った言葉を解読するように専門書を読み漁り、どうしたら実現できるのかをひたすら考えていました。あるとき、タイムマシンに関することはほとんど宇宙が関係していて、宇宙の原理(物理)が分かれば実現できそうだと気づきました。そしていまだに謎だらけの宇宙を学びたい。そう思うようになりました。このときの先生の一言が私が宇宙を目指すきっかけです。

 

高専=宇宙??

 

 中学生の頃から将来は宇宙開発に携わりたいと考えていた私は、宇宙開発には機械の制御、通信が必須だろうと思い、鈴鹿高専で電気電子工学を学び始めました。しかし言うまでもなく高専の電気電子工学科は電気を学ぶところであり、物理や天文学を学ぶ機会は限られていました。ものすごく楽しそうに、電気を学び実際に機械を作るクラスメイトを見て少しうらやましかったです。高専1年生が終わる頃には、電気も楽しいけどやっぱり宇宙の勉強がしたいと思うようになりました。また、ハヤブサ2のミッションメンバーの講演会など宇宙開発に関わっている人の話をたくさん聞いていくうちに、ああ、宇宙開発の中でも電気の分野は電気が好きな人にやってもらったらいいんだと思い、天文学を学ぶために高専を高校卒業資格がもらえる3年次で退学し、大学に入学することを考えはじめました。

 

アリゾナ大学ってどこ?

 

 皆さんアリゾナ州って知っていますか?アリゾナ州は街の光が少ない、山間部で空気が澄んでいるなどの理由から星がとっても綺麗に見えるんです!宇宙を研究するに欠かせない星が見える条件が揃っているアリゾナ州は天文学が盛んな州です。私の通うアリゾナ大学では、多くの教授が研究を行っており、学生の研究も盛んです。(私が受けている惑星科学の教授はNASAで働いていたそうです)大学のもつ研究施設で研究していることもあれば、地球規模の研究グループに所属して研究を進めている教授もいます。このような教授から直接天文学を学べる学校は世界中を見ても非常に限られていると思います。学部生向けの研究プログラムが用意されていたり、アリゾナ州の学生向けのNASAでのインターンプログラムも用意されているため、天文学専攻の学生には人気の大学です。

研究(天文学×電気電子工学)

 

 日本でも海外でも基本的に大学3,4年生は研究室に入り、卒業研究を進めていくと思います。しかし、私は研究室の先生に直談判し、1年生の後期から研究室で自分の研究をさせてもらえることになりました!!今は研究の準備として、高専時代に学んだ知識の復習とその発展の内容の学習をしています。これから、ブラックホールと宇宙の初めの特異点の研究を進めていく予定です。

 

 

なぜ高専を退学したか

 通常5年間のカリキュラムがある高専では、卒業すると準学士(短大卒業)の資格がもらえます。卒業後は、そのまま就職するか大学の3年生に編入する人がほとんどです。私は5年生の卒業までは待たずに3年生の高校卒業資格がもらえるタイミングで退学しました。高専の退学を決めた理由としては、電気電子工学だけではなく天文学を専攻したかったから。専攻を加えるとなると、高専卒業後にアメリカの大学に編入するのは非常に難しいです。入学できても大学1,2年生からやり直すことになります。だったら高専を3年生で退学してアリゾナ大学で学びたいと思い、高専3年生のうちから大学受験を決めました。

 

 

 

プロジェクトの目的

 

1.自身の学費の調達

 素晴らしい環境にいる反面、アリゾナ大学で学ぶための費用は高額です。大学から年間234万円ほどの返済不要の奨学金をもらうことができましたが、それでも学費の半年分ほどです。また、天文学と電気電子工学のふたつの学位を同時に取得しようと考えているので、天文学専攻だけの場合に比べ1.5倍の授業を取らないといけません。そして日本からの留学生はアルバイトの時間が週20時間までと決まっているため、アルバイトで学費を補うのは難しいです。海外大学に通うための学費を全額負担してくれる民間の給付型奨学金も検討したのですが、ほとんどがアメリカの有名大学向けで私の通うアリゾナ大学は対象校に入っていません。これは天文学だけに絞った世界ランキングがないことや膨大な学費を援助してもらうには有名な大学に入る必要があるからです。ただ、私はアリゾナ大学が自分が学ぶのに一番の場所であると思っているしここで学ぶことに意味があると思っています。この大学に在籍し続けるために、これまで通り研究室でのアルバイトや給付型の奨学金への応募を続けていきながら、このプロジェクトで少しでも学費を賄えたらと思っています。

 

 

2. 進路に迷う高専生へのメッセージ

 国立高専はエンジニアになるための学習内容がほとんどで、定期テストやテスト以外のレポートや工学の活動が多く、いい成績を取ることはもちろん進級するのでさえ大変な学校です。高専の5年間を留年せずに生き延びるのは、エンジニアになりたいという明確な目標がない人にはとても厳しいことだと思っています。そんな生活の中で、あれ、なんか高専違うかもと思い始めたり、このままでは進級も難しいから他の大学に移ろうと考えている人も少なくありません。しかし、高専という閉ざされた環境では進路変更をする人は多くないため、十分な計画ができないまま、成績が足りなくて退学してしまう人が少なからずいます。私は、少しだけでもその人たちの力になりたいと思っています。このプロジェクトを見ることで、退学は悪いことではないと思ってもらいたいです。もちろん高専の中で次の進路の準備をするのは簡単なことではなく、相当の覚悟がいると思いますが、高専を出ることで見えてくるあたらしい世界が確実にあります。授業についていけない、もう高専にいたくない、新しいことをしてみたい。理由は正直なんだっていいです。どんな理由でも一歩外に出たいという気持ちがある人は私の活動を見てああこんなことをしてる人もいるんだと思ってほしいです。もし私の高専時代やこれまでの活動をもっと知りたいという方がいたら、気軽に連絡していただけたらうれしいです。

 

これまでの活動

小学生で宇宙にハマる

 

小学生で宇宙にハマってからは毎日のように図書館や本屋さんに通い、宇宙や物理に関する本をひたすら読んでいました。また、地元の天文台に毎月通ったり科学館に通ったりもしました。卒業文集にも天文学者になると書きました。

 

鈴鹿高専入学

高専に入学し毎日の勉強が忙しく科学館や天文台に頻度は減りましたが、本屋さんにいっては宇宙・物理コーナーの本を買い占めていました。海外に興味を持ち始めてからは自由に使える時間をほとんど英語の勉強に費やしました。

 

祖父の経営する会社の工場でアルバイト

高専で電気を学んでいるのならと、祖父が経営する会社の工場で仕事を手伝わせてくれました。自分の作ったものが社会を動かす一部になると考えると、学校で習った作業でもすごく緊張しました。

 

トビタテ留学JAPAN

高専3年生の夏にアメリカに語学留学にいくため、文部科学省のトビタテ留学JAPANに応募しました。コロナの影響で奨学金をもらうことはできなかったけれど、ここで出会った人たちの影響もあり海外の大学を本格的に目指し始めました。

 

銀河学校

 

 

高専在学中に東京大学の研究施設である木曽観測所にて行われた銀河学校に参加しました。木曽観測所のシュミット望遠鏡を使わせてもらい、天体の色と明るさから地球からどれほど離れているか測定し、銀河系の地図を作るということをしました。自分で望遠鏡を動かすコードを書くところから、画像の解析、その正確性を検討することは初めてだったのでとても大変でしたが、自分の興味を再確認し、人から学ぶだけでなく自分の手で研究がしたいと強く思わせてくれました。

 

高専退学まで

高専の英語の先生やALTの先生を含め私の受験を応援してくれた先生方のおかげで、受験準備を進めることができました。アメリカを目指し始めた頃は学校の授業以外で英語の勉強をしたことはありませんでしたが、なんとか高専3年生の冬に大学の要求する英語のスコアを取ることができました。その後、無事に第一志望のアリゾナ大学に合格。初出願が第一志望だったため、私の受験は比較的早い段階で終了しました。

 

 

応援メッセージ

クラウドファンディングを始めるにあたり、これまでお世話になった先生から応援メッセージをいただきました。

 

最後に

大学では天文学漬けの毎日を送りたいです!!!そのためにも皆さんのご支援をお願いします!!!

プロジェクトの成立、不成立にかかわらず、やむをえない事情がない限り、アリゾナ大学に在籍し続けることをお約束します。

 

 

*本ページ内の写真は全て、投稿者の撮影したものもしくは撮影者に許可を得て掲載しています。

*応援メッセージ内の(古野百合先生)(Michel E. Lawson先生)には許可を得て名前を掲載しています。

*本プロジェクトは実行者である鈴木陽菜、本人が計画し実行しています。私の学びと研究を応援していただける方はぜひ、ご支援のほどよろしくお願いいたします。

プロジェクト実行責任者:
鈴木 陽菜
プロジェクト実施完了日:
2023年8月20日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

大学2年目の学費(自己負担額:274万円)に使用します。為替レートや教科書代、その他設備利用費などによって実費は変動する可能性があります。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
このプロジェクトでは、まず学費の前期の自己負担額から、アルバイトでの収入見込み分を差し引いた額を支援いただきたいと思っています。

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/_18201716?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

プロフィール

[アメリカの大学1年生] アリゾナ大学で天文学と電気電子工学を学ぶため、国立高専を退学し、渡米。1年生のうちから研究室に入れてもらい、自分の研究を進めています。4年間の学びを止めないために支援をお願いします!!

あなたのシェアでプロジェクトをさらに応援しよう!

    https://readyfor.jp/projects/_18201716?sns_share_token=
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note

リターン

1,000+システム利用料


alt

[instagram]インスタで留学生活を発信します!

[インスタグラム]ストーリーズや投稿でリアルな留学生活の様子をご覧いただけます!!

支援者
17人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年5月

5,000+システム利用料


alt

[email]感謝のメールを送ります!

感謝のメールを送らせていただきます。

支援者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

10,000+システム利用料


alt

[stickers]大学グッズのパッケージプレゼント!!

大学のステッカー5点をパッケージにしてお送りします。

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

30,000+システム利用料


alt

[college t-shirt]大学のTシャツ、パーカーなどをプレゼント!!

大学のtシャツ、パーカーなどいずれか1点を郵送します!!

支援者
8人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年7月

100,000+システム利用料


alt

[thanks package] 大学グッズ、ポストカードをパッケージにしてお送りします!

●大学名の入ったtシャツ、パーカーなどいずれか1点
●大学のステッカー5点
●ポストカード
などをパッケージにしてお送りします!!

支援者
2人
在庫数
3
発送完了予定月
2023年7月

プロフィール

[アメリカの大学1年生] アリゾナ大学で天文学と電気電子工学を学ぶため、国立高専を退学し、渡米。1年生のうちから研究室に入れてもらい、自分の研究を進めています。4年間の学びを止めないために支援をお願いします!!

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る