【令和3年8月豪雨】緊急支援にご協力ください

寄付総額

87,000

目標金額 1,000,000円

寄付者
13人
募集終了日
2021年9月16日

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2021年11月18日 16:16

令和3年8月豪雨:ご支援の御礼とご報告

このたびは、AAR Japan[難民を助ける会]の令和3年8月豪雨被災者緊急支援に温かいご寄付を賜り、改めて衷心より御礼申し上げます。皆さまのご支援で実施できた活動をご報告いたします。

 

■被災状況

2021年8月に発生した記録的な豪雨により、西日本を中心に河川が氾濫し、多くの土砂崩れが起こりました。佐賀県では、1級河川六角川周辺で内水氾濫が発生し、武雄市や大町町を中心に広範囲に浸水被害をもたらしました。佐賀県政策部危機管理防災課の11月10日時点の発表によると、佐賀県内では床上浸水1,455棟、床下浸水1,803棟の被害が報告されました。
2019年8月の九州北部大雨とほぼ同じ地域が被災しており、障がい福祉事業所においても、武雄市と大町町において4ヵ所の事業所で浸水被害が確認されました。また、六角川と支流・川添川の合流地点にある久津具地区は、以前から水害が繰り返し発生していましたが、今年8月13~15日ごろの浸水は、九州北部大雨のときよりも20~30センチ水位が高く、全64戸のうち47戸が床上浸水という大きな被害を受けました。
また、新型コロナウイルスの影響を受け、在宅被災者が増加し、中でも支援から取り残されやすい高齢者世帯や障がい者世帯等の生活再建が遅れていました。

 

■これまでの活動
・支援物資の配付

AARは、豪雨発生直後の8月17日より、被害が大きかった佐賀県内の高齢者施設への支援を開始。施設に必要な支援の聞き取り調査を進め、飲料水や手指消毒液などの衛生用品、清掃用品などを届けました。
18日以降は、5ヵ所の障がい福祉施設や高齢者施設に衛生用品や飲料水、介護食、清掃用の高圧洗浄機や大型扇風機などを提供したほか、ご高齢者や障がい者のいる在宅避難者の15世帯へ、浸水で使えなくなった食器棚などの家具や洗濯機や掃除機などの電化製品を新たに購入し、提供しました。
身体・知的・精神障がい者の就労支援施設・NPO法人菜菜は、床上160センチの浸水により大型保冷庫や乾燥機、家具類などが使えなくなったほか、大豆やカボチャの畑が冠水で全滅してしまいました。AARは要望のあった非接触型体温計や衛生用品、泥を除去するための高圧洗浄機などを手渡したほか、農園で栽培した野菜の販売・加工に使用する農業資機材、事務機器などを提供しました。現在は、浸水により腐食した床と壁の貼り替え工事の支援を進めています。

被災した障がい者施設の職員から話を聞くAARスタッフ。水にぬれた商品や事務用品が机の上に並んでいる
障がい者就労支援施設「きばごん」は、利用者の皆さんが手作りした商品もすべて水没し、販売できなくりました
(右は職員の皆さんにお話を伺うAAR生田目充)(2021年8月23日)

・炊き出し、食料配付

8月20日には、宅幼老所「笑びす」を運営するNPO法人みつわ(荒川千代美代表)を拠点に被災者への炊き出しを開始。10月15日までに1,843食をご提供しました。
久津具地区で在宅避難を続ける方は「水道・電気は復旧したものの、1階は今も床板がない状態なので、そこで食事を作る気にはなれません。2カ月経っても家の片付け、罹災証明の手続きなどやることが山積みで、お弁当が届く日は本当に助かっていますよ」と話してくださいました。
炊き出しは、一般社団法人九州ケータリング協会にご協力いただいたほか、現在はNPO法人ピースプロジェクト(加藤勉代表)、同地区自治会と協働し、グリーンコープさが、民間ボランティアセンター「おもやい」のご協力で実施しています。

被災した女性の家に炊き出しの弁当を届ける地域の班長さん
80代の一人暮らしの女性。地域の班長さんから手渡されたお弁当を大事そうに受け取ってくださいました。(2021年8月23日)

 

設営したテントで炊き出しの調理を行うスタッフ
グリーンコープ生協さがよりご提供いただいた食材で炊き出しを行いました (2021年10月12日)

・傾聴、適切な支援につなげる

AARはお弁当をお届けするだけでなく、戸別訪問する中で困りごとをお聴きするほか、支援が届かずに孤立した障がい者宅がないかなどの情報収集を行っています。聞き取り調査を踏まえて、ひとり暮らしの高齢者宅や障がい者世帯(武雄市、大町町、久留米市の15世帯)に生活備品を提供しています。
久留米市内の障がい児のいるひとり親世帯の父親は、「アパート1階の自宅が床上浸水し、生活用品がほとんど使えなくなって途方に暮れていました。日々生活するのがやっとだったので、こうして支援してもらって本当にありがたい」と話してくださいました。

床をすべてはがして土台を乾燥させた室内を確認するAARスタッフ
ほとんどの家が床をはがし、乾かす作業を行っています。平日はボランティアもほとんどいないため、一人暮らしのご高齢者には大変な作業です。(2021年8月23日)

■今後の活動予定
被災地では今も浸水した自宅の2階で在宅避難を続ける被災者が少なくありません。AARは在宅避難者に炊き出し弁当をお届けしながら困りごとの相談に応じる支援、地域の障がい福祉施設や障がい者宅への物資提供などの支援を継続しています。

 

■最後に
改めまして、このたびのご寄付に心より御礼申し上げます。11月中に、リターンの御礼報告をメールにてお送りいたします。また、ご希望の方には、領収証をお届けします。

今後も、ホームページ等で活動を報告してまいりますので、ぜひご覧ください。
HP:https://aarjapan.gr.jp
Twitter:https://twitter.com/aarjapan
Facebook:https://www.facebook.com/aarjapan

Instagram:https://www.instagram.com/aar_japan/

 

AAR は大規模災害時、障がいのある方やご高齢の方、また障がい福祉施設など、行政の支援が届きにくい方々を優先して支援を行っています。どうぞ引き続き、被災された方々のため、AARの活動をご支援くださいますようお願い申し上げます。

*実施にあたっては「新型コロナウイルスの影響下における国内緊急支援ガイドライン」を策定し、県外の職員が現地入りする際はPCR検査で陰性結果を確認したうえで、マスク着用や手指消毒をして施設を訪問するなど感染防止対策を徹底しています。

ギフト

3,000


alt

3,000円コース

●感謝のメールをお送りします
●活動報告をお送りします
●「寄付金領収証」を発行いたします。(希望者のみ)

寄付者
4人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

5,000


alt

5,000円コース

●感謝のメールをお送りします
●活動報告をお送りします
●「寄付金領収証」を発行いたします。(希望者のみ)

寄付者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

10,000


alt

10,000円コース

●感謝のメールをお送りします
●活動報告をお送りします
●「寄付金領収証」を発行いたします。(希望者のみ)

寄付者
6人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

30,000


alt

30,000円コース

●感謝のメールをお送りします
●活動報告をお送りします
●「寄付金領収証」を発行いたします。(希望者のみ)

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

50,000


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50,000円コース

●感謝のメールをお送りします
●活動報告をお送りします
●「寄付金領収証」を発行いたします。(希望者のみ)

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

100,000


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100,000円コース

●感謝のメールをお送りします
●活動報告をお送りします
●「寄付金領収証」を発行いたします。(希望者のみ)

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

300,000


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300,000円コース

●感謝のメールをお送りします
●活動報告をお送りします
●「寄付金領収証」を発行いたします。(希望者のみ)

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

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