1型糖尿病患者が安心して食事を楽しめる世界をアプリで実現

本日で目標金額の20%を超えました。皆様のあたたかいご支援、本当にありがとうございます。

1分1秒でも早く、患者さんのお役に立てるものを世の中に出したいと考えております。引き続き何卒よろしくお願いいたします。

 

 

今回は、1型糖尿病と2型糖尿病についてあまりご存じない方も多いと思いますので、簡単にご説明しようと思います。

 

プロジェクトページにも書いてありますが、1型糖尿病患者の数は2型糖尿病患者の5%未満で、一般的に糖尿病と聞くと大抵の人は2型糖尿病のことを想起するようです。

どちらも「糖」という文字が入っているため、甘いものの食べすぎでなる病気という印象を持つ方もおられるようですが、実際はまったく異なります。

 

 

2型糖尿病は、甘いものなど食事が原因のこともありますが、運動不足や体質など、生活習慣が原因で発症することが多いです。

また、初期は自覚症状がほとんどなく、疲労感や目がかすむなど、ゆっくり、少しずつ症状が現れてきます。

 

1型糖尿病の原因は現在のところ不明であり、ウイルスが引き起こすのではないかと推測されているのみで、正確にはわかっていません。発症のピークは12-14歳で、誰しも突然発症する可能性があり、急激な体重減少などの症状も突然現れます。

 

2型糖尿病患者の方が圧倒的に多いことから、企業だけでなく国を含め優先的に対策をしているような状況にありますが、生活習慣に気をつけていれば発症する可能性の低い2型糖尿病に比べ、誰もが突然発症する可能性がある、しかも子どもの発症率が高い1型糖尿病に対する支援はもっとあっても良いのではないかと、この病気を知ってから強く感じています。

 

病気に対する理解が増えることも、患者さんのQOLにつながると思います。本プロジェクトが1型糖尿病の認知にも影響があれば、と思っています。