医ケア児ママのカフェを建てたい！資材・燃料費高騰につき緊急のお願い

あばプロ事務局・加藤です。

 

クラファン、残り４日です。

 

おはようございます。本日、仙台は抜けるような青空。リレー日和です。

カウントダウン・コメントリレーの第三ランナーは、私事務局ライター加藤佳奈です。健常児の小学生２人のママです。SWCあいの実に来て2年。主に社外向きの文書のライティングをしております。本部事務所に引きこもり、あまり動かず走らずの日々です。

 

介護福祉施設にいるものの、医療的ケア児者ファミリーと会うことは皆無でした。

 

プロジェクトへの、正直な気持ちを書きます。

私、仙台あばいんプロジェクトが、こわかったです。

ー理事長は、もう20年近くファミリーと苦楽を共にしている。
ースタッフは、毎日汗をかきながら医ケア児をケアしている。
でも、ライターの私にとって、医ケア児者ママは遠すぎました。ママたちの生きがいに向き合い、それを字にして発信するのがこわかった。

プロジェクトはプランニングとブラッシュアップに、数えきれないほどの数のミーティングを重ねました。

ある回のミーティングで、ダメージを食らいました。

メンバーの発言をよく覚えています。

ー誰かの生きがいを創るって言葉、おこがましいと感じるのですが。
ー医ケア児の介護が生きがいのママもおられるのに、失礼ですよね。
ーでもカフェ計画に、ママたちの目は確かに輝いたんですけど。
ーもしママたちの誰も、働けなかったらどうするんですか？
ーカフェ就労後、やはり仕事より子供が生きがいというケースもあるかと。
ーそれはそれでしょう。そういうママもいる、そういうこともある。でも今それを試せる職場がないのが問題だということでは？
ーだから、カフェは必要なんです。どんな結果になっても無駄じゃない。誰かがいつかはやるべきです。

もう、涙目でした。誰かがやるべきだけど、やるのも書くのも難しすぎる。

プレッシャーで『もう一文字も書けない』と思いました。

クラファンとプロジェクトは同時公開しました。予想を超える忙しさでした。

ママたちとの出会い、イベント、インタビュー、入稿、編集、配信。

医療的ケア児者のママたち。

愛情も力も笑顔も、子供のために使い尽くしてはいなかったです。
カフェもキャンプも楽しみ！と笑い、チラシを配り、缶バッチを作りながらおしゃべり。元気で楽しいことが大好きな普通のママたちでした。

ただひとつ私たち健常児ママと違うのは

ー彼女たちは、自由じゃありません。
子供が、奇跡のように死を乗り越えた日から、ずっとです。

 

無我夢中で書きました。『伝えなきゃ』が『こわい』を上回りました。

開所目前の新施設に、カフェはまだありません。あるのは予定地と模型だけ。
でもSWCあいの実のカフェができて、
医ケア児者ママたちが働くその時には、

あいの実ライターの私と、

あいの実カフェのママたちは、同僚になるということです！

その日を思うと、心の底から深い喜びが湧いてきます。

あばいんカラーの、優しい未来が見えてきています。

あんなに遠かったママたちが、こんなに近くまで来ています。

READYFORで皆さんとつながれるのは、もう残りわずかです。

お会いできない皆さんに、伝えきれない感謝を抱きつつ、
ーでも、きっと私たちは同じ景色を見る。
と信じています。

 

「医ケア児ママのカフェを建てたい！」です。

以上です。明日のランナーの阿部美穂さんにバトンを渡します。（2023/03/11・あばプロ事務局加藤）