プロジェクト開始から15日が経過。

これまで85名の方々にご支援いただき、本当にありがとうございます。

 

ネクストゴールも設定し引き続きチャレンジしており、改めて私たちASVCCが「なぜ『女を修理する男』の日本語字幕付きDVD制作にこだわるのか」についてお伝えさせてください。


まず、『女を修理する男』はいい映画です。想像を絶する悲劇が繰り返される中で、信念を持ち続け、被害者を癒し、「自分たちの手で正義を勝ち取ろう」と訴えるムクウェゲ医師の姿からは、人間の本質とは何か、正義とは何かを考えさせられます。


ですが、「この映画を観れば日本人の意識が高まって、コンゴへの支援が増えて、問題が解決できる」という単純な問題ではありません。コンゴには、紛争資源問題、40を超える武装勢力の活動、国軍や警察の権力濫用、政治腐敗、周辺国との難しい関係、国連の失敗など、問題が山積しています。これらすべてを瞬時に解決する特効薬はありません。外科手術も漢方薬も織り交ぜて、根気強く闘っていかなければなりません。


ところが、コンゴ問題に関する研究と政策議論は圧倒的に不足しています。特に日本には、コンゴ研究者が数人、コンゴ問題に取り組むNGOが数グループいる程度です。だから私たちは、コンゴ問題を議論できる人々の層を広げたいのです。

 

映画はしばしば、いいきっかけになります。『ブラッド・ダイヤモンド』がシエラレオネの、『ホテル・ルワンダ』がルワンダの問題を広く知らしめるきっかけになったように、『女を修理する男』がコンゴ問題を社会に知らしめ、研究者、企業人、援助機関、メディア、一般市民を巻き込んで、日本各地で議論を始めるきかっけになることを願っています。


賛否両論を含めて、私たちとは違うアプローチも含めて、「私たちは何をすべきか」を議論する層を広げることが第一歩なのだろうと思っています。

 

より多くの方々にこの映画を観ていただきたく、できる範囲でご支援いただければありがたいです。

 

引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

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