高校生がカンボジアの子供達に笑顔を届けたい‼️衛生的な環境を‼️

この記事をご覧になられる皆さま、こんにちは！

法政大学国際高等学校3年生の孫望舒と言います。

ページをご覧頂きありがとうございます。

私は在日外国人で、来日した当初周りにたくさん助けてもらった経験から、将来他人の役に立ちたい、大きなスケールで漠然とした、社会貢献したい思いがとても強かったです。しかし、何を、どう解決するのか、何もわかりませんでした。

そこで私は高校一年生から、高校受験生の学習教室のボランティアや、外国人にルーツを持つ子どものために日本語ボランティアとして活動していく中で、経済的・家庭の事情などで、思うように進路選択できなかったり、選択肢を狭められた子どもをたくさんみてきました。「そんな大きく複雑な問題を自分の力では到底解決できない、見てみて苦しい思いするだけだし、自分のことで精一杯だからもう目を背けた方がいいのではないか」、そう思ってしまった自分がいました。

どの問題も、自分の力では難しいものの、みんなで力合わせたら、何かできるのではないかと考え、国際協力に興味を持った私がこのプロジェクトに参加しました。この参加をきっかけに、将来の目標、奉仕のあり方への考えも大きく変わりました。

認定NPO法人あおぞらさんのご協力で、私たちは現地の方とお話をする機会を何度もいただきました。そこからカンボジアは、「遠く離れたとある国」ではなく、自分の身近だと感じるようになりました。現地調査で、校長先生や生徒にもインタビューして、私の質問に世間話混じりに答えてくれた人々の笑顔に突き動かされました。

毎回のミーディングに緊張しながら、事前に準備した質問やその場で考えた質問で生まれた会話から見えた現地の問題点、その情報を記事にしたりグループに伝えたりすることで、実際に今このページ、このプロジェクトをご覧になられた方々にカンボジア現地の情報を少しでも知っていただき、現地の一人でも多くの人の力になれるかもしれません。そこで私は、限りある力でも、そのニーズにあった、一人でもの多くの力になれたらそれでいいのではないかと考えるようになりました。

私たちは去年８月よりプロジェクトを立ち上げ、本格的に取り組んでおります。これまで何度も現地の方や認定NPO法人あおぞらさんと話を重ねてきました。支援先の学校を、オンラインを通じて現地調査を行い、実際にトイレを我慢しなければいけないことやそのストレスが何年も続くこの現状を変えたい思いがあります。今現在、現地では学校の授業や休み時間が充実し、教育水準もより良くなってきていますが、トイレを設置することで、学校環境の改善に寄与できる、現地の人の健康を少しでも守ることが出来る、そう考えました。

これからも活動を続けより多くの方に情報を広めていきます。そして、精一杯、このプロジェクトに向けて力を尽くしていきたいと思っております。皆さまのご支援とご協力の程をどうぞよろしくお願いいたします。

法政大学国際高等学校３年　孫望舒