私たちは被災地の子どもたちへ向けての活動をしているわけなんですが、心に傷を負った子どもはたちは何も被災地に限ったことではありません。ふつう子どもたちはその傷を一つ一つ乗り越えながら成長していくものなのでしょう。

 

 しかし4年前の東北を襲った大震災、そしてそれに続く原発事故、これはあまりにも大きかった。子どもたちが心に負った傷は計り知れないものがあると思います。

 

 

 なぜ私たちが生の舞台にそんなにこだわるのかというと、子どもたちは生の文化(パフォーミングアーツ)に触れることにより夢を見る(夢を持つ)ことができます。私たちの舞台は直接子どもたちの心に響きます。ここでいう夢とはもしかすると人生の目標と言い換えてもいいのかも知れません。

 

 でも最初は、その夢は、ぼや〜んとしたものだと思いますが、それでいいんだと思います。いちいち感想を求めてはいけません。先ずは楽しければそれでいいんです。楽しくなければ何も始まりませんからね!辛い中でも一時間とか一時間半とか夢の世界を身を委ねることが大切なんだと私は思います。

 

 私たちが望むことは、子どもたちに夢をみて欲しい、夢を失わないで欲しい、そういうことなんです。子ども向けの作品というのは、その見せ方に工夫が必要ですがテーマというものは大人も子どももありません。

 

 

 

※毎年うちの劇団に中学生が職場体験にきます。その礼状を送の中に「私は自由に生きていいんだと感じました」というのがありました。舞台の力ってそういうものなんですね。

 

 

 

 

支援対策室:清水

 

 

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