そらのこ組(4・5歳児)の大切な仲間、「かなへび」さん。

みんなは「かなへび」のことを”かなげっちょ”と呼んでいます。

 

”かなげっちょ”との出会いは、現在の4歳児がやまのこ組(3歳児)だった、春の泉ヶ岳遠足でした。

ミニ登山の途中、みんなの足元をチョロチョロと動くモノが・・・

そう!”かなげっちょ”でした。

 

生き物と一緒に生活したいなあ~。
この”かなげっちょ”たちをやまのこ組(当時)の新たな仲間として迎えることにしました。

(子どもたちの希望というより担任たちの興味のほうが大きかったかな?)


”かなげっちょ”のお家は、クリア衣装ケース。

木の枝や石を置き、遊び場も作りました。

子どもたちは毎日、ケースから”かなげっちょ”を出して自分の手や肩にのせて、可愛がっていました。

中には、チョロチョロと動きが素早いので怖がる子もいましたが、徐々に仲良くなっていくのでした。

 

”かなげっちょ”を育てていくうえで大切な食糧ですが、散歩先の公園から「根切り虫」や「ミミズ」、園内や屋上からは「クモ」を捕まえてきます。
毎日の水やりも欠かしません。

誰が、霧吹きで水をあげるかでケンカすることもしょっちゅうですが、これもまた良い経験です。

 

朝市センター保育園は、毎年7月に夏まつりを行います。

かぜのこ(2歳児)以上は、クラスごとにおみこしを作ります。

今年はどんなおみこしにしようか?
子どもたちと相談です。

担任からやまのこさんたち(当時)に、「みんなの好きなものをおみこしにしない?」と提案しました。

すると、すぐに「”かなげっちょ”がいいんじゃない?」「”かなげっちょ”、みんな好きだもん!」「いいね!」と大盛り上がり!!

やまのこ組(当時)は、「”かなげっちょ”おみこし」に決定しました。

 

すぐにおみこし作りをスタートさせました。

子どもたちがペイントローラーを転がして、白いシーツを灰色に近い緑色に染めていきました。

このシーツが体の部分になり、中身は、市場の魚屋さんでもらってきた発泡スチロールを砕いて入れました。

口には、大好きなミミズをくわえさせ、目は I ちゃんのアイデアではっきりした色使いにして完成!!
記念にみんなでかなげっちょに乗って、「すんだもちー」(写真を撮るときの掛け声です。)。

みんなすごくいい顔!

 

夏まつり当日、朝市を「おみこしワッショイ」と子どもたちに担がれて「かなげっちょ」も練り歩きました。

市場の人たちはながーい「”かなげっちょ”おみこし」にすごく驚いていました。

 

それからしばらくして卵を産んだ”かなげっちょ”。

第2世の誕生を楽しみにしていましたが、卵も2匹も天国へと旅立ってしまいました。

 

子どもたちも保育士もショックを受けましたが、生き物と生活するということは、こういうこともあるんだということを身をもって体験したのです。

 

 

それから月日は流れ、やまのこ組からそらのこ組に進級して迎えた初夏。
散歩に向かおうとしていると、自動販売機の下からチョロチョロと動くモノが!
まさか?”かなげっちょ”でした!

「天国から帰ってきたんだ!!」と叫ぶHちゃん、Rくん。
街中で”かなげっちょ”に会えるとは・・・

みんなのところに帰ってきてくれた”かなげっちょ”。

今度はそらのこ組の仲間になりました。

 

2匹の”かなげっちょ”は、今日も虫かごの中からみんなたちのことを見守ってくれています。
今日は”かなげっちょ”に何のえさを取って来ようかな?

 

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