引き続き応援! カンボジア、バテイ高校に奨学金支援!!

引き続き応援! カンボジア、バテイ高校に奨学金支援!!

支援総額

301,000

目標金額 300,000円

支援者
31人
募集終了日
2022年2月20日

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プロジェクト本文

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▼自己紹介

 

はじめまして。大阪の高校で英語の教員をしております、仙崎裕右と申します。小中高校・大学などで英語を教える教員を中心に結成されたNPO法人「アクロス」という団体の副代表理事を務めております。  NPO法人「アクロス」では、これまで、英語の教科書を寄贈したり、現地のニーズに応え、頑張っている生徒を応援する奨学金支援を行っています。  最近では、別プロジェクトで、奨学金をもらってきた卒業生を日本に招待し、学生との交流をするプロジェクトも始めています(が、コロナ禍でこの2年間は行えていません)。今年も私たちが支援しているカンボジア・コンポンチャム州にあるBatheay高校に奨学金を贈ることで、若者たちに夢と希望を与えたいと思っています。

 

 

▼カンボジアの教育事情

 

カンボジアでは長く続いた内戦の後、都会部ではイオンや高級自動車ディーラーのお店が立ち並ぶなど、目覚ましい経済発展を遂げています。しかし一歩裏通りに入ると数十年前と変わらないままの町の雰囲気が残っており、以前よりも貧富の差は拡大しています。 教育についても、iPadを持ちながら学校に向かう子どもがいる一方で、アンコールワットなどの観光地や寺院では、今でも学校に通わず、観光客に花や野菜、魚などの物を売って家計を支える子どもたちもいます。

 

寺院で花を売る子ども(2008年)寺院で花を売る子ども(2008年)

 

私たちが初めてカンボジアを訪れたのは2008年2月。英語教育の国際学会に出席した際に知り合った現地の教員より、カンボジアの教育事情を聴くことができました。見学した授業でクラスの半数ほどの生徒が1ドルもしない教科書を買うことができず、机の上に何も置かず授業を受けている現実を知りました。学校に通うことが出来る恵まれた生徒たちでさえそのような状況であることを知りショックを受け、2011年より4年にわたり、つながりのできたプノンペンにあるコンポンチャム州の4つの学校にのべ6000冊の英語の教科書を届けてきました。

 

教科書の贈呈式(2014年)教科書の贈呈式(2014年)

 

 

▼新たな取り組み…奨学金プロジェクト

 

その後、懇意になった同校からの要望を受け、現地のニーズにこたえるべく、新たに奨学金プロジェクトを立ち上げました。カンボジアでは、学期内で何度か試験を行い、その成績優秀者に少額の奨学金を与える伝統があり、そのお手伝いを始めたわけです。このプロジェクトも、これまでクラウドファンディングの力も借りながら、7年間にわたって続けています。今年も、その企画をお手伝いいただきたいのです。例年ですと、日本人スタッフが現地に赴き、奨学金を直接手渡すのですが、昨年同様今年度も、残念ながらコロナの影響で、現地スタッフに送金し、現地スタッフより生徒に届けてもらうことになります。

 

奨学金の贈呈式(2016年) 奨学金の贈呈式(2016年)

 

昨年度の贈呈式(昨年度は現地のスタッフより贈呈されました)

 

私自身も数回カンボジアを訪れました。現地の学校に行き、奨学金を受けている子どもたちに出会ったこともあります。子どもたちが出迎えてくれ、お礼の言葉を伝えてくれました。その中で、英語で未来の夢を語りに来てくれます。「英語をどんどん勉強して上手くなりたい。」、「ガイドになりたい。」、「農業関係の仕事をしたい。」、「医者になって困っている人を助けたい。」…。この制度が子どもたちの血肉になっているのがよく分かります。また、一昨年はこの奨学金を受けていた生徒の1人が全国規模の試験で大変優秀な成績を収めたといううれしい報告も聞くことができました。 まだまだ教育に理解の少ないカンボジアの家庭では、特に女性は学校に行くよりも家の手伝いをしなさいと言われるケースが多く、現在でもなかなか教育が定着しにくい状況です。 

 

 

▼さらにはこんな活動も…学生招致プロジェクト

 

さらに、新プロジェクトとして、高校時代奨学金を受けていた学生の中から優秀な女子学生を日本に招待し、ホームステイや観光をしながら日本の中学・高校・大学を訪れ、学生たちと交流を持つというプロジェクトも行っています。学生にとって、人生の大きな刺激になるだけでなく、努力すれば夢がかなうということを実感し、さらに学業にいそしむきっかけになるだけでなく、日本の学生からも、自分たちの同世代の学生がここまで英語を学び、頑張っている姿を見て少なからず刺激を受けるという相乗効果も見られるようになっています。昨年度、今年度は、残念ながらコロナの影響で学生を日本に招待することができなくなってしまいましたが、状況が落ち着くのを待って、また新たな学生招致ができることを楽しみにしています。代わりに、2021年9月に日本の中学・高校とバティ高校との間、また、過去のプロジェクトに参加した日本・カンボジアの学生も参加したオンラインイベントを行いました。

 

大阪の中学校を訪問して交流する様子

大阪の中学校を訪問する招待された学生(2020年)

 

代表団の話を聞く子どもたち

日本人スタッフの話を聞く子どもたち(2020年)

 

オンラインイベント(2021年9月に行われたオンラインイベント)

 

 

▼一緒にカンボジアの教育支援のお手伝いをしてくれませんか?

 

カンボジアの社会や教育を取り巻く環境は日々変わっていっています。教育の重要性はますます高まってきており、勉強をきちんとして上級の学校に進んだかどうかが、子どもたちの将来に大きく影響を与えてきています。 また、上で触れた学生招致プロジェクトで過去に来日した学生たちは、2014年に私が訪問した時に出迎えてくれた奨学金獲得者でした。日本で当時の写真を見せると、「あ、これ私!」と歓声を上げてくれました。ですから、今回奨学金を得ることになる生徒が何年かして成長した姿を日本で見せてくれるという縁もあるかもしれませんね。

 

奨学金獲得者たちと

奨学金獲得者たちと(2014年)。この中の2人がのちに訪日しました

 

 

▼私たちが目指すもの

 

この支援も、小さい一歩ではありますが、続けていくことによって、子どもたちが学校に通いやすくなり、競い合うことで村全体が活性化され、さらに教育事情がよくなっていくことでしょう。 子どもたちの将来、カンボジアの教育、ひいては社会の発展のために私たちはこれからも貢献していきたいと思っています。目を輝かせて夢を語る子どもたちのため、皆様からの暖かいご支援をお願いします。 

 

 なお、Batheay高校から寄贈すること、および名称掲載の同意を取得しています。

 

 

 

 

プロジェクト実行責任者:
仙崎 裕右(NPO法人 アクロス)
プロジェクト実施完了日:
2022年3月31日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

アクロスの現地理事に送金し、現地理事が現地高校に出向いて奨学金の贈呈式を行う

リスク&チャレンジ

リターンを実施する上でのリスクについて
例年だと2月に贈呈式を行いますが、現地の新型コロナウイルスの感染状況によってはロックダウンがおこるなど、贈呈式の日程が遅れることがあります。

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プロフィール

英語教員を中心に結成されたNPO法人「アクロス」の一員です。カンボジアの教育支援を行っています。

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リターン

3,000


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応援プラン3000

活動報告をメールにてお送りします。

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

5,000


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応援プラン5000

活動報告をメールにてお送りします。
たくさん支援したい人向け

申込数
8
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

3,000


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応援プラン3000

活動報告をメールにてお送りします。

申込数
7
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月

5,000


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応援プラン5000

活動報告をメールにてお送りします。
たくさん支援したい人向け

申込数
8
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年5月
1 ~ 1/ 4

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英語教員を中心に結成されたNPO法人「アクロス」の一員です。カンボジアの教育支援を行っています。

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