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親から子へ、国から国へ。命をつなぐ「リレー募金」にご参加ください!

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このプロジェクトでは無期限で寄付を募集しています。「毎月」のコースで支援した場合、すでに完了した決済をキャンセルすることはできませんが、将来の決済を解約することができます。

マンスリーサポーター総計

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プロジェクト本文

 

シェアの毎月定額支援「いのちのリレー募金」

〜親から子へ、国から国へ、いのちをつなぐ〜

 

シェアは「すべての人が健康に」なることを目指して、

「いのちを守る人を育てる」活動に取り組んでいます。

 

わが子には、病気やケガなどせず健やかにすくすくと成長してほしい、

幸せな未来を歩んでほしいと、願うものです。

 

その願いは、シェアが活動するカンボジアや東ティモール、

そして日本に住む外国人のお母さんたちも同じ。

 

違うのは、「保健医療サービスの不足や栄養不良により、

風邪や下痢などの簡単な病気で失われてしまう命がある」、

「「言葉の壁」にぶつかり、子どもを育てるために十分なサポートを

受けられないことがある」ということです。

 

人を育て、地域の課題を根本から解決するためには、

継続した支援活動と皆さまからの息の長い支援が必要です。

 

いのちのリレー募金は、親から子へといのちをつなぎ、

国から国へといのちをつなぐ定期募金です。

 

これまでも、シェアは「いのちのリレー募金(毎月定額募金)」に

参加してくださる方を募集してきましたが、

このたびREADYFORでも呼びかけを始めました!

 

シェアの活動がより多くの方の目に留まり、たくさんのお母さんや子どもたちが、

地域の人々に守られながら健康に子育てをできるようになることを目指します。

 

どうか、みなさま、

アジアで頑張るお母さんたちを、

シェアの「リレー募金」で応援していただけませんか?

 

みなさまのあたたかいご支援、よろしくお願いいたします。

 

シェアは2023年で40周年!

 

 

国際保健NGO シェアについて

 

特定非営利活動法人シェア(国際保健協力市民の会)は、インドシナ難民の支援活動をきっかけに1983年に設立した国際保健NGOです。健康で平和な世界を全ての人と分かち合うために、草の根の立場から行動を起こした医師・看護師・学生が中心となり集まったのが始まりです。

 

エチオピア大干ばつでの避難民への救援活動。飢餓状態で訪れた子供を診察する代表の仲佐(1985年)

 

シェアは、世界保健機関(WHO)のHealth for All、プライマリ・ヘルスケアの理念に共鳴し、これまで途上国に医師・看護師などを派遣し、人と人とのつながり、学びあいを重視した協力関係を築いてきました。

 

シェアが目指しているのは、下記の3点です。

 

シェアの目標

・地域の人々と協力した、人づくり、自発的な助け合いによる健康づくり

・全ての人々が基本的な保健医療サービスを受けられるようになること

・健康づくりが地域の人々の活動になること

 

シェアは2023年で40周年。

これからも「いのちを守る人を育てる」ためにすべての人々が健康に暮らせる世界の実現に資すること、国際社会の中での共存のあり方を求めて日本社会に働きかけていくことを目指していきます。

 

 

「いのちに国境はない。だから、活動に国境はない。」
 ー シェアが取り組む事業のご紹介

 

現在はカンボジア、東ティモール、日本の3カ国で活動しており、海外だけでなく日本国内に住む外国人を対象に保健活動を1991年から30年以上続けていることがシェアの特徴です。

 

カンボジア事業

 

タイとの国境に面するカンボジア・プレアビヒア州では、国の中でも低体重の子どもたちが多く、栄養不良が問題となっています。

 シェアはこの問題の改善に向けて、2017年より乳幼児健診とともに、栄養や離乳食についての正しい理解を促進するために「子どもの栄養改善1000日アプローチプロジェクト」を地域で実践しています。

 2021年に実施したクラウドファンディング「カンボジアの栄養不足の子どもたちに、健やかな成長と未来を」では、390名もの方々から温かいご支援をいただきました。本当にありがとうございました。

 これまでの活動を通して、乳幼児健診や離乳食教室のトレーニングを通して、保健センタースタッフや保健ボランティア、女性子ども委員会のスキルも向上してきたことを感じています。特に、自治体組織である女性子ども委員会は、自治体での予算を活用しながら離乳食教室を実施していく流れが少しずつ生まれ始めています。

 

それと同時に、これらの活動を継続して運営していく能力や技術力という面の支援は現状としては必要であるからこそ、最後は地域住民だけで自立的に活動が行える状態になるまで、シェアとしても最後まで責任をもってサポートしています。

 

東ティモール事業

患者・住民向け保健教材の使い方を学ぶ医療者(東ティモール)

 

 独立前の1999年から保健ボランティアの育成や学校保健の推進を、現地の人々と共に行っています。インドネシア占領時代に作られた施設や制度も一部で残っていますが、独立後に施設の再建や保健制度の構築、保健人材の拡充など、少しずつ復興が進んできました。現地の人々の手で健康を守っていけるよう住民参加によるプライマリヘルスケア強化事業を行っています。

 

 2019年からは、東ティモールの首都ディリの僻地であるメティナロと、離島のアタウロにて活動を開始しました。保健医療サービスのハード面、技術面、そして住民の保健情報への理解不足の課題に取り組む「住民参加によるプライマリヘルスケア強化事業」です。2022年5月までに、ヘルスポスト建設や船舶提供などのハード面の強化と維持管理の仕組みづくり、保健医療従事者の技術力向上、住民に対して保健ボランティアからの情報提供の機会を増やす取り組みを行ってきました。

 その結果、妊婦に同行して保健センターを訪れたりするなど、保健ボランティアの役割の広がりがみられています。ハード面では、支援をした船舶が人々の手によって末永く使われるように、維持管理の技術研修を行い、人員なども整え、無事に引き渡しが完了しました。またヘルスポストには新たに医師や看護師など4名が配属され、住民に保健医療サービスを提供できるようになりました。

 現在はこれらの活動をさらに発展させ、出産や母子健診を中心とする母子保健サービスの改善と住民の理解を促していきます。コロナ禍で遠ざかってしまった住民と、予防接種や乳幼児健診といった母子保健サービスの距離を、再び近づけることを目指しています。

 

 

在日外国人支援事業

 日本国内では、外国人を対象とした健康相談会、外国⼈医療電話相談、東京都委託の外国⼈結核患者治療服薬⽀援員(通訳)の育成・派遣、日本に住むタイ人グループの育成や協働での活動など、これまで幅広い活動を展開してきました。

 

外国人対象の無料出張健康相談会での看護師ボランティアによる血圧測定

 

 現代の日本には、多くの外国人の妊婦や母親たちがいます。

 どれだけ日本に住む外国人妊婦や母親たちが増えたとしても、そのほとんどがぶつかる、消えない大きな壁があります。それは、言葉の壁です。

 保健医療の現場で出てくる専門用語や、子育てをする上での手続きに用いられる日本語は、外国人妊婦や母親たちにとって理解が難しく、多くの女性が必要な情報を得られず子育てに不安を抱いたり、受けられるはずのサービスを受けられない、といった問題が発生しています。

 

 2016年から、東京都内で外国⼈⺟⼦が適切な⺟⼦保健サービスにアクセスできるよう、新たに母子保健活動を開始し、2021年4月から、母子保健サービス提供の場面で医療通訳スタッフを活用してもらい、適切なサービスや支援がもたらされるように活動を行なっています。

 

お母さんと保健医療従事者とのコミュニケーションが順調か医療通訳が確認
(イメージ写真。医療通訳の際は写真撮影は行っていません)

 

2022年実施したクラウドファンディング「【医療通訳の活用促進】外国人母子が保健サービスを利用しやすい社会へ」では、医療通訳体制の拡大整備、相談窓口の開設などの資金をご支援いただきまして、ありがとうございました。

 

皆さまのご支援のおかげで計画した医療通訳活用促進のプロジェクトに資金の懸念なく、正面から取り組んでいくことができます。必ずや着実な成果につなげ、日本語が話せないために医療保健サービスにアクセスできていない外国人母子の健康確保に資する活動を進めていきます。

 

いただいたご支援の使いみち

 

人を育て、地域の課題を根本から解決するためには、継続した支援活動と皆さまからの息の長いご支援が必要です。

いのちのリレー募金は、親から子へといのちをつなぎ、国から国へといのちをつなぐ定期募金です。

 

みなさまの温かいご支援のほど、よろしくお願いいたします。

 

「いのちのリレー募金」でできること(例) ※1年間ご支援していただいた場合

 

●毎月1,000円:誰かが医療にアクセスできる

  在日外国人に、研修を受けた医療通訳を1 回派遣し、外国人患者が自分の病気について理解した上で治療を受けることを支援できます(在日外国人支援事業)

 

●毎月3,000円:世界を変える、まずはできる事から!

 子どもたちの健康を守る離乳食教室を12回実施する事ができます(カンボジア事業)

 

●毎月5,000円:病気になる前に予防ができる/村の健診活動を1年間サポートできる

 ・予防接種サービスの技術向上のため、保健局スタッフ12名が3日間の研修に参加できます(東ティモール事業)

 ・カンボジアの農村の子どもの健康な成長を支援するための、子どもの健診活動を1年間サポートすることができます(カンボジア事業)

 

●毎月10,000円:外国人妊産婦を日本の母子保健サービスにつなげられる

 外国人妊産婦が日本の母子保健サービスについて母国語で知る機会を作る一連の活動により、困難を抱えた外国人妊産婦が日本の母子保健サービスを受けることができます(在日外国人支援事業)

 

 

最後に、シェアからのメッセージ

 

最後までお読みいただきましてありがとうございます。

 

代表メッセージ

 

いのちを守る人を育て、長く続く<えにし> をつなぐ

 

 シェアもいつの間にか来年で40周年の大きな節目を迎えます。これも一重に、これまで長きにわたり、支援者として、あるいはパートナーとして、助けてくださり、共に歩んでくださった、海外や国内の数多くの方々のおかげだったと、心からの感謝となつかしさをもって振り返っています。

 

 経営学の神様と言われたP.F.ドラッガーさんは、非営利組織(NPO)の育成にもとても熱心な人でしたが、非営利(Non-Profit)ということの意味について、珠玉の言葉を残しています。

 

 非営利組織の「製品」は、一足の靴でもなく、法律でもありません。その成果は、変革された人間を作ることにあります。すなわち、病気の治った患者、学ぶことを知った子ども、自尊心をもつ人として成長した若い男女、要するに、変革された人間です。(非営利組織の運営:原理と実行)

 

 シェアが海外で共に活動した仲間で、いまは独立して、それぞれの地域でしっかり活動を行っている人たちが何人もいます。その一人、タイの保健財団HSF(ヘルス・シェア財団)のトムさんは、HIV の予防・啓発活動で、工藤芙美子さんらに育てられ、保健教育のファシリテータ(案内役・盛り立て役)として、今や名人と言えるほど域に達しています。彼が来て話し始めると村の人たちのムードは一気に盛り上がり、笑いがあふれ、参加型の教育のだいご味を肌で知ることができます。2017年にシェアの招きで東北タイを訪ね、ウボン県各地ですばらしいワークショップや講演を開いてくれたデビッド・ワーナーさんも、トムさんの人柄や能力の高さを絶賛していました。

 もう一人、東ティモールのアイレウ郡で、学校保健教育に従事してくれた元シェアスタッフのティナさんは、シェアがアイレウを去ったあと、自分たちでローカルNGOを作り、今や郡や海外のNGOの仕事を引き受け、活発に保健教育や地域起こしの事業を行っています。

 

 そして、トムさんや、ティナさんと私たちは、今も時々交流し、協力しあっています。こうした、息の長いつながりや<えにし>が、私たちにとって、国際協力を続けることの大きな目的の一つであり、無形の資産ともなっているのです。 

 

 シェアは40周年を機会に、改めて自らの技と心を磨き、皆さまの期待と負託に応えられるよう、がんばってまいります。

 

 

共同代表理事

本田 徹

 

 

 

寄附金控除について

 

(特活)シェア=国際保健協力市民の会は、東京都より2019年12月5日付けで認定更新の承認を受けた 「認定 NPO 法人」 です。シェアへのご寄付(募金)は、確定申告によって、所得税、法人税、相続税等の寄付金控除の対象となります。  

 

・個人の場合:2000円以上の寄附をされた方は、寄付金受領証明書を添えて確定申告を行うことで
       所得税に関する優遇措置として「税額控除」か「所得控除」のうち有利な方を選択できます。一部の住民税についても優遇措置の対象となる場合があります。
・法人の場合:「寄付金特別損金算入限度額」の枠が適用され、当該限度額の範囲で損金算入ができます。
※詳しくは「寄付控除のご案内」もしくは自治体や所轄税務署、国税庁のウェブサイト等をご覧ください。


<寄付金受領証明書の発行について>
・寄附をされた方には、後日「寄付金受領証明書」を送付いたします。
・証明書名義:READYFORアカウントにご登録の氏名を宛名として作成します
・証明書発送先:READYFORアカウントにご登録の「リターン/ギフトの発送先ご住所」にお送りします
・寄附の受領日(証明日):READYFORから実行者に入金された日となります。
・証明書の発送日:領収書は、1~12月分のご寄付をまとめて、翌年の1月末にお送り致します。

 

留意事項

・ご支援にあたり、利用可能な決済手段はこちらをご覧ください。(リンク
・本プロジェクトでは、お1人様1コースへの支援となります。複数コースへのご支援は出来兼ねますのでご了承ください。
・本プロジェクトでは、毎月の継続的なご支援を募集しています。初回ご支援時に1回目の決済が行われ、翌月以降は毎月10日に決済が行われます。ご支援に関するご質問は、こちらをご覧ください。(リンク
・ご支援確定後の返金は、ご対応致しかねますので何卒ご了承ください。翌月以降のキャンセル(解約)については、こちらをご覧ください。(リンク
・コースを途中で変更することはできません。お手数をおかけしますが、一度支援を解約していただき、ご希望のコースに改めてご支援ください。支援の解約方法は、こちらをご覧ください。(リンク
・ ご支援完了時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合があります。

 

寄付金が充てられる事業活動の責任者:
仲佐保(特定非営利活動法人シェア=国際保健協力市民の会)
団体の活動開始年月日:
1983年8月2日
団体の法人設立年月日:
1983年8月2日
団体の役職員数:
30〜49人

活動実績の概要

1970年代末に、インドシナ戦争の影響でカンボジア、ラオスなどの周辺国からタイへ多くの人々が難民として逃れました。その難民救援活動をきっかけに1980年に設立された日本国際ボランティアセンター(JVC)には、多くの医師、看護師などの医療関係者も参加し、国境での移動レントゲン活動、難民キャンプでの補助給食活動などを行いました。これらの医療関係ボランティアが中心となって、国際保健医療を目指す人々のグループとして、1983年にJVC内に「海外援助活動医療部会」が設立され、タイ国境の活動に参加すると共に、国内で学習会や機関誌の発行を始めました。 この海外援助活動医療部会がJVCから独立して、現在のシェア=国際保健協力市民の会になりました。 1988年からカンボジアでの事業を開始、1991年に日本で外国人の医療相談を開始、2000年に東ティモールでの活動を開始しました。

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プロフィール

シェアは、健康で平和な世界を全ての人とのわかちあう(シェア)ために、草の根の立場から行動を起こした医師・看護師・学生等が中心になり、1983年に結成された国際保健NGO(民間団体)です。私たちはすべての人が心身ともに健康に暮らせる社会を目指し、“いのちを守る人を育てる”保健医療支援活動を、カンボジア、東ティモール、日本で進めています。

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・機関誌「Bon Partage(公正な分配)」や年次報告書をお届けします。
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