カンボジアの栄養不足の子どもたちに、健やかな成長と未来を
寄付総額
目標金額 4,000,000円
- 寄付者
- 390人
- 募集終了日
- 2021年10月15日
親から子へ、国から国へ。命をつなぐ「リレー募金」にご参加ください!
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- 4人
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プロジェクト本文
終了報告を読む
達成のお礼とネクストゴールのお知らせ(2021年10月4日追記)
皆さまの温かい応援とご支援をいただき、10月2日に、目標としていた400万円に達することができました。ここまでの期間、日々の皆さまからの応援のメッセージが励みとなっておりました。本当にありがとうございます。
日頃からシェアを応援いただいている方、また今回のクラウドファンディングを通して応援していただいた方、全国・世界の様々なところから応援をいただきまして、皆さんに支えていただいての活動ということを今回のクラウドファンディングを通して、より一層感じております。スタッフ一同、心より御礼申し上げます。
カンボジアのプレアビヒア州における栄養改善の大切さは、活動を行っている私たちも痛感しているところですが、皆さまからの応援を通して、その大切さをより一層再認識させていただいております。だからこそ、これまでシェアが大切にしてきた「人々が自らの健康について主体的に考え、行動することによって持続可能な健康改善を行っていけるように支援すること」、カンボジアのお母さんたちがしっかりと正しい保健教育や栄養について理解して実践していけるまで、地道な活動を続けていきたいと思っております。
最初に設定をしておりました400万円は、来年度の活動予算の一部をクラウドファンディングで賄いたいとの思いから400万円を目標金額に設定しておりましたが、元々の活動がより多くの資金を必要としており、今後の継続的な活動実施と地域の広がりを目指していくために、ネクストゴールの金額を500万円に設定をさせていただきたいと考えます。
これまでの活動を通して、乳幼児健診や離乳食教室のトレーニングを通して、保健センタースタッフや保健ボランティア、女性子ども委員会のスキルも向上してきたことを感じています。特に、自治体組織である女性子ども委員会は、自治体での予算を活用しながら離乳食教室を実施していく流れが少しずつ生まれ始めました。
それと同時に、これらの活動を継続して運営していく能力や技術力という面の支援は現状としては必要であるからこそ、最後は地域住民だけで自立的に活動が行える状態になるまで、シェアとしても最後まで責任をもってサポートしていきます。
引き続き、どうぞ応援をいただき、シェアの活動を見守っていただけますと幸いです。
タイとの国境に面するカンボジア・プレアビヒア州では、
国の中でも低体重の子どもたちが多く、栄養不良が問題となっています。
シェアはこの問題の改善に向けて、2017年より乳幼児健診とともに、
栄養や離乳食についての正しい理解を促進するために
「子どもの栄養改善1000日アプローチプロジェクト」を地域で実践してきました。
活動の成果も着実に出てきていますが、
地域の人々が主導して保健活動や乳幼児健診の活動を実施できるようになるまでには、
まだまだ継続的な支援が必要です。
子どもたちの健やかな成長と未来を育むために、
皆様の温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
健康に暮らせる社会を目指し、カンボジアなどで保健医療支援活動を行なっています
ページをご覧いただき、ありがとうございます。(特活)シェア=国際保健協力市民の会(以下シェア)です。
シェアは、健康で平和な世界を全ての人とのわかちあう(シェア)ために、草の根の立場から行動を起こした医師・看護師・学生等が中心になり、1983年に結成された国際保健NGO(民間団体)です。
私たちはすべての人が心身ともに健康に暮らせる社会を目指し、“いのちを守る人を育てる”保健医療支援活動を、カンボジア、東ティモール、日本で進めています。「誰ひとり取り残さない」Leave no one behindというSDGsの理念の下、特にSDGs目標3「すべての人々に健康と福祉を」の達成に貢献しています。
私たちは1992年にカンボジアで活動を開始して以来、これまで30年にわたり、カンボジアの人々の健康を守る活動に取り組んできました。公的な保健医療サービスの水準が低い農村部では、予防可能な病気によって多くの人々が命を落としています。そのような状況を改善するために、シェアは保健医療に携わる人材育成を通じて保健サービスの質の改善に貢献するとともに、村人から選ばれた保健ボランティアの育成を通じて村人に対して病気の予防や衛生環境の改善に努める保健教育を実施してきました。
2008年から2017年まで行ったプレイベン州の前プロジェクトでは、特に脆弱層である母子に対象を絞って、地域の保健ボランティアや保健センターのスタッフと協力して乳幼児健診や離乳食を実施し、活動期間の約10年間で低体重児を10%削減するという成果につながりました。
その経験をもとに、2017年より、カンボジアの中でも最も子どもの栄養指標が悪いプレアビヒア州において、カンボジア事業では「子どもの栄養改善1000日アプローチプロジェクト」を実施しています。
カンボジアで最も栄養不良の子どもたちが多いプレアビヒア州
現プロジェクトの活動地であるプレアビヒア州は、タイとの国境に接しており、住民の9割が農業を営む農村部です。ここでは、子どもの4人にひとりが低体重児にあたり、カンボジア全土の中でも最も慢性的な栄養不良の子どもたちが多い地域です。(出典:Cambodia Demographic and Health survey 2014)
当然のことながら、村では離乳食を手軽に購入できません。また、村の多くのお母さんも離乳食をいつから与えるのか、栄養についての基本的な知識がない人も少なくないため、離乳食が始まる6か月になっても離乳食を与えていない、適切な量や栄養バランスが取れた食事を子どもに与えていないことが多くあります。2歳になるまで白がゆしか子どもに与えていないお母さんや、大人と同じ食事を与えてしまい、子どもが食べられないのを食べたくないと間違って誤解してしまうお母さんもいました。
【離乳食と栄養について説明をする保健センタースタッフ】
▶︎月齢に応じた離乳食や与える食事の量について、カンボジアのガイドラインに従って説明を行います。
子どもの栄養改善1000日アプローチプロジェクト
お母さんのお腹の中で命が宿ってから2歳になるまでの1000日間に十分な栄養を取ることは、子どもが健康に成長するために欠かせません。シェアは、子どもたちの成長を見守るための乳幼児健診の支援を行うとともに、低体重児を育てるお母さんに対して、離乳食について正しい理解を持ってもらい、各家庭で実践してもらう活動を行っています。
【3か月に1度実施している乳幼児健診】
▶︎地域全体に低体重児が多いと、お母さん自身も自分の子どもが適正体重よりも軽いことになかなか気づけないため、子どもの成長を成長曲線に応じて知ってもらうことも大切な活動です。
【離乳食教室の実施の様子】
▶︎保健ボランティアや女性子ども委員会(自治体)の方々と協力して、乳幼児健診の後に子どもたちや妊婦さんを集めて離乳食教室を同時開催しています。現地で採れる食材を活用しながら、カンボジアの家庭料理を作る過程で一緒に離乳食を作る取り分け離乳食のレシピを紹介し、実際に試食もしてもらいます。
今回のプロジェクトで実施していくこと
これまでの3年間の活動の中で、乳幼児健診や離乳食教室のトレーニングを通して、保健センタースタッフや保健ボランティア、女性子ども委員会のスキルも向上してきたことを感じています。
一方で、研修したスキルをもって、地域住民が主体となり、乳幼児健診や離乳食教室を自主的に運営するという運営能力はまだまだ十分ではない課題もあります。身に着けたスキルを活用しながら、現地住民が乳幼児健診や離乳食教室を現地の人々の手で運営していくことにフォーカスした活動を行っていきます。
【保健教育を行う保健ボランティアと女性子ども委員会向けのトレーニング】
▶︎カンボジア政府が作成したフリップチャートを使って、実際に集まったお母さん向けに保健教育を行うためのトレーニングをしています。
今回のプロジェクトについて
■目標金額:400万円
■実施内容:2022年1月〜2022年12月末までに、カンボジア・プレアビヒア州の僻地において、現地行政、コミュニティと協力し、数多い発育不良児の発生を抑制するための栄養改善指導、離乳食教室、乳児の身体測定等を柱とした母子保健事業を行う。
※本プロジェクトは、All In型です。支援総額が期日までに目標金額に届かなかった場合でも、目標金額分を自己負担するなどして、必ず上記の実施内容の通り実行致します。
※このプロジェクトは、2022年12月31日までに、特定非営利活動法人シェア=国際保健協力市民の会がカンボジアでの母子保健事業を継続したことをもってプロジェクトの実施完了とします。
現地の人々で活動を、そして子どもたちの健やかな成長を守っていくために
日本のようにすぐ近くに様々な診療科のクリニックや大きな病院があって、健康保険によって希望すればすぐに質の高い医療サービスが適切な価格で受けられる国と違い、多くの発展途上国では公的な保健医療サービスの量も質も劣悪な状況で人々は生活をしています。特に、農村部においてはより厳しい状況にあります。
シェアは、人々が自らの健康について主体的に考え、行動することによって持続可能な健康改善を行っていけるように支援することを大切にしてきました。
カンボジアの中でも他地域と比べてプレアビヒア州は子どもの栄養状態が悪い地域です。2歳までにしっかりと栄養を取ることは、その後の子どもたちの将来の健康にも影響を与えるからこそ、大切な取り組みです。
現地のお母さんたちが、しっかりと正しい保健教育や栄養について、理解すること、そしてそこから各家庭で実践していくように実際の行動が変わっていくまでには、時間がかかり地道な活動が必要です。しかし、現地の人々によってその活動が守られるように、シェアは活動を続けていきたいと思っています。
今後も、継続した活動ができますように、皆さまからのご支援をいただけましたら幸いです。
現地スタッフからのメッセージ
シェアカンボジアのプロジェクトを現地で実施しているスタッフを紹介します。
モーガン 清 三恵子(カンボジア事務所現地代表/プロジェクトマネージャー)
カンボジアの子どもは恥ずかしがり屋で、はすかいに体を構え、微笑むよりも、にやにや笑います。くりくりした目に茶色い肌、ニヤッとした時、白い歯が見えかわいい笑顔に変わります。カンボジアでは病気になってしまうと、医療費のために家財を売り貧困スパイラルに陥る人々も少なくありません。家族思いのカンボジア人が、いつも健康で、勤勉勤労でいられますように、2歳までに体の基盤をしっかりつくる。そのためには、親が知識をつけ子どもに栄養をつけさせる。かわいい子どもたちが、いつも愛らしく、元気にいられるように。
税制控除について
(特活)シェア=国際保健協力市民の会は、東京都より2019 年12 月5 日付けで認定更新の承認を受けた 「認定 NPO 法人」 です。シェアへのご寄付(募金)は、確定申告によって、所得税、法人税、相続税等の寄付金控除の対象となります。
※寄付領収書は2021年1月~12月分をまとめて、2022年1月末に発行・発送致します。
詳しくは「寄付控除のご案内」をご覧ください。
留意事項
●ご寄付確定後の返金やキャンセルは、ご対応いたしかねますので、何卒ご了承ください。
●寄付領収書の名義・発送先は、原則としてご寄付時に入力いただいたお届け先の宛名と住所となります。
●なお、ご寄付完了後に上記情報を変更することはできず、のちにアカウント情報を変更された場合でも、ご寄付時に入力されたお届け先の宛名と住所は変更されません。個別にご連絡をいただかない限り、ご寄付時に入力いただいた宛名と住所に寄付領収書をお送りさせていただくことになりますのでご注意ください。
●銀行振込にてご寄付いただく際、返金先口座情報をお伺いいたしますが、All-inのため原則返金はいたしません。ただし万が一ページで約束していたプロジェクトを実施できなかった場合や、振込金額が予約金額より超過している、もしくは不足しており追加で振込まれない場合に返金先口座を利用いたします。お手数ですがご入力をお願いいたします。
●「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクト期間中・終了後にPR等で利用させていただく場合がございます。ご了承ください。
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プロフィール
シェアは、健康で平和な世界を全ての人とのわかちあう(シェア)ために、草の根の立場から行動を起こした医師・看護師・学生等が中心になり、1983年に結成された国際保健NGO(民間団体)です。私たちはすべての人が心身ともに健康に暮らせる社会を目指し、“いのちを守る人を育てる”保健医療支援活動を、カンボジア、東ティモール、日本で進めています。
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ギフト
3,000円
感謝のメール・年次報告書を送ります!【3千円】
・感謝のメール
・年次報告書
・寄付領収書
- 申込数
- 102
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
5,000円
感謝のメール・年次報告書を送ります!【5千円】
・感謝のメール
・年次報告書
・寄付領収書
- 申込数
- 89
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2022年5月
3,000円
感謝のメール・年次報告書を送ります!【3千円】
・感謝のメール
・年次報告書
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- 申込数
- 102
- 在庫数
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- 2022年5月
5,000円
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- 発送完了予定月
- 2022年5月
プロフィール
シェアは、健康で平和な世界を全ての人とのわかちあう(シェア)ために、草の根の立場から行動を起こした医師・看護師・学生等が中心になり、1983年に結成された国際保健NGO(民間団体)です。私たちはすべての人が心身ともに健康に暮らせる社会を目指し、“いのちを守る人を育てる”保健医療支援活動を、カンボジア、東ティモール、日本で進めています。