トルコ・シリア地震｜不安な仮設住宅での生活の中に集い安らぎの場所を

末廣香織（九州大学大学院人間環境学研究院BeCAT副センター長）

寄付総額

4,320,000円

目標金額 2,500,000円

寄付者: 169人

募集終了日: 2023年12月22日

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2023年12月23日 15:33

皆様からのご支援へのお礼【目標金額を達成することができました！】

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この度は、「トルコ・シリア地震｜不安な仮設住宅での生活の中に集い安らぎの場所を」のクラウドファンディングに多くのご支援をいただき、本当に有難うございました。11月8日（水）の開始以来、途切れることなく皆様からのご寄付が届き、当初の目標額である250万円、そして第二目標としていた400万円を超え、最終的な金額は合計432万円になりました。予想を超える多くの方々に暖かなご支援をいただき、心より感謝申し上げます。また、様々な立場の方々から応援のメッセージをいただき、感激しています。被災者の皆様に本当に喜んでいただける「集いの場」を作るために、これから精一杯頑張ってゆきたいと思います。
　近年トルコの周辺地域では、ずっと不安定な状況が続いています。トルコ＝シリア地震被災地も大変ですが、今ウクライナやパレスチナで起こっていることが、人間の業から来ていると考えると何ともやるせない気持ちになります。キリスト教とイスラム教、西洋と東洋、ヨーロッパとアジアとアフリカという歴史や文化の交差点にあって、どうしても政情が不安定になりやすく、ことあるごとに被害を受けるのが一般の市民です。トルコの地震被災地では、多くの被災者が窮屈な仮設住宅での生活を余儀なくされているのですが、実はその傍らには、多くの難民が暮らすキャンプも存在します。日本からは、なかなか想像しにくいのですが、トルコの人々は、こうした複雑で困難な状況下でも、何とか安定した生活が送れるように、協力し合っているように見えます。今回の私たちのプロジェクトが、多少なりとも現地の皆さんに安らぎを与え、それが今後の社会の安定と日本、トルコ両国の交流につながるように努力してゆきたいと思います。
　今後の活動状況につきましては、このサイトにて随時発信して参ります。引き続き、ご理解とご協力をいただけますよう、よろしくお願いいたします。

2023年12月23日
九州大学大学院人間環境学研究院教授
BeCAT副センター長
末廣香織