重要文化財　米山寺宝篋印塔発掘調査（その２）

９月28日に文化財建造物保存技術協会や三原市文化課による重要文化財　米山寺宝篋印塔の発掘調査が再び行われ、基壇（宝篋印塔の下部の二段）を移動し、さらに土中を掘り下げたところ、大きな瓶の欠片と人骨の一部が出土しました。

恐らくは江戸時代に、それまで散在していた小早川家歴代の墓を今のような墓所に整備した際、埋葬されていた骨をまとめてこの墓の土中に埋めたものと思われます。

米山寺では、現在「米山寺のしおり」の内容について推敲しています。このしおりは今回のクラウドファンディングで返礼品にもしておりましたが、新しい墓所が完成した暁には、新たな墓所の写真とともにしおりの内容の一部も変更する予定です。米山寺の歴史等の文章も難解な語句が入っておりましたので、もう少し読みやすく、わかりやすいものになるよう検討しております。