備北バスの1339号　通称『チョロＱ』

今日も良い天気です！油断せず安全運転で頑張ります！

今日は弊社の購入・改装してきた中古車たちのなかでも特に色々なことがあり、中古車導入のむずかしさを痛感した車輌のお話をさせてください。

それがこの車輌　1339号。Ｈ13年式いすゞＫＫ-ＬＲ233Ｅ1型、です。

車長は6.99ｍ、小型路線バスサイズでありながらワンステップで、まさに備北バスの中山間狭隘路線のニーズにピッタリなサイズです。

購入前のチェックでは若干エンジンに…あるな？という手ごたえでしたが車体価格も安く、改装運用後に早期のエンジンオーバーホールで長く活躍できそう…という我々の見立てでした。

めでたくＨ27年に投入、運用となりましたが、エンジンがメゲる（←岡山弁で壊れるの意）のが予想以上に早く、オーバーホール開始と相成りました。部品の相性などで復帰に時間がかかり丸一年の入院でしたが、協力企業様たちが日本全国かけまわって何とかしてくださり、無事復帰。今はとても元気で、パワーは無いですが頑張ってくれています。

今となっては、このバスもいてくれて良かったのですが、やはり関東、関西の大都市圏のバスが中古市場の主力でもあり、走行距離のみならずエンジンの駆動時間累計についてもよく考えておかねばならないことを痛感しました。

　1339号、前から見ると普通のバスですが横から見ると短くて、本当にチョロＱみたいです。もしもご縁があってお見かけすることがあれば、備北バスの『チョロＱ』をよろしくお願いします！