水族展示復活へ!トンネル水槽再生にご支援を|琵琶湖博物館【第1弾】
水族展示復活へ!トンネル水槽再生にご支援を|琵琶湖博物館【第1弾】

寄付総額

11,593,000

目標金額 5,000,000円

寄付者
796人
募集終了日
2024年1月31日

    https://readyfor.jp/projects/biwahaku2023?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2023年12月20日 17:12

🐟ゲンゴロウブナ~トンネル水槽の魚たち④~🐟

 トンネル水槽に泳いでいた魚を紹介するシリーズ「トンネル水槽の魚たち」の第4回は、ゲンゴロウブナです!

 

 ゲンゴロウブナは、体長30cmほどになる琵琶湖固有種です。琵琶湖には本種の他に、ニゴロブナとギンブナの3種のフナが生息しています。本種は、目が下の方につくこと、頭部後部から背面が盛り上がるなどの特徴によって見分けることができます。ゲンゴロウブナの名前の由来は、源五郎という人の名前に由来すると言われており、源五郎にまつわる童話や伝説がたくさん残っています。ここでは上げきれませんので興味のある人は調べてみてください。目が下の方についた愛嬌のある顔が源五郎さんに似ていたのかもしれませんね。

ゲンゴロウブナ.jpg

 

 魚には鰓耙(さいは)と呼ばれる、口から吸いこんだ水から餌をこしとるための器官が鰓(えら)の内側にあります。本種の鰓耙は、他のフナと比べるととても多くて細かいのが特徴です。これは、それほど細かい餌を食べている証拠です。さらに、本種の腸はとても長いのが特徴です。腸が長いということは、分解に時間のかかる植物性の餌を食べているということを示します。すなわちゲンゴロウブナは、琵琶湖沖合の表層や中層で、細かくて植物性のもの=植物プランクトンを食べているフナということになります。 

 

 ヘラブナやカワチブナと呼ばれる釣りで有名なフナがいますが、これらはゲンゴロウブナの養殖品種で、種としては同じです。ヘラブナは、ヘラ釣りの目的で全国に放流され、各地で外来種として定着してしまっています。

 

 本来の生息地である琵琶湖では、ゲンゴロウブナは減少しており、絶滅危惧IB類となっています。繁殖場所であるヨシ帯が減っていることや外来魚の影響が要因として考えられます。また、ゲンゴロウブナらしい形のゲンゴロウブナも減っていると言われています。環境が変わってきていることや改良品種であるヘラブナが琵琶湖にも入ってしまったことが、その原因かもしれません。

 

 トンネル水槽には、約10尾のゲンゴロウブナがいました。現在は、カイツブリ水槽に移動し、水鳥たちの名脇役として、水の中に活気を与えてくれています。カイツブリ水槽を見る際は、水鳥だけでなく、水の中を泳ぐ“源五郎さん”にもスルーせず、挨拶してくださいね。

IMG_5578.JPG

カイツブリ水槽のゲンゴロウブナ.JPG

 

 クラウドファンディングの返礼品には、学芸員による水族展示室のDEEP解説ツアーもあります。本ツアーでは、展示水槽や魚の解説はもちろん、展示にまつわる裏話も聞くことができます!

返礼品URLhttps://readyfor.jp/contributions/biwahaku2023?reward_detail=&select_id=328709

ギフト

3,000


応援コース(3,000円)

応援コース(3,000円)

●お礼メール
●寄付受領証明書
●公式ホームページにお名前記載(希望制)

※令和5年12月31日までにご入金・決済いただいた場合はご自身での確定申告が必要になります。

申込数
184
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

5,000


応援コース(5,000円)

応援コース(5,000円)

●お礼メール
●寄付受領証明書
●公式ホームページにお名前記載(希望制)

※令和5年12月31日までにご入金・決済いただいた場合はご自身での確定申告が必要になります。

申込数
114
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

3,000


応援コース(3,000円)

応援コース(3,000円)

●お礼メール
●寄付受領証明書
●公式ホームページにお名前記載(希望制)

※令和5年12月31日までにご入金・決済いただいた場合はご自身での確定申告が必要になります。

申込数
184
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月

5,000


応援コース(5,000円)

応援コース(5,000円)

●お礼メール
●寄付受領証明書
●公式ホームページにお名前記載(希望制)

※令和5年12月31日までにご入金・決済いただいた場合はご自身での確定申告が必要になります。

申込数
114
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2024年3月
1 ~ 1/ 41

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る