和歌山の海の美しさと問題を知って欲しい!冊子作品『海を臨む。』
和歌山の海の美しさと問題を知って欲しい!冊子作品『海を臨む。』

支援総額

311,000

目標金額 300,000円

支援者
56人
募集終了日
2022年8月10日

    https://readyfor.jp/projects/bluemarble?sns_share_token=&utm_source=pj_share_url&utm_medium=social
    専用URLを使うと、あなたのシェアによってこのプロジェクトに何人訪れているかを確認できます
  • Facebook
  • X
  • LINE
  • note
2022年08月08日 13:00

【残り2日!!】「海を臨む。」を制作して

 

こんにちは。

いよいよ「海を臨む。」クラウドファンディングも残すところ2日となりました。

思い残すことはありません、といえば嘘になるかもしれませんが、現状の僕たちに出来ることは精一杯出来たんじゃないかと思っています。

 

今日と明日、最後まで走りきります。

そして、そこから先も全力で走っていきます。

どうか、応援よろしくお願いします!

 

 

 

今日は「海を臨む。」を制作して僕たちが感じたことを書いておこうと思います。

 

まず、なぜをテーマにしたのか?

これは単純に「和歌山の海に惚れた」からです。

僕たちが初めて和歌山に集まった時、一緒に海岸線をひたすらドライブしました。

どこまでも続くような青い海が鮮烈で、岩場へ降りたり漁港へ行ったり、堤防から海の中を覗いて見たり。どうにかして近づこうと何度も車を止めて海を見ました。

 

都会で育った僕たちは雄大な自然を一身に受ける体験が少なく、海と山と川、全てで圧倒的な自然のエネルギーを感じずにはいられませんでした。

 

そして同時に、大学時代から環境×芸術を実践していた僕たちはそれらの自然環境に数々の問題が潜んでいることも知っていました。

とりわけ海洋ゴミ問題に対してアプローチを試みた経験も相まって、海の問題について強く関心がありました。

 

この和歌山の雄大で美しい海に、一体どのような問題が潜んでいるのだろう?誰がその問題を知っているのだろう?対処しようと奮闘しているだろう?

そんな疑問が湧き、僕たちは現地の様々な方にお話をお聞きしたいと思いました。

そして、そこから僕たちが作品を制作し、展示することで何か変化のきっかけを作ることができるのではないか、と考えるようになりました。

 

 

様々な方のお話を伺う中で、僕たちは作品作りと並行して文字媒体のアプローチも必要だと感じました。

なぜなら、想像以上に問題は根深く、複雑だったからです。

 

抽象的なものとしての作品だけではその深刻さは伝わりづらく、同時に実際に話を伺った僕たちがそれを作品として残さないのはあまりに勿体無い。

そうして冊子の制作が決定しました。

 

 

 

「海を臨む。」を制作して感じたことは、やはり対話が不可欠だということです。

そもそも、海をはじめとした自然環境について真剣に考え、意見を持っている人はこの日本ではかなり珍しいでしょう。

これは教育や食など、他の分野でもある程度同じだと思います。

 

 

自然環境というジャンルが軽視される主な理由は三つ挙げられると思います。

 

一つ目は環境についてメディアが報道する機会が少ないことです。

実際に海外生活の経験がある方が「日本はアメリカに比べて環境についてテレビで報道されることが極端に少ない」と仰っていました。

 

日常的に目に触れる機会が薄ければ、当然僕たち消費者は能動的に情報を摂取しなくては知ることはできません。逆にいえば、日常茶飯事にしてしまえば関心を持ってもらえる可能性がまだまだある、ということでもあります。

 

 

二つ目は自然と触れ合う機会が薄くなっていることです。

一つ目と繋がった話ですが、日常生活で自然環境を感じる機会が減少したことで、自分たちにとって必要不可欠なものではなく、単なるレジャー施設のように捉えてしまっているように感じられます。

 

ゆえに、BBQセットやパラソルなんかをそのまま捨てて帰るような無責任な行動を取ってしまうのでしょう。

 

 

そして三つ目は、自然環境が経済活動とミスマッチになってしまっていることです。

自然環境を守ることでお金が手に入るシステムは現在の日本にはほとんどありません。

 

自然環境を保護することは一見僕たちのためになりにくく感じますが、実は農業や漁業などと深く関係しているため、とても重要なことなのです。

他の国、例えばノルウェーは魚を獲りすぎないように漁業に制限を設けていて、獲れた魚が少ないほど漁師が儲かる仕組みになっていたりします。

 

つまり、仕組みを変えることができれば日本の現状は変えていけるはずなのです。

そして、その仕組みを変えるには当事者はもちろんそれ以外の多種多様な人々による対話が必要になるというわけです。

なぜなら、各々の事情を知らなくてはその人の取り組みに共感することができず、一方的にルールを押し付けることになってしまうからです。

そうなれば不満も出ますし、根本的に解決していくことには繋がらないと思うのです。

 

 

この考え方は今の日本に適した方法だと僕たちは思います。

人と会話することを避けるようになってしまっている現代で、自分の興味がある分野に対しては関心を持って意見してほしいと思いますし、それがスムーズにできるように場を整えることが自分たちにできることなんじゃないかと考えています。

 

前回、前々回で書いた僕たちの夢は、こういう風に取材と制作を通して出来上がったものです。

今後も制作を続け、多様な視点を知りたいと思います。

僕たちの考えや夢に共感して頂けた方は、応援とご協力をどうかよろしくお願いします!

リターン

2,500+システム利用料


【スタンダードプラン】『海を臨む。』+展示作品ポストカード

【スタンダードプラン】『海を臨む。』+展示作品ポストカード

和歌山の海について、様々な方々にお話を聞き制作した冊子作品です。

スペック:B5サイズ フルカラー 102P

●『海を臨む。』1冊
●インスタレーション作品『立ち留まる流僕』ポストカード1枚

※もしリターンが不要の場合はご支援時のアンケートに「いいえ」とお答え下さい。お礼のメールのみお送りします。
※ポストカードの絵柄は選択出来ません。あらかじめご了承下さい。

申込数
38
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

2,500+システム利用料


【全力応援プラン】感謝のポストカード 2,500円

【全力応援プラン】感謝のポストカード 2,500円

僕たちの活動を全力で応援して頂ける方向けのプランです!
直筆のメッセージをポストカードに書いてお送りします。
ポストカードの絵柄はA,B,Cの三種類からお選び頂けます。

●感謝のポストカード 1枚

※もしリターンが不要の場合はご支援時のアンケートに「いいえ」とお答え下さい。お礼のメールのみお送りします。

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

2,500+システム利用料


【スタンダードプラン】『海を臨む。』+展示作品ポストカード

【スタンダードプラン】『海を臨む。』+展示作品ポストカード

和歌山の海について、様々な方々にお話を聞き制作した冊子作品です。

スペック:B5サイズ フルカラー 102P

●『海を臨む。』1冊
●インスタレーション作品『立ち留まる流僕』ポストカード1枚

※もしリターンが不要の場合はご支援時のアンケートに「いいえ」とお答え下さい。お礼のメールのみお送りします。
※ポストカードの絵柄は選択出来ません。あらかじめご了承下さい。

申込数
38
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月

2,500+システム利用料


【全力応援プラン】感謝のポストカード 2,500円

【全力応援プラン】感謝のポストカード 2,500円

僕たちの活動を全力で応援して頂ける方向けのプランです!
直筆のメッセージをポストカードに書いてお送りします。
ポストカードの絵柄はA,B,Cの三種類からお選び頂けます。

●感謝のポストカード 1枚

※もしリターンが不要の場合はご支援時のアンケートに「いいえ」とお答え下さい。お礼のメールのみお送りします。

申込数
3
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2022年9月
1 ~ 1/ 15


最近見たプロジェクト

もっと見る

あなたにおすすめのプロジェクト

注目のプロジェクト

もっと見る

新着のプロジェクト

もっと見る