本日は大晦日。お陰様で多様な活動を無事続けてこれました。

　どのNPOもそうかもしれませんが、毎年資金繰りではハラハラドキドキしながら、何とか続けてこれました。

　Bremen は民設民営の放課後児童クラブですが、子どもたちのためにそれだけでは飽き足らす、それ以外の活動もたくさんしています。

　毎週のように遊びや体験活動を行う「石巻市放課後こども教室」、年２回の親子野外体験、石巻市石巻地区こども将棋大会、防災教育、などなど他の団体にはまねのできない活動を続けてきています。

 

　そして、コロナ禍で著しく学力の低下した子どもたちのために、無料学習会も実施しています。

　巷には無料学習会と言って、１人の担当が数十人の子どもたちを指導しているところもありますが、Bremen はそれではきめの細かい指導はできないと思っています。そこで、教員免許を持っているし指導員を中心に２～３人の質の良い指導を心がけています。形だけ見れば、コスパが悪いと映るでしょうが、本来教えるとはそのようにしなければならないと思っています。

　物わかりの良いお子さんなら、多人数でもなんとかなるでしょうが、もう学校でわからないところを抱えて困っているお子さんには、無理な話です。

　

　コロナ禍で不登校が２４万人になった、という情報が飛び込んできました。このまま、手をこまねいて、子どもたちの学習権放棄を見逃すことはできないと、学習支援に力を入れることにしました。一昨年度の１２月から毎週続けております。

　本来、子どもは学びたい、知りたい、という願いを持っています。興味関心を学びにつなげることが、学校にむずかしいなら、民間の力でお手伝いをしたいと思っています。幸いBremen には教員免許を持つスタッフがたくさん控えております。

　新しい拠点で、子どもたちの学習支援をしたいという希望に応援をよろしくお願いいたします。