おはようございます。カンボジア自転車プロジェクトを主催しています安田です。たくさんの方々にこのプロジェクトを応援していただいて本当に感謝しています。

 

ところで、皆さん子どもの頃の「将来の夢」ってなんでしたでしょうか。私は子どもの頃に見たアニメに出てくる「博士」にあこがれて大学の先生・科学者になりたいって思っていました。

 

僕は普段、コンサルタントとして経営者や社員、その家族、子どもを笑顔にする仕事をしています。「子どもはやっぱり笑っていてほしいし、「将来は〇〇になりたい!」って夢を語ってほしい」といつも思っています。

 

だから、2年前に初めてカンボジアの農村エリアを訪問した際にも子ども達に「将来何になりたい?」と聞きました。そのときの写真をいくつか掲載します。

 

いくつかの学校を訪問しました。そしてたくさんの子ども達に同じ質問をしてみたのですが、回答として多かった職業ランキング(安田調査)は次の通りです。

 

1.学校の先生

2.お医者さん

3.看護師さん

 

このランキング、学校の先生がダントツぶっちぎりの1位です。聴いた子どもの半分以上が「先生になりたい」と答えます。

 

「他にも色々あるのに、なんでやろうなぁ・・・」

 

と思っていたのですが、同行頂いたボランティア事務局の方が教えてくれました。

 

「ここは農村エリア。子ども達が見る大人は両親、学校の先生、病気になったときに見た病院の先生や看護師さん、そして食堂や商店の人たちぐらいです。テレビも無い家庭がほとんどなので情報もあまり入ってきません。」

 

ということでした。大人の職業という選択肢は子ども達のなかですごく限られていたというわけでした。だから毎日会っている学校の先生を見て「先生になりたい」と思うのは当然のことかもしれません。

 

そして農業をしている家庭の子は必ず「農業は貧乏だからイヤ。生活を変えたいんです。」といいます。そうした家庭の多くは小作農で土地を借りて農業を営んでいます。土地代を払うと自分達が食べていく分がやっと。現金収入なんてほとんどありません。安田が「きれいな水田やなぁ」と呑気に眺めていた風景にもそうした背景があったことがわかりました。

 

カンボジアでは1970年代に悲しい時代があり多くの知識層の方が虐殺されました。だからベテランと呼ばれる年齢層の先生が不足しており、先生不足に悩まされています。だから「先生になる」というのはこの子たちにとっても、次の世代の子ども達にとっても良いことなのかもしれません。

 

ただ、学校の先生になるためには高校や大学にもいかなければなりません。そのためには今通っている学校できっちり勉強して卒業しなければなりません。「夢をあきらめないですむ」ためにも自転車が必要なんです。

 

皆さん、是非力を貸してください。

宜しくお願いします。

 

P.S.さきほどの職業ランキング。1票しか入りませんでしたが、「私は歌手になりたい」という子がいました。すごくほっこりして嬉しかったのは言うまでもありません。「しっかり練習して、歌手になって、日本に歌いにおいで!」と伝えました(^^)

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