支援総額
目標金額 1,200,000円
- 支援者
- 119人
- 募集終了日
- 2018年10月1日
しっちゃかめっちゃか自転車140キロの旅 その1
みなさん、こんにちは。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。日曜日いかがお過ごしですか?私は昨晩豊岡でのセミナーのあと泊まりで今朝早い列車で帰って参りました。そのあとは家族と過ごしています(^_^)
今日はタイトルにあるとおり2017年のカンボジア訪問でチャレンジした自転車旅のことを書きたいと思っています。でもその前に・・・
昨年のクラウドファンディングの達成金額に追いつきました!!
現在47名の方からご支援頂き支援金額は53万5千円となりました。これは実は昨年のクラウドファンディング(下参照)と同額の金額なんです。
今年はもっとたくさんの子どもたちに自転車を届けようと目標金額を高く設定して達成率こそまだですが昨年に並んで一つの目標に達することができました。皆さんありがとうございます。残り1ヶ月がんばって走り続けますのでご支援ご協力そして応援宜しくお願い致します。
自転車旅の話
2017年の自転車プロジェクトはカンポット州で行われました。主都プノンペンからの距離はおよそ140キロ。通常のプランではチャンディさんら協力者と車で向かうのですが安田はまた妙な思い付きで「自転車でカンポットまで行ったらおもしろいかも・・・1日では無理だから2日がかりで。途中、ゲストハウスかなんかに泊まれたらもっと楽しいかも・・・現地で調達した自転車はこの旅が終わったら子どもにプレゼントしたらいいし・・・」というわけで実行してみることにしました。
思いついてからは準備と練習が必要と考え、パンク修理キットを購入し模擬パンク修理を重ねつつ、仕事で向かう先まで自転車で向かったり・・・
この写真は仕事先までの20キロを走ったときのもの。
これは足腰鍛えようと自宅から山の方に向けた20キロコースを走った時の様子。どちらも自意識過剰な自分撮りですみません(^_^;)
練習の結果ママチャリだと1日70キロは走れると判断して2日間の旅程を組んだのです。
いざ!!まずは自転車購入
まずは現地で自転車調達です。ジョンのエピソードでもお話ししましたがマーケット横にある自転車屋通りで中古の自転車を購入。変速機付きがいいなぁと。そしてカゴと鍵も(カンボジアでは両方別料金)。最後にお手製自転車プレートを取り付けて完成です。
いざ、行かん!
だいたい正午ごろ出発。1日目は75キロなので、平均15キロで走って5時間。間の休憩を入れるとちょうど6時ぐらいに出発やなぁ・・・とあまり余裕のないスケジュール。これがあとでとんでもないことになるんです・・・(^^;
こちらはオルセイマーケットから空港方面を抜けて始まる国道3号線。あとはほとんどこれ一本です。ちなみに信号はほぼありません。田園地帯を通り、途中いくつかの集落があるぐらいでその集落にも信号はなく、休憩以外であまり停まる必要もありませんでした。
休憩したいなぁ・・・トイレも借りたいなぁ・・・冷たい飲み物も欲しいなぁ・・・ということで子どもが店番しているガソリンスタンドへ。
まずは冷たい水。ちなみにこのあとポカリスエットも飲みました。指さし会話帳でトイレを借りることに成功!
これがカンボジアでポピュラーなトイレのスタイル。左にあるオケで水をすくって自分で流します。トイレットペーパーもありません。安田は日本からマイペーパーを持参しました。その場合はゴミ箱に捨てるようにします。ちなみに現地の人はインド式と同じです。左手でおしりを水洗いします。安田はまだ経験がありませんが、近々経験することになりそうです・・・
いざ出発。こんな感じ。踏切がありました。線路があると列車が通るまで待ってみたくなるのですが、使われていても1日1本とかあるかもしれないのであきらめました(^^;ちなみにそばを大型トラックとかがビュンビュン通っていくので排気ガスと砂埃でなかなかタフな環境です。それに暑い日差しも。それでもめげるわけにはいきません!!
休憩・・・
また休憩。スタンドの人たちはみんな親切です(^^)・・・とにかく暑い。後半になってペースも落ちてきました・・・やばいなぁ。日がくれると真っ暗なんだよなぁ・・・
気合いを入れて栄養ドリンク。「あのエナジードリンクよりすごい!」という文句が缶に・・・「あの」はやっぱりアレなのかな?
これが成分表。タウリン2000mg配合。リポビタン2本分ですね。英語表記でよくわかりませんが、ニコチン、ローヤルゼリー。なんだかすごそうです!
で、携帯チェックしてたら偶然目に入った天気予報。
雨
えっ・・・いま、乾季ですけど・・・雨雲まったく見えませ・・・あっ見えてる・・・やばい・・・自分は濡れてもいいけどバックパックにはパソコンやら何やら色々はいってるぞ・・・
と、ドキドキしながら出発。ようは雨が降る前に到着したらいいんや!!
という意気込みむなしく雨、降ってきました。これも自転車旅の醍醐味ですね(^^; どうしようかなぁと思っていたら原付の人たちがみな露店の前で停まっています。
「あっカッパ買ってる!!」
なるほど。突然の雨が多い地域ならではですね。薄すぎていまにもやぶれそうな、使い捨て状態のカッパが売っています。値段、およそ30円。これを着るんじゃなくて、バックパックに被せました。写真のような感じです。
背負うとこんな感じ。バッチリ。帽子とメガネがあれば少々の雨は大丈夫だぜ!!
だいぶ今日のゴールが見えてきたところで再び休憩。アクエリアス見つけました!しかもカンボジアのアクエリアスは微炭酸。疲れた体にごっつい良い感じ!!
安田号もかなりがんばってくれています。ちなみに今までトラブルは一切なし。さすがブリジストン!
そして・・・ここから最後の1枚まで写真はありません。なんでって大変だったから(^^;ちょうどその様子がわかる動画があるので下の動画をご覧ください。安田の後半の動きに注目です。
宿が見つからずに焦り・・・うろつき・・・助けられる・・・
この休憩のあと、宿がある集落に到着。予約サイトのBooking.comを使って宿の場所をGoogleマップで確認しながら・・・行くと・・・無いやん・・・
しばらくウロウロして見つからないので、尋ねてみることにしました。
あっ誰も英語通じひん・・・
指刺し会話帳では伝えられへん・・・
しかも宿に電話してみたら、クメール語の自動応答メッセージが流れてくる・・・そういえばこのSIMカード。うまく通話できてなかったなぁ。早く確認しておくべきやった・・・
というわけで、Booking.comの宿のページに載っている写真見せて、ジェスチャーで道に迷っている旨を伝えるのですがみんなわかりません。
そう、わからないのも無理ないのです。今日泊まる予定の宿はホームステイスタイル。だから写真は普通の民家。このあたり、みなおんなじ形、デザインなんですよね・・・
「あっちの方にあるよ!急いでいるから向こうに行ってからまた聞いてみな!(少し英語が話せる彼)」
「きっとこの家だよ(って言っているたぶん。クメール語)」
で、言ってみても不審者扱い。そりゃ怪しい外国人がバックパックと自転車で乗り込んできたんだからねぇ
あっ雷・・・あっ土砂降り。あっというまにずぶ濡れ。
「きっと向こうだよ(って言っているたぶん。クメール語。)」
これは牛がいるから多分牛小屋だよ。
そして迷っている間にあたりは真っ暗。街灯もなく土砂降りのなかを歩くのは、すぐそばを全速力で走り抜けるトラックにひいてくれといわんばかりの危険行為。
ちょっと怖くなってきました。さらにウロウロ途方に暮れていると・・・
「どうしてまだこんなところにいるんだ??向こうって言っただろう?」
さっきの少し英語が話せるお兄さんでした。
安田:「場所知ってるの?」
お兄さん:「あぁ知ってるよ!」
安田:「この地図の場所じゃないの?」
お兄さん:「これ、全然違うよ!」
安田:「どうやっていくの?」
お兄さん:「向こうに1キロほど進んだら農道があるから左折。そして500mほど行ったら右にまがる細い道があるから右折。そこを50mほどいったらある。」
・・・この真っ暗でこのスコールで・・・それはちょっと無理かも・・・あかんかも・・・
お兄さん:「真っ暗で危険だから連れてってやろうか?オレはバイクでゆっくり走るから後ろからその自転車でついてこいよ!」
という、神の一声。
二つ返事で「ありがとう!!ほんまにありがとう!!」って手を握っていました。
どしゃぶりのなか、まっくらななか、安田の視界は小さなテールランプが1つ。これを見失ったらもう宿にはつけないでしょう。このテールランプにしがみついて必死についていきました。
そして、到着。到着直後の安田です。宿の人の温かいおもてなしを受けて、熱い生姜のような味のするお茶をいただいて、そのまま部屋で眠りました。
自分の無謀さ加減を思い知ったのと、カンボジアの人たちの温かさがありがたかった1日でした。
英語が通じない。電話も通じない。地図も間違っている。
これでたどりつけたのは、とっても親切なカンボジアのお兄さんのおかげでした。
本当にありがとうございます。
ちなみにこのお兄さん、Facebookでつながりました。とってもいい人です(^^)
いつも最後までお読みいただいてありがとうございます!! 明日はこの続きを書きたいと思います!!
リターン
5,000円
現地の様子をお写真でお伝えします!
・お礼のお手紙
・支援した子どもと自転車の写真
・現地の様子を写した写真
・カンボジア産コーヒードリップバッグ5個
(2名様のご支援で自転車1台を子どもたちに届けます。「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかるように、ギフト写真も用意いたします。)
- 支援者
- 38人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年2月
10,000円
【自転車サポーター】<自転車1台と修理セット>を子どもたちに届けします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。
・自転車に取り付けるお名前(企業名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
- 支援者
- 45人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年2月
10,000円
【現地のコーヒーで応援!】<自転車1台>を子どもたちにお届けします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。
・自転車に取り付けるお名前(企業名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ10個
- 支援者
- 25人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年2月
30,000円
【自転車&自転車クラブのサポーター】<自転車1台>を子どもたちに届け、<自転車クラブの設立継続>をします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。
・自転車に取り付けるお名前(企業名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ20個
・カンボジアの伝統的な巻物「クロマー」
- 支援者
- 9人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年2月
50,000円
【自転車&自転車クラブのサポーター】<自転車1台>を子どもたちに届け、<自転車クラブの設立継続>をします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。
・自転車に取り付けるお名前(企業名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・自転車クラブにお名前(企業名可)の入ったプレートの取り付け
・子ども達からのありがとうメッセージ動画
・カンボジア産コーヒードリップバッグ20個
・カンボジアの伝統的な巻物「クロマー」
- 支援者
- 2人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年2月
100,000円
【自転車&自転車クラブのサポーター】<自転車1台>を子どもたちに届け、<自転車クラブの設立継続>をします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。
・自転車に取り付けるお名前(企業名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・自転車クラブにお名前(企業名可)の入ったプレートの取り付け(2か所分)
・子ども達からのありがとうメッセージ動画
・カンボジア産コーヒードリップバッグ30個
・カンボジアの伝統的な巻物「クロマー」2つ
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年2月