
支援総額
目標金額 1,800,000円
- 支援者
- 136人
- 募集終了日
- 2020年8月31日
直近2019年の自転車プロジェクトセレモニー その1
おはようございます。カンボジア自転車プロジェクトの安田です。今日は職場ではなく、駐車場の中でパソコン広げて新着情報書いています。最近仕事で出かけるときは渋滞を避けものすごく早めに着いてからゆっくりすることが増えました。予定は10時30分から。まだ2時間あるのでゆっくりしています。
今日は昨年2019年に行われた自転車セレモニーの様子をお伝えしたいと思います。2019年の自転車プロジェクトのスケジュールは次の通りでした。
12月9日:カンポット州へ既存自転車プロジェクトへパーツ補給
12月10日:移動日
12月11日:コンポントム州へ自転車寄贈セレモニーと2か所の自転車クラブ設立
12月12日:プレアヴィヘア州へ自転車寄贈セレモニーと2か所の自転車クラブ設立
12月13日:コンポンチュナン州へ既存自転車プロジェクトへパーツ補給
今日書きたいのは11日のコンポンスプー州での自転車プレゼントセレモニーです。
コンポントム州でのセレモニー
この日はコンポントム州が活動の拠点。こちらの州では自転車110台と自転車クラブ2か所の設立を行います。
コンポントム州のPREV PREAL LSSへ
自転車プレゼントのセレモニーは州内の19の中学校からプレゼントの対象となった中学生たちを一同に集めて行われます。その会場となったのはPREV PREAL中学校。まずは到着の歓迎から始まります!

先生に歓迎のクロマーをかけてもらい、集まっていただいた先生方と記念撮影。
コンポンチュナン州の2つの郡から計19の生徒たちが集まっています。そこの学校の先生たち、郡の教育委員会の責任者の方々など大勢の方が集まってくれました。

そして校門から中の方まで通りを挟んで生徒たちが並んで歓迎の拍手。そのなかを行進。いつものチェリムアップスオ(こんにちは!)、スオスダイ(ヤァ!)、ソクサバーイチアテ(元気?)など、たまにニャムバーイハウイ(ご飯食べた?)とか織り交ぜながら拍手で応えながらゆっくりと歩くのでした。安田はシャイ男だからとっても照れくさいのですが、せっかく子どもたちが歓迎してくれてるんですから、ニコニコ笑顔でね。
自転車セレモニーの開始!!

こちらには今年プレゼントする166台の自転車のうち110台が並んでいます。残りの56台は翌日のプレアヴィヘア州でプレゼントされます。
今回残念だったのはプレゼントされる自転車の事前セッティングが不十分だったこと。カゴ、鍵、ライトなど多くの自転車が取り付けられていませんでした。その場で取り付け作業をするにも工具もいるしみんな一斉には無理です。
例年ならこんなことなかったのにとっても残念。そしてこれは来年への反省点・改善点でもあるのでした。せっかくプレゼントされる自転車。こんなところで中途半端感がでると子供たちがかわいそうです。もちろん、自転車をプレゼントしてくださった皆さんにも。2020年のプロジェクトの際にはEDFカンボジアのスタッフにここのところをちゃんとしてほしいと念押しするつもりです。

歌の斉唱のあとは3人の生徒さん達からお礼のメッセージです。英語に翻訳されたものをいただきました。「一生懸命に勉強します」はもちろんですが、「ドロップアウトしません」と書かれている部分を見てちょっと感激してしまいました。ちなみにドロップアウトというのは途中から学校に来なくなること。中退を意味します。仕事の手伝いやら学校が遠いやらいろいろな事情があるのです。その多くが自転車で解決できる。
このプロジェクトの意義・目的がこの「ドロップアウトしません」の一言で表されており、そう再認識するとともに、この1年間色々がんばったことがフラッシュバックしていきました。
2018年プロジェクトの返礼品を送った2019年1月、2月ごろから2019年度のプロジェクトがスタートし、いつも支援してくださる常連さんの早い申し込みに力をいただき、ホームページからの申し込みに加えてクラウドファンディングを夏ぐらいから準備し、Readyforの齋藤さんと出会って応援されながら過去最高の支援金額を達成し、チャンディさんに支援のお金を送金した後は事務員さん(安田の奥さん)と自転車プレートやら何やらコツコツ準備を進め、11月後半から12月の渡航前日まで準備でバタバタしました。
そして本当にたくさんの人たちから応援と支援をいただき、渡航前には「いよいよですね!!いってらっしゃい!!」とたくさんの声を頂きました。
やっぱり目が熱くなるんです。あかんあかんニコニコしていなくっちゃ!ってハンカチで目頭を一度だけギューっと抑えてあとはずっと笑っていました。

安田もスピーチしました。自転車プロジェクトを始めた理由。たくさんの友だちが支援してくれたこと。そして自分の熱い思い・・・今年は自分の思いは語りませんでした。なんでってそれよりも伝えることがあるからです。
それはとっても事務的なんですけど大切なこと。
これから配られる自転車プレートのパッケージの中身の話。プレートの固定の仕方の話。そして自転車クラブ設立の3つの目的の話。思いは語らなくても気持ちを込めるだけにして、これからのために必要なことを優先しました。だって全部を語ると子供たちは飽きちゃいますから。
色々思うようにいかない。反省点だらけ。
セレモニーが終わればプレートを個別に渡し、パンク修理セットも配り個別写真の撮影開始のための準備を始めます。
自転車をプレゼントする子どもたちの一覧はチャンディさんがリストで送ってくれました。しかも学校別に何人かもその表でわかりましたので、自転車プレートパッケージは学校ごとに必要数分を袋に入れて用意していたんです。これは2018年のときなどプレートが行方不明になってしまうことがあったため改善したところ。
セレモニー開始前にそれぞれの先生を呼んでもらって自分の受け持ちの生徒さんに渡してねってお願いしたんです。それでも一部の先生はそれぞれのパッケージを無造作に自転車のカゴに入れていきます。
それをしちゃうとまた行方不明が・・・ちゃんと話聞いて。ちゃんとして。ちゃんと。ちゃんと。もちろんほとんどの先生はちゃんとしてくれました。一部の先生に対する愚痴です・・・
そしてパッケージを配られても一部の生徒はプレートを取り付けようとしない。ちゃんと付けて。ちゃんとして。ちゃんと。ちゃんと。そして、なんで先生は何も言わないの。一緒についてきて横にいる親も何も言いません。
「プレート付けようにも私の自転車にはカゴがついていません・・・」あっそうやね。自転車屋さん。なんでちゃんと準備終わらせていないの。ちゃんとして。ちゃんと。ちゃんと。
「ちゃんとして」を心の中で連発する安田。でもちょっと別のことも思いました。「ちゃんとする。きちんとする。」これってとっても日本人らしい考え方なのでは・・・もちろん、カンボジアの先生方も「ちゃんと・きっちり」する方が多いのですが、おそらく、「ちゃんと・きちんと率」でいうとちょっと低い。そして安田が勝手に押し付けてしまっている「言わないでもくみとって」もダメだったんでしょう。思っているように進めたければ、もっと安田が「ちゃんと・きちんと」やるべきだったんです。改善の道はまだまだ果てしない。
撮影時、そのまま自転車に乗って帰ろうとする生徒たちも数名。いやいや、個別写真撮った?まだでしょ?ちゃんと撮ってもらって。ちゃんとして。ちゃんと。ちゃんと。しばらく校門近くで子供たちが帰らないように見張っていました。

個別写真を撮影する時間ってとっても長いんです。なんてったって110人。一人1分だったとしても2時間弱。この時間が本当にきつかった。きつかったんですけど、写真担当のヴィーリャックさん。そして、「撮影したプレートの番号チェック」と言う大事な仕事をお願いしたインターンのユズキちゃんがずっとがんばってくれています。この写真、少し小さくてわかりにくいですが、三脚カメラを扱っているのがヴィーリャックさん。その横で赤チェックのクロマーをかけているのがユズキちゃんです。笑顔の子どもたちの写真がいいんです。でも子供たちはおすまし顔。二人はずっと「笑って笑って!」とニコニコしながら撮影を進めます。若手二人ががんばってる。ずっと立ったまま。この二人の仕事が終わるまでは休憩したいけど座らないでいよう。ウロウロするだけだけど問題が起こっていないかチェックしたりしていようとか思うのでした。
そんな状況の傍ら、集まった先生たちの半分は椅子に座って雑談大会。雑談かどうかわらかないんですけど・・・あなた方、できることあるでしょ・・・と思う一方、まぁ子どもたちが自転車をもらっても、先生には何の足しにもならないんだからしょうがないかと諦めの気持ちになったり。もちろんがんばっていた先生もいたんですけどね。
今日の新着情報、愚痴っぽい。すみません。でもこれ、方針変えたんです。今までは良いこと、面白いこと中心でネガティブなことは書かないようにしていました。だって面白くないから。
仮に問題が起こったとしても最終的にクスッと笑えるような書き方をしていたんです。でもやめたんです。問題点も伝えないといけないし、そうしたいとみんなから改善のアイデアももらえないし。みんなの自転車プロジェクトなんだから「お客様として楽しいところを見てもらう」ではなく「楽しいことも嫌なことも一緒に共有しよう」と思ったんです。
個別写真の撮影結果は?
そんなこんなで個別写真の撮影は終わりました。110台のうち、ユズキちゃんチェックによると何台か欠番があります。また同じ番号の人が2人。「そんなことないやろう」とユズキちゃんを疑ってしまいました。ユズキちゃん、ごめんなさい。撮影された写真データを後でチェックしました。計493枚(一人当たり何枚も撮りますので人数より多い)の写真を見ながら番号を消し込んでいく。結局欠番が3名。そして違う二人の生徒が同じ番号の自転車を持って写真に写っていることも判明。まったく意味がわからない・・・
そのあと、EDFカンボジアのチャンディさんに相談して欠番3名と重複の件、なんとかかんとか解決することができました。解決したのは安田の帰国後。スタッフのヴィーリャックさんやユズキちゃんが一生懸命調べてくれたおかげです。
でも学校ごとにパッケージをまとめていた効果がありました。番号を見ればどの学校の生徒に渡ったプレートかがわかるのです。19校全部の学校に問い合わせるのは大変ですが、労力は大幅に減らせました。写真は大切な返礼品の1つなんです。これがないと、支援くださった方に本当に申し訳が立ちません。
「安田、何やってんねん!もっとしっかりやらんかい!!」
そんな声が聞こえてきそうです。ごめんなさい。もっとしっかりがんばります。2020年はおそらく安田の渡航は絶望的。EDFカンボジアのスタッフの皆さんで進めてもらうことになりそうです。事前の打ち合わせをしっかりやって、滞りなく2020年プロジェクトが完了するようにしっかり進めて参ります。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
皆様からのご支援・ご協力お願いいたします。
リターン
14,420円

【出版記念!自転車1台分】自転車1台と修理セットを子どもたちに届けます!
・書籍「カンボジア自転車プロジェクト」1冊
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ10個
※書籍のみ9月末頃の発刊次第お届け致します。
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
12,000円

【自転車サポーター1台分】自転車1台と修理セットを子どもたちに届けします
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
・支援した子どもと自転車の写真
※「あなたの支援した自転車をこの子が乗っている」とわかる写真です。子どもたちには自転車に修理セットも付けてプレゼントします。
・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ10個
- 申込数
- 76
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
14,420円

【出版記念!自転車1台分】自転車1台と修理セットを子どもたちに届けます!
・書籍「カンボジア自転車プロジェクト」1冊
・お礼のお手紙
・現地の様子を写した写真
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・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
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※書籍のみ9月末頃の発刊次第お届け致します。
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2021年2月
12,000円

【自転車サポーター1台分】自転車1台と修理セットを子どもたちに届けします
・お礼のお手紙
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・自転車に取り付けるお名前(企業名、匿名可)メッセージの入ったプレート(1台分)
・カンボジア産コーヒードリップバッグ10個
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