あらためまして、初めまして。

実行者の古山萌衣(こやまもえ)と申します。 2014年に名古屋市立大学大学院を修了し、現在は短大に勤務しながら「特別ニーズ教育」をテーマにした研究・活動を続けています。

 

日本国内では「特別支援教育」という制度にもみられるように、主に障がい者(児)教育について用いられることの多い「特別ニーズ教育」という言葉ですが、本来の「特別ニーズ」は障がいによるものに限りません。様々なマイノリティー、貧困、居住地域、恵まれない状況にいる子どもたちも含め、それぞれの「特別ニーズ」に対応して、すべての子どもたちへの平等な教育の機会が保障されなければならないとする考え方・取り組みが「特別ニーズ教育」です。

これは国連の掲げる「Education for All」という教育目標の実現のため、1994年に開かれたUNESCOとスペイン政府主催による「特別ニーズ教育世界会議」において採択された「サラマンカ宣言」のなかでも確認されています。

 

前置きが長くなりましたが、カンボジアの教育の現状をみたとき、「Education for All」は依然として完全に実現されているとは言えない状況にあります。 特に特別な配慮、すなわち教育支援の行き届きにくい地方農村部の子どもたちなど、特別なニーズをもつ子どもたちへの教育環境の整備は今も開発途上にあります。

皆さんご存知のように、ベトナム戦争、ポルポト時代、内戦時代…を経て、カンボジアの地方が完全に平安を取り戻したのは1998年ごろであり、わずか18年前のことになります。ポルポト時代に学校教育が否定され、知識層が弾圧されたことで、カンボジアの教育開発は大きく遅れました。

一方この数年で、基礎教育の普及を喫緊の課題として、他国の援助を受けながら学校教育の整備は都市部を中心に進められ、徐々に識字率の向上などその成果は見られるようになりました。しかしながら、農村部、特にアクセスの難しい辺鄙な地域では、現在も十分な学校教育の環境は整備されていません。雨風をしのぐことさえままならないトタン屋根と柱だけの学校や、藁ぶきの学校も多くあります。

 

また公立学校さえない地域では、唯一読み書きができる村人が先生となり、民家の軒下を学校(私塾)として開放している場合もあります。

 

 

 

 

そして今回、水上学校を贈ろうと計画している水上生活村も、このような状況にあるカンボジアの農(漁)村部のひとつです。現在は子どもたちが学ぶ場所さえ確保されていない状況です。 この水上生活村の子どもたちにも教育の機会を保障するため、水上物件を学校として整備しプレゼントしようというのが今回のプロジェクトです。

 

 

 

 

自分の国の問題として教育の現状に目を向け、私のカンボジアの友人たちは「カンボジアの未来」のために子どもたちが教育を受けられるようにしたいと考えています。 そのために、みなさんのお力をお貸しいただけないでしょうか? 私は日本の友人として、カンボジア人だからこそできるカンボジアの教育支援を少しでもサポートしていきたいと考えています。

 

 

 

 

あたたかいご支援・ご協力をどうぞよろしくお願いいたします。