こんにちは。


さてさて、11月は柳の札です。

 

 


光札の流れる川として描かれている部分は、バージェスの頁岩が幾重にも重なり続いていく様にアレンジしました。
柳に飛びつこうとしているのは蛙ではなく「オパビニア」。そしてそれを眺めているのは英国の研究者でしょうか…?こうもり傘を持つのとは反対の手には虫眼鏡が握られ、手前には発掘に使うのでしょう、つるはしが立てかけてあります。

 


タネ札にに飛んでいるのは「アノマロカリス・サーロン」。

 

 

 


アノマロカリス・サーロンは、アノマロカリスの仲間でもひときわ長い尻尾を持っているので、同じく「長い尻尾」という連想でツバメの代わりに登場してもらいました。

 

 

タン札には、柳の間に「ピラニア」が隠れています。

 

 


ピラニア、とだけ聞くとお魚の姿を探してしまわれるかもしれませんが、カンブリア紀に出現するピラニアは海綿の仲間。よく見つかる化石なのか、カンブリア紀の海の復元図の背景によくその姿が描かれています。

 

 

11月のカス札は鬼札とも呼ばれ、花札48枚の中でもちょっと奇抜な札です。
本来の札には雷の鳴る嵐の中に鬼の腕と太鼓が描かれていますが、それぞれをアノマロカリスの付属肢と口のパーツに分けて描きました。

 

 

 

このふたつのパーツが発見当初は別々の動物のものだと思われていたのはファンの間では有名な話ですが、このふたつの化石が実は同じ生物の一部分だった、ということが判明した時は、きっとこの札の絵のように雷に打たれたような衝撃が走ったのではないかな?とそんな思いを込めました。

 

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