ウクライナ支援|難民の9割を占める女性・子どもたちの明日を支えたい 5枚目
ウクライナ支援|難民の9割を占める女性・子どもたちの明日を支えたい
ウクライナ支援|難民の9割を占める女性・子どもたちの明日を支えたい 2枚目
ウクライナ支援|難民の9割を占める女性・子どもたちの明日を支えたい 3枚目
ウクライナ支援|難民の9割を占める女性・子どもたちの明日を支えたい 4枚目
ウクライナ支援|難民の9割を占める女性・子どもたちの明日を支えたい 5枚目
ウクライナ支援|難民の9割を占める女性・子どもたちの明日を支えたい
ウクライナ支援|難民の9割を占める女性・子どもたちの明日を支えたい
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ウクライナ支援|難民の9割を占める女性・子どもたちの明日を支えたい 5枚目

寄付総額

3,411,000

目標金額 3,000,000円

寄付者
189人
募集終了日
2023年2月28日

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2024年02月16日 19:00

【現地職員レポート④】パートナー団体と連携して、可能な限り効率的に活動を推進

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ウクライナ支援のために新たなクラウドファンディングに挑戦中!

ぜひ下記より、プロジェクトページをご一読いただけましたら幸いです。

https://readyfor.jp/projects/care_ukraine_2ndwinter

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4.png

 

4回にわたり、ウクライナ国内で支援活動をしているCARE職員へのインタビュー内容について、皆さまにお届けしてきましたが、今回が、最後のレポートになります。

 

今回は、ウクライナ東部のハリコフとドネツク地方で緊急対応を担当するボグダン・ディデンコさんです。

 

― 現地でどのような活動をしていますか?

 

単独で、また必要に応じてプログラムチームとともに様々な緊急支援対応を行っています。例えば、人々のニーズや社会の脆弱性などについて確実に把握するために、迅速なニーズ評価調査を行い、基本的な評価報告書を作成したりします。また、地元当局、社会保護局、その他の政府機関との連絡調整なども行います。主な任務は、支援を必要とする人々への直接的な支援を提供することです(現在は、様々な保健衛生キットや防寒対策としての練炭の提供など)。支援の実施においては、一緒に活動に取り組むパートナー団体とのコミュニケーションが重要になってきます。そして、必要な支援物資の把握と確保、そして円滑な物流をサポートし、タイムリーな配給ができるように対応しています。

 

― あなたの活動分野で現在、最も必要な支援は何ですか?

 

1つ目は、「住宅復旧や安全な場所の確保」です。

現在、私たちが活動している地域で最も必要とされているのは、破壊されたインフラほか、住民の住宅を復旧して、人々の安全を確保することです。多くの人が家を完全に失ったり、半壊した家に住み続けています。

 

2つ目には「心理的サポート」です。

戦争により男性は職を失い、家族を養うことができないために神経衰弱に陥り、女性や子どもに悪影響を与える可能性があります。人々は心理的な助けを必要とする状況にもかかわらず、ウクライナ人の精神性により、大多数(80%以上)が助けを拒否するか、もしくは問題自体を認識していないとされています。これは女性と男性の両方に当てはまります。

 

また、結婚している女性や成人した息子がいる女性の多くは、夫や息子が徴兵されそこで死ぬかもしれないと彼らの身を案じ、同時に自分の将来や家族のことを心配しています。

 

そのため、女性や女子にとって最善の助けは、例えば、新しい仕事や趣味について知り、希望する仕事や趣味の機会を通じて、少しでも気を紛らわす時間を持つことだと思います。講座や会合に通いずらい人々には個々のニーズに即したカウンセリングなど多層的で慎重な対応が必要です。

 

また、多くの人にとって、新しい人々との単純なコミュニケーション自体が、一種の心のケアになっています。避難により人口が減り隣人とのコミュニケーションの機会が圧倒的に不足しているのです。長い間、傾聴してくれる存在が不在の中、久々に私たちと話をして、嬉しくて泣いてしまう女性たちも少なくありません。

 

最後に、「経済・法的支援」です。

多くの企業のオフィスも破壊され、人々は職を失い、生活のための資金を必要としています。また50歳以上の人々は経済的により脆弱であり、ウクライナで仕事を見つけるのがより困難であるため、物質的な支援をさらに必要としています。

 

彼らの家計は厳しい状況のため、健康診断、薬、公共サービス、衛生、交通機関を利用する機会など、基本的なニーズさえ賄うことができません。また、多くの人々が戦争下で書類を紛失しているため、法的支援も必要です。

 

― あなたのチームが直面している課題や困難は何ですか?

 ほとんどの場合、私たちは迅速に対応できないという現実に直面します。寄付者の条件やCARE規則に基づく調達や申請等のプロセスには、どうしてもある程度の時間を必要とするため、準備が整った頃には、支援がもはや適切ではなくなる可能性があります。しかし、パートナー団体と連携して、私たちは可能な限り効率的に活動を推進できるよう、最善を尽くしています。

 

時に、CARE単独での予算では必要な支援をカバーできない場合があります。また、地雷が敷設されていたり、ロシア側からの砲撃が絶えなかったりするため、アクセスが困難な村も多く、私たちだけでは支援を行うことができない場合も少なくありません。でも、私たちは、パートナー団体と連携協力することで、本来であれば、アクセスできないような地域でも支援を行おうとしています。

 

― ウクライナの人々の生活や日々感じていることについて教えてください。  

ウクライナの国土は、非常に大きいため、ウクライナでの生活は非常に多様です。ウクライナにはとてもおいしい郷土料理があります。誰もがボルシチを作ったり、ヴァレーヌィキを作ったりするのが大好きです。国民の祝日や宗教的な祭日があり、多くの人がそれを守っています。ウクライナは昔からあらゆる民族に友好的で、そのためか、さまざまな大陸からの留学生が多く、ウクライナの社会に馴染んでいます。

 

本来は、陽気で親切な国ウクライナに、突如、恐怖や絶望が現れました。毎日砲撃があり、すべての畑に地雷が散乱し、仕事がなく、明日はおろか未来にも希望がない状況では、ポジティブな思考を維持するのは困難です。母親たちは子どものことを心配し、将来が見えません。子どもたちは子供時代を奪われています。そしてお年寄りは、老後にきちんとした穏やかな生活を送る希望を奪われています。

 

しかし、地球上のさまざまな地域から私たちを助けてくれる思いやりのある人々が大勢います。このことで、ウクライナの人々は「自分たちは忘れられていない」と感じ、心に希望をいただけることにつながると信じています。

 

― 支援者の皆さんへのメッセージをお願いします。

 ウクライナで今起こっていることは、現代では考えられないことです。まずは、私たちCAREの活動に支援してくださっている寄付者の皆さまに深く感謝の意を表します。一方で、ご理解いただきたいことがあります。戦争は止まらず、事態の展開を予測することはできず、人々のニーズは刻一刻と変化していきます。このような状況を踏まえ、より柔軟な寄付金の使途や、場合によっては使途変更などについても、ご理解をいただければと思います。

 

*********

 

4回にわたり、最前線で活動するCAREウクライナ職員のインタビューを掲載してきましたが、いかがでしたでしょうか。これからも当財団は、メディアではなかなか報道されなくなってしまったウクライナの今を、様々な形で皆さまにお伝えをしていきます。どうか、変わらずに、私たちの活動へのご理解とご支援を、心からお願いします。

 

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オンラインイベントまであと4日!

詳細はこちら

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【通知設定についてのご案内】

※昨年に引き続きご支援いただいている皆さまには活動報告のお知らせが二重に届く場合があります。通知設定の変更については、下記ヘルプページをご確認いただけますと幸いです。

https://faq.readyfor.jp/84-612e1ba74523d8001d48fe9f

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ギフト

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※寄付金受領証明書の発送は、2023年5月末を予定しています。

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5,000円コース

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10,000円コース

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寄付者
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※寄付金受領証明書の発送は、2023年5月末を予定しています。
●事務局長による個別事業報告(オンライン予定)
※事業報告は、2024年5月に実施予定です。2024年4月中にメールでご案内をお送りします。

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2023年5月

1,000,000+システム利用料


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1,000,000円コース

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※寄付金受領証明書の発送は、2023年5月末を予定しています。
●事務局長による個別事業報告(オンライン予定)
※事業報告は、2024年5月に実施予定です。2024年4月中にメールでご案内をお送りします。

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