《収支報告》ひきこもりとお年寄りをつなぐ“御用聞き”事業
皆様のご支援により事業活動を完遂することができ、あらためて皆様の温かいご支援に感謝と御礼を申し上げます。ありがとうございました。
2019年4月24日から2か月間、Readyfor当ページにてプロジェクトに挑戦してまいりました。目標額を上回り、ネクストゴールの【45万円】を設定し、ご協力を賜りました。
活動始めの5月から7月にかけては長梅雨に悩まされ、ご高齢者宅のお庭を手入れしようにも延期に次ぐ延期で思い通りに作業を遂行することができませんでした。さらに梅雨明けは連日の猛暑続きで、参加者も体調管理に留意する日々でした。
主に高齢者宅の庭の草むしり、木枝の刈り取り、物置に眠ったままだった不要品の搬出作業等、お困りごとの解決に力を注いでまいりました。
住民の皆様の感想:
参加した皆さんが黙々と作業をする姿に心を打たれました。体力を使う仕事が苦手な方もいらっしゃると伺っていますので、たとえば年賀状の宛名整理や町内会報(お知らせ)の作成など、ぜひ別のお仕事も担当いただければ助かります。事業が拡がることを願っております。
地域への貢献を地道に続けていくうちに、一連の“御用聞き”事業について地元メディアにも特集されました。FCT(福島中央テレビ)、福島民報社、地元紙『ザ・ウィークリー』等に特集掲載され、当事業の必要性を訴え、さらなる広がりを呼びかけました。
地方都市である福島県郡山市で直面する「中高年ひきこもり」への対策は、まだまだ解決に至るには課題山積ではありますが、行政や関連団体さらには地元に根づいた中小企業の代表の方々と密に連携を取り合い、日々、確実な歩みを遂げています。
8月から11月13日(最終日)にかけては集中的・継続的に取り組むなか、慣れも手伝ってかスムーズに事業が展開できるようになりました。庭先のウッドデッキの撤去作業など、意外な依頼も受けました。内心、のこぎりやバールを用いるとなると、おぼつかない作業になるのではと心配していましたが、いざ始まると一生懸命に解体作業をする姿に成長を感じました。
《収支報告》
ここに、“御用聞き”実施の件数をご報告いたします。
収支報告は以下の通りです。
同様の報告書はキャリア・デザイナーズホームページにも掲載しています。
《リターン(返礼品・寄付型)について》
当法人の活動内容をお伝えする社外報『いっぽ通信』は年内発送に向けてただいま製作中です。年の瀬の忙しい時期とは思いますが、お手元に届きましたらご一読いただきますようお願いいたします。
過去そして今年度と蓄積したノウハウをもとに、来年度も“御用聞き”事業を続けることといたします。ひきこもりとお年寄りをつなぐ“御用聞き”事業は、大規模なことはできませんが、決してやめるわけにはいけない、やめさせてはいけない事業です。引き続き、私たちキャリア・デザイナーズのご理解ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。