地方就活生１５万人のため東京に無料シェアハウスを開設したい！

半年間伊藤が生活していた、押入れ

昨年クリスマスからクラウドファンディングサイトREADYFORにて挑戦している、就活シェアハウス無料化プロジェクト。いよいよ次の日曜日が最終日です。

”地方就活生のため東京に無料シェアハウスを開設したい”

1人７日間の滞在を無料にするには約15000円の費用（家賃・維持費・光熱費・人件費etc...）がかかります。

ご支援して頂いた方にはなんと僕の地元プレミアム秋田県産あきたこまち”地方のミカタ米”をお贈りします。

2014年3月1日に、前職コカ・コーライーストジャパンに辞表を提出しました。
理由は以下の通りです。
「秋田でカフェを創りたいから」

ほんとに周りからしたら馬鹿げている行為だと思います。
あのときの先輩社員の一瞬、冷酷な表情は今でも覚えています。
けれでも、「いつかできたら行くからな！」という言葉はほんとに涙しました。

4月1日。東証一部の社員から一気に無職になりました。

この1か月図書館みたいなところにひきこもりになり、ずっと考えてました。

正直、すぐ秋田に戻りカフェを創れないチキンさは認めます。
人脈も能力も資金もない。

じゃ、どんな根拠で辞めたのか。

巡りに廻って。

秋田でカフェを成功するには、3つが必要だと思いました。
・経営力
・人格
・人脈

そのために自分で会社を創っていく経験と、
秋田県外にもたくさん人脈を拡げることと、
そのために人格を磨かなければいけないという課題を自身に突き付けました。

そこで新卒採用コンサルティング会社に入りました。
思っている以上にここで鬱にもなりましたが、成長もかなり出来ました。
すぐ辞めることにはなりましたが…

そこで一つ自分らしく働くということは大事だなと感じました。

そこで、幸い現地方のミカタ代表の岩本に無理やり拾ってもらい。
最初の2か月近くは給与無しで頑張りました。

そして、2014年10月から…
僕は色んな就活シェアハウスを1年転々としながら
約300人以上の地方学生と寝食を共にし、
約600人の学生と語りました。

2015年２月には覚悟を持って、
自分の愛着のある高円寺の一人暮らしを引き払いました。

満室状態になってしまい、
ある学生にベッドを1日貸したところ、立て続けに予約が入り、
満室状態が続いてしまい、
気付いたら僕は半年間押入れで生活することになったのは、
2015年4月のこと。
それから9月まで押入れ生活。

正直、押入れで生活をしている最高執行責任者って、
馬鹿にされるんじゃないかと思ってました。

けれども、案の定、みんな優しくて。

就活関連の相談をしに来たり、
朝起きると就活生が握る2個100円と書かれたテーブルに並ばれたおにぎり達。
もちろん僕は4個買う。

将来の話や、学校での話、恋愛の話など語り合ったり、
ダンス好きな私にダンスを教えてください！と
もちろん僕は夜の公園でみんなに踊りを披露する。

地方就活生に寄り添う生活が何より自分の最高のモチベーションとなっております。

みんな、家族みたいな。

満室状態のため、学生の宿泊・予約を断るときは心苦しかった。
だから、もっともっと物件も増やしたい。

けれども、地方のミカタは法人化２年目の小さな会社。
そんな潤沢な資金があるわけでもない。

そんな不安や期待の狭間で生きている
”地方学生が見ている風景”はどんなにピュアなものだろうか。

今、時代は売り手市場だ。
一方で、地方学生の内定率は減少している。

”どんどん取り残されている地方学生がいる。
そんな地方学生にスポットライトを当てたい。”

地方就活生に頑張るきっかけを作りたい。

まず、無料シェアハウスを実現させたい。

その先に自分の夢に繋がっている。僕はそう強く信じているから。

だから今こうやって仕事を楽しむことができる。

自分のエゴさが結果として、一人でも多くのためになったいればいと思います。
結局、人は自己中心的なのです。

マザーテレサは言います
「あなたはあなたであればよい」

また京都のあるお坊さんはこう言います
「これからがこれまでを決める」

今までの挫折体験はもしかしたら現時点では単なる挫折に過ぎないでしょう。

ただ、将来の秋田でカフェを経営している私からしたら意味ある行動と経験でしょう。

大変、長い文章となりました。

皆様、ご支援とご協力よろしくお願いします。
地方就活生のピュアさと秋田県産のプレミアムあきたこまちをお贈りします。

あと3日。