2009年、初めてサザンゲートの公園に行ったころ、
えさやり禁止の厳しい貼紙がしてありました。
猫たちは痩せこけ、病気や怪我した猫がいっぱいでした。
藪の中で死んでいる猫もいました。

 

目の前にいた3匹の猫、
左の子猫は、ひどい下痢で衰弱し、
右端の猫は、右目がつぶれていました。
驚いたことに真ん中の猫の鼻は切取られたみたいになくなり、
上唇もなく、前歯がむき出しの状態でした。

もう、涙が止まらなくなりました。

キャリーを取って戻って来ると、
片目の白黒猫は姿が見えなくて、
下痢の子猫と、鼻のない猫を連れて病院へ行きました。

 


お薬をもらって、家へつれて帰りましたが、
手遅れで、子猫は4日目に死んでしまいました。
鼻のない猫はモモと名づけて、世話をしていました。
直視できないほどひどい状態でしたが、
とても人懐こく、性格の良い猫でした。
でも傷がどんどん悪化していき、
やはり死んでしまいました。

 

猫捨て場となっていたサザンゲートの公園は、
人工島なので食べ物もなく、
猫たちはひどく痩せて、体力もないので、
回復する力もなかったのでしょう。

 

えさやり禁止の厳しい貼紙とは別に
「猫を愛する皆様へ、ご意見を聞かせてください」
という、温かみのある貼紙もあったので、
この、とても平和な公園とはいえない状態を写真にとり、
えさやり禁止の貼紙を剥がしてほしいと、お願いに行きました。

公園を管理していた港湾課の課長さんは、思いがけず、
「公園の猫たちのことで、匿名の苦情ばかりが来るのですが、
どうしていったらいいか、一緒に考えてくれる人を探していたんですよ。」
とおっしゃって、えさやり禁止の貼紙はすぐにはがしてくださいました。
その後、何度か会議にも参加させていただき、
公園の芝生がフンで汚れないよう、猫のトイレ用の砂場を
提案しましたら、廃材利用で作ってくださいました。

でもお役所は、人事異動があるので、
考え方の違う人に変わってしまうと、方針も変わってしまうのかもしれません。

最近ではまた、えさやり禁止にしようという動きもあるようで
心配しています。

 

えさやりさんのごく一部の人ですが、キャットフードの袋や缶を捨てていくのはやめてほしいですね。マナーを守りましょうというポスターも貼っているんですけれど・・・

 

人も猫も平和に暮らせる公園になりますように。

 

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