5匹の野良猫を地域猫へ　人に可愛がられて生きる猫を増やしたい

夏の暑さが過ぎて、秋の気配をしっかり感じる季節になりました。

昼夜の気温差と、今だ終息しないコロナ感染に気をつけて体調を整えていこうと思います。

 

さて、タイトルにもありますように、ついに、プロジェクト対象の猫「全頭」のTNRが完了しました！！

 

今年の２月からプロジェクトを構想しだして、４月に公開してから早半年になろうとしています。

 

順次捕獲して手術していく中で、当初から最後になるであろう「お母さん」は、やはり一筋縄ではいかなかったのです・・・・。

 

捕獲機の設置や、ご飯を食べている時に網を使っての直接の捕獲を実施しましたが成功ならず・・・

心の距離をとる為に「お母さん」だけおいしいご飯をあげてみたり、会うたびに話しかけてみたり（傍からみたら変質者ですが、気にしない！）、試行錯誤の中で、２度の出産・酷暑とカラスから子供を守るために住処の変更と次々と問題が発生して、１か月姿を見なくなった時は絶望しましたが、涼しくなってきたある日に子供を連れて戻ってきてくれました！

 

そこで、いつも地域猫のお世話をしている岡野さんが、「お母さん」が最近近くに寄ってきてくれて鳴いてご飯アピールするようになってきたとの朗報が！

なので、捕獲にむけて以前保護団体さんに教えてもらっていた捕獲の方法を実施してみることに・・・

①扉を開けたケージの中でご飯をあげる

（ケージの中で食べさせることで、入ることに慣れさせる・子猫たちもその中に入らせて子猫を追うように入る事ができるようになる）

※ケージ本体は布をかぶせて猫にケージと悟られないようにするのもポイント

 

 

②「お母さん」単体でも入ることに慣れてもらう

 

③ご飯を食べて隙があるうちに扉を閉める！

 

この手順で見事に捕獲成功しました！！

捕獲したその日に岡野さんに動物病院に連れて行ってもらって避妊手術しました。

 

が！！！！

 

やはり最後の難関、

搬送中、待合中と鬼のごとく暴れまくって大興奮！！

 

手術も麻酔が効かず、追加の麻酔を打って手術を開始するも縫合の時に麻酔が切れ始めるというハプニングが起きたそうです（＋～＋；）

 

さすが、ラスボス(笑)

 

こうして「お母さん」の手術が終わりました。

残りの猫生は穏やかに過ごして欲しいです。

 

「お母さん」の子供達（２度の出産での）は、里親さんが見つかったり、保護団体さんに受け入れてもらったりと新しい猫生を歩んでいます。

私自身はこの子猫たちは数回見れただけでしたが、皆可愛かった！

最後の子供達に至っては、何かを察したのか、片時も離れずに傍に寄り添って過ごしていたせいか、子猫たちがいなくなった晩は夜通し鳴いて探していたそうです・・・。

 

「お母さん」には悲しい突然の別れとなってしまいましたが、子供たちは安全な場所に行ったからね、もう泣かないで。

 

地域猫計画はこうして無事に完了しました！！

 

 

これから彼らは一代限りの命を全うしていきます。

「負の連鎖」は起こりません。

残りの猫生を穏やかに過ごしてもらうために私が出来る事・・・

まだまだ挑戦は続きます。

 

ご支援頂いた皆様にこうしていい結果報告が出来たことが凄く嬉しいです。

本当にありがとうございました！

手術の実施が終わりましたので、準備してまいりました「お礼」・「リターン」の発送を９月２８日にいたしました。

郵便局から一斉の発送をしましたので、お手元に届くのにはバラつきがあると

思いますが、今しばしお待ちくださいませ（＾＾）