#学校ムリでもここあるよキャンペーン

支援総額

626,000

目標金額 600,000円

支援者
131人
募集終了日
2021年9月6日

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プロジェクト本文

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#学校ムリでもここあるよキャンペーン実行委員会の前北海と申します。夏休み明け、生きづらさを感じる子ども達に、全国100ヶ所以上の相談先や居場所をWEB上で紹介するキャンペーンを行います!

 

 

子どもは学校以外でも、多様な生き方に出会います。キャンペーン期間中8月19日(木)〜9月6日(月)全国の相談先や居場所を紹介するキャンペーンを行います。 日本では、10代の自死が増えています。2020年の小中高生の自死者は過去最多の479人(厚生労働省と警察庁によるデータ)。子どもの安心を増やしたい!

 

新型コロナウイルスの影響による夏休みの延長が各地に広がっているためキャンペーンを9月30日まで延長いたします。(8月27日実行委員会決定)

 

 

不登校が増え、子どもの自死は過去最多。新型コロナウイルス感染症の影響が長期化する中で、子どもたちの生活は厳しさを増して、コロナに関連した影響が大きく出ています。学校の行事もなくなり、しゃべらず食べる「黙食」が当たり前になり、友達同士の関わり合いも減ってしまい、「なんとなく、学校に行きにくい」「ちょっと疲れた」「少し休みたい」「友達関係が大変」そんな状況がコロナでより一層、深刻になっています。

 

 

#学校ムリでもここあるよキャンペーンは、夏休み明けに、子どもたちの自死がもっとも多いことを受け、学校に行きたくなかったら、地域の居場所があるよ、ということを全国の子どもたちに届けるために、認定NPO法人全国こども食堂支援センター むすびえ 、NPO法人フリースクール全国ネットワーク、多様な学びプロジェクト、認定NPO法人チャイルドライン支援センター、NPO法人日本冒険遊び場づくり協会の5団体が連携・協力して、2019年から実施してきました。本年度は認定NPO法人全国こども食堂支援センター むすびえ 、NPO法人フリースクール全国ネットワーク、多様な学びプロジェクトの3団体がキャンペーンの主催をしています。

 

 

コロナで、より一層深刻化した子どもたちの状況に対し、二度目のコロナ禍での夏休み明けを迎える子どもたちに、学校ムリでも、ここに来てね、相談できるところがあるよという情報たのしい・おいしい・うれしいを、皆さんと一緒に届けたいと思います。

 

ぜひ、ご支援・ご協力を、お願いいたします。

 

 

苦しさを感じている子どもに、たくさんの安心と安全(たのしい・おいしい・うれしい)を。

 

 

公園で遊ぶ子ども(フリースクールネモ提供)

 

 

 

プロジェクトの目的について

①子ども、家庭の孤独感の解消

②子どもを支える場所のネットワーク化

③子どもを取り巻く環境改善への公的支援へつなげる

 

・生きづらさを抱える子ども達や家庭に、自分らしく学び、過ごすことのできる「安心な場所」をポータルサイトや広報物で伝え、彼らに社会との繋がりを回復してもらい、孤立感や不安感を解消し、子どもの自死や虐待の起因材料を減らします。

・居場所運営者や支援者のための研修を行い、「どこにいても」受け止められるよう全国的な横のネットワークを生み出します。

・どの家庭に育っても、どの地域で育っても、不登校になっても教育機会や社会参加が奪われない社会の実現を目指します。

 

以上の3点がプロジェクトの目的です。

 

 

 

 

 

子どもたちの苦しさが広がっている現状について

 

令和元年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要より

※1

 

covid-19の影響で、不登校や子どもの自死が増えています。2020年(令和2年)に自死した小中高生は前年比140人増の過去最多の479人、不登校児童生徒は令和元年に18万人を既に超えています。昨年は更に学校生活に不安を強く感じ、不登校児童の増加、特に小学生の増加が顕著であるという現場からの声が多く出ています。様々な支援により自死の総数は3万人台から2万人台に減少してきました。ですが10代の自死は増え続けています。10代の死因の1位が自死の国は、先進国7カ国の中で日本だけです。

 

 

 

 

子どもの自死には学校問題との関係も

 

厚生労働大臣の指定法人・いのち支える自殺対策推進センターは過去12年間の自殺者の記録をもとにかつてない規模で分析を行いましが、その中で10代の自死が多く起きる時期は夏休み明け(令和元年は休校明けと夏休み明けの2つの山)、時間帯は登下校の時間帯であり、自死をする前の1番多い発信は「学校に行きたくない」でした。

 

 

 

 

 

 

長期休み明けは一つのポイント!だけど…

 

いのち支える自殺対策推進センター 、NHK 若者たちに死を選ばせないより

※2

 

過去の統計から10代の自死が一番多い日が9月1日です。さらにコロナの影響を受けた昨年は全校休校明けの5月下旬から6月にかけて10代の自死が多かったことがわかっています。このことからも学校と子どもの自死の関連性が見えてきます。また、日本財団が2018年に行なった調査でも若年層の自殺念慮の原因の半数近くが「学校問題」と回答、不登校経験にも強い関連がありました。

 

 

 

 

子どもたちを支える場所が圧倒的に足りない問題も

 

 

「死ぬくらいなら学校に行かなければ良い」とは簡単には言えません。不登校生徒は中学校だとクラスに1人以上いる割合ですが、フリースクールや教育センターに通える不登校の子ども達は全体の10%、9割近い子ども達が家庭で過ごしています。背景には公的支援がない事からフリースクールなど居場所の新設や運営の維持の困難さがあります。

 

また行政支援の足りなさから、不登校になると家庭の経済格差や地域格差が教育機会の格差に直結し、貧困の連鎖や虐待の誘発にも繋がっています。これらの調査から子ども達が学校環境に適応できなくなると、「学校に行くのも地獄、行かないのも地獄」という状況に陥り、死を選ぶまで追い詰められる事が分かります。

 

ではどのように解決したらいいでしょうか?同じ日本財団の調査によると自殺のハイリスクグループに「孤独感」があるとし、自殺の「抑制要因」として自己有用感、社会問題解決能力、共感力(人間同士は理解や共感ができると感じられる)を挙げています。かつては学校、家庭以外の地域の「第3の居場所や大人」が、子どもや、子育て不安を抱える親達の孤独感を解消し、上記の抑制要因を育ててきました。しかし現代は核家族化や地域ネットワークの崩壊が進み、これらの子どもや家庭の受け皿となり得ていません。新たな地域の居場所とネットワークの創設、そしてそこへの行政支援が急務であると考えられます。

 

 

 

 

応援メッセージ

 

湯浅誠さんのコメント

 

誰一人取り残さない夏休みに「もう限界!」

 

コロナが長引く中、生活の苦しい人たちからも、街を行き交う人々からもそんな声が聞こえてきそうです。子どもたちはどうでしょうか。コロナ禍での2度目の夏休みを迎える今、「もう限界!」と言えているのか、ちょっと心配です。

多くの子どもたちは、それでもなんとか、保護者や友だちのサポートで、2度目の夏休みを乗り越えていくでしょう。

 

「しかし全員ではないかもしれない」

 

そう考えたとき、感染症対策を徹底しながらの居場所の重要性が見えてきます。「クラス全員が元気にまた顔を合わせられるように」。1学期の終業式で先生はそう言ったことでしょう。しかしそのためには、私たち大人、そして社会がやるべきことがあると思います。この夏休みを、誰一人取り残さない夏休みとするために、あなたのお力を貸してください。

(社会活動家・東京大学特任教授・認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長)

 

 

 

 

キックオフイベント

 

 

テーマ:続・居場所のちから〜子どもの力になれる大人とは

日時:2021年8月21日(土)19:30〜21:30/zoomによるオンライン配信

 

登壇者:湯浅 誠さん 社会活動家。東京大学先端科学技術研究センター特任教授。全国こども食堂支援センター・むすびえ理事長。

 

前北 海さん NPO法人ネモ ちば 不登校・ひきこもりネットワーク 理事長。NPO法人 特定非営利活動法人フリースクール全国ネットワーク 理事。

 

関戸 博樹さん NPO法人日本冒険遊び場づくり協会 代表。

 

司会・モデレーター:生駒 知里さんFUTURE DESIGN/多様な学びプロジェクト 代表

 

参加方法チケットサイト(https://cocoaru2021.peatix.com)より無料チケットか寄付チケットをご入手ください。

 

 

 

資金の使い道

市民団体が互いに支え合いながら今回のキャンペーンを実施しています。全国で一人でも多くの子どもたちが居場所につながりますようにご支援ください。

 

昨年の特設サイト

 

①全国の子どもを支援する団体に呼びかけ、2021年特設サイトを作ります(昨年度はこちら

キックオフイベントを実施しキャンペーンを周知します

③キャンペーン終了後の子どもの相談の一助として期間中チャイルドラインカードを配布します

 

 

 

 

実施スケジュール

2021年7月17日実施団体説明会

7月31日実施団体登録締め切り

8月14日参加団体研修8月19日〜9月6日まで全国でキャンペーン実施

8月21日 「#学校ムリでもここあるよ」キックオフイベント開催 19:30〜21:30

9月6日キャンペーン終了     

2021年11月下旬 リターン発送#学校ムリでもここあるよ

 

 

 

#学校ムリでもここあるよキャンペーン実行委員会について

主催団体

・多様な学びプロジェクト

誰1人取り残されない社会を目指して、街を学び場に。学校外で育つ子ども達が立ち寄れる居場所にステッカーを貼ってウェブサイトで紹介する活動や、子ども、保護者、運営者を対象にしたオンラインサロンやイベント運営を行っています。

 

・NPO法人全国こども食堂支援センター むすびえ

「こども食堂の支援を通じて、 誰も取りこぼさない社会をつくる。 」というビジョンを掲げ、こども食堂が全国のどこにでもあり、 安心して行ける場所となるよう活動しています。

 

・NPO法人フリースクール全国ネットワーク

子どもの安心できる居場所と、学び・育つ権利を保障するために活動する全国のフリースクール、フリースペースのネットワーク団体です。

 

協力団体

・NPO法人 チャイルドライン支援センター

 

チャイルドラインは、18歳までの子どものための相談先です。 かかえている思いを誰かに話すことで、少しでも楽になるよう、 気持ちを受けとめます。あなたの思いを大切にしながら、 どうしたらいいかを一緒に考えていきます。

 

・NPO法人日本冒険遊び場づくり協会

 

「遊び あふれる まちへ!」を合言葉に、全国で冒険遊び場づくりをしている各地の団体を支援するための活動(人材育成・講師派遣・情報発信・調査研究・コンサルティング・ネットワーキング)を行っています。

 

 

新型コロナウイルス感染症の影響でのキャンペーン遅延の可能性について

本キャンペーンは主にオンライン上での情報発信を目的にしておりますので、中止または延期はありません。キャンペーン登録団体におきましては登録団体の判断でスペース解放等の延期、中止の可能性があります。

また、リターン発送につきましては物品にかぎり感染症拡大の状況から遅延が発生する可能性あります。ご了承ください。

 

8月28日追記:新型コロナウイルスの影響による夏休みの延長が各地に広がっているためキャンペーンを9月30日まで延長いたします

 

 

データ出典元

令和元年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要  

2いのち支える自殺対策推進センター 、NHK 若者たちに死を選ばせない   ※許諾を得て画像を掲載しています

 


【プロジェクト終了要項】

●運営期間    
2021年8月19日~2021年9月6日

●運営場所    
東京都北区岸町1-9-19コーエイビル2階

●運営主体    
#学校ムリでもここあるよ実行委員会

●運営内容詳細    
学校ムリでもここあるよキャンペーンの運営と特設サイト、チャイルドラインカードの制作。

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リターン

1,000


気持ちだけ応援!メールだけでいいよコース

気持ちだけ応援!メールだけでいいよコース

●実行委員会よりお礼のメールをいたします

支援者
41人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

3,000


ちょっとだけ応援!お礼のメールだけでいいよコース

ちょっとだけ応援!お礼のメールだけでいいよコース

●実行委員会よりお礼のメールをいたします

支援者
26人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

5,000


キャンペーン支援へのお礼のメールと本年度の事業報告(PDFファイル)をメールにて行います。

キャンペーン支援へのお礼のメールと本年度の事業報告(PDFファイル)をメールにて行います。

●実行委員会よりお礼のメールをいたします
●本年度キャンペーンの事業報告(PDFファイル)をいたします

支援者
30人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

5,000


多様な学びプロジェクトより 缶バッチをお届けします。

多様な学びプロジェクトより 缶バッチをお届けします。

●実行委員会よりお礼のメールをいたします
●本年度キャンペーンの事業報告(PDFファイル)をいたします
●多様な学びプロジェクトより 缶バッチをお届けします。

支援者
15人
在庫数
完売
発送完了予定月
2021年11月

10,000


キックオフイベント報告集お届けします!

キックオフイベント報告集お届けします!

●実行委員会よりお礼のメールをいたします
●本年度キャンペーンの事業報告(PDFファイル)をいたします
●本年度のキックオフイベントの報告集(PDFファイル)をお送りします

支援者
11人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

10,000


NPO法人フリネットより JDEC(2021年11月28日オンライン開催)参加チケットをお送りします

NPO法人フリネットより JDEC(2021年11月28日オンライン開催)参加チケットをお送りします

●実行委員会よりお礼のメールをいたします
●本年度キャンペーンの事業報告(PDFファイル)をいたします
●NPO法人フリースクール全国ネットワークより JDEC(11月28日オンライン開催)のチケット(メールにて)をお送りします

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年11月

20,000


NPO法人全国こども食堂支援センター むすびえから 湯浅誠最新刊『つながり続ける こども食堂』をお届けします

NPO法人全国こども食堂支援センター むすびえから 湯浅誠最新刊『つながり続ける こども食堂』をお届けします

●実行委員会よりお礼のメールをいたします
●本年度キャンペーンの事業報告(PDFファイル)をいたします
●NPO法人全国こども食堂支援センター むすびえから 湯浅誠最新刊『つながり続ける こども食堂』をお届けします

支援者
7人
在庫数
3
発送完了予定月
2021年11月

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