サポーターの皆様へご報告
応援いただいた皆さん、暖かく見守っていただいた皆さん、本当にありがとうございます。
Coral CO2 プロジェクトは今後も続きます。サポーターの皆さんへ経過を公開していきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
私たちは、ここから年輪解析・化学分析を行い、気候変動の将来予測に貢献する高精度のデータを構築します。現在、ハワイで掘削した長生きサンゴの骨格をカッティングと一次解析を進めております。
そして先日、本プロジェクトの分析の一部を担う北海道大学にドイツから新しい安定同位体質量分析計が導入されました。100ug以下の少ないサンゴの骨の粉末をリン酸で溶かし、出てきた二酸化炭素ガスの分子の質量比を測定します。
そこから、海に溶け込んだ化石燃料由来の炭素の成分がどれくらいサンゴの骨に入っているかを調べ、ハワイの海に溶け込んだ二酸化炭素量を推定します。一つ一つのサンプルの分析に30分以上かかり、それを最大、数千サンプル分析するという途方もない作業がこれから始まります…!これからもみなさんに科学を通じてワクワクをお届けできるよう活動してまいります。
【収支報告】
皆さまからの支援額は¥1,706,000でした。
Readyfor手数料¥204,720とリターン経費(現在算出中)を差し引いた金額を調査・研究費用のために大切に使わせていただきます。(傭船代・掘削機材の製作・試料郵送・研究者の渡航費)
【リターンの発送状況】
現在、リターンの準備を行っております。順次リターンを発送いたしますので少々お待ちください。
【報告会】
Coral CO2 プロジェクト報告会の第一回目をサンゴ礁学会の自由集会「喜界島サンゴロジー」で行います。
日時: 2019年11月9日(土曜日) 18:30~20:30
会場:北海道大学理学部5号館2階 5−206室
オーガナイザー: 山崎 敦子 (喜界島サンゴ礁科学研究所)
今後とも喜界島サンゴ礁科学研究所をどうぞよろしくお願いいたします。
喜界島サンゴ礁科学研究所ホームページ
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