再建状況のご報告８ ~上棟（建前）~

再建状況のご報告８ ~上棟（建前）~

▲上棟の作業風景

 

5月8日（木）、晴天の中で無事に上棟を執り行いました。

工事責任者を含む9名の業者の方々が集まり、穏やかな気候の中、手際よく作業が進められました。

 

上棟に初めて立ち会い、柱や梁が次々と組み上げられていく様子に驚きました。職人たちの熟練した技術と迅速な作業は本当に素晴らしく、その中で安全第一に進めていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。

 

最後に棟木（屋根の最上部）が上がる瞬間は感動的で、新しい店舗への期待が一層高まりました。

屋根が取り付けられ、未来の姿が見えてくる中、業者の皆さんの支えと安全への配慮があってこそ実現したことを改めて感謝申し上げます。

 

▲外観、内部

 

「多間栄開堂 新築工事」という刻印が施された柱から漂う、さわやかな木の香りは本当に心地よいものです。

 

 

▲棟上

工事責任者のご配慮により、特別に棟木を取り付ける棟上の作業を行わせていただくことができました。

店主の俊夫が下から温かく見守る中、淳子、一生、静香の３名が屋根に昇り、心を込めて作業しました。

初めての体験でしたが、その一瞬一瞬がとても貴重で、心温まる思い出となりました。

新しい空間が形作られていく様子を間近で感じながら、これからの未来への期待が膨らむ素晴らしい時間となりました。工事責任者の方に心より感謝申し上げます。

 

▲いただいたお祝いの品

 

上棟に際し、多くのお祝いをいただき、心より感謝申し上げます。

皆さまの温かいお気持ちは私たちにとって大変励みとなり、この特別な瞬間を迎えることができました。

お祝いの言葉を通じて、皆さまの支えや応援を深く感じることができ、本当に幸せに思っています。また、ご近所の方々や通りすがりの方からも「おめでとうございます」といった温かいお言葉を頂戴し、感激いたしました。

 

これからも感謝の気持ちを忘れず、一歩一歩前進してまいります。本当にありがとうございます。

 

▲完成のイメージ図※デザインは今後変更になる可能性がございます

 

設計士の方から完成のイメージ図をいただきました。家族一同、心が躍る思いです。

外壁に取り付ける予定の「多間栄開堂」の看板と、入り口にかかげる「きんつば」の暖簾（※上記はイメージ図となります）は、震災直後に真っ先に救い出した大切な宝物です。

 

これらの品々は、私たちの歴史と想いが詰まっており、新店舗でもその輝きを失うことなく、皆さまにお届けできることを嬉しく思っています。

 

店舗の見た目は新しくなりますが、菓子づくりへの想いやお客様へのおもてなしの心は、旧店舗からしっかりと受け継いでまいります。

 

▲のとキリシマツツジ、母の日の贈り物「カランコエ」

 

のとキリシマツツジが美しい花々を咲かせ、見頃を迎えました。この素晴らしい季節に自然の美しさを感じながら、上棟の喜びも一層深まります。

また、母の日の贈り物として娘からカランコエをもらいました。可愛らしい花々に心が温まり、家族の絆を改めて感じるひとときとなりました。

 

上棟によって新しい生活のスタートを切る中で、こうした思いやりのある贈り物は、私たちが進んでいく未来への希望と感謝の気持ちを一層高めてくれます。新しい店舗が、愛と温もりに満ちた場所となることを願っています。

 

【ReadyForより支援金の入金、再建費用への活用】

先日、ReadyForより手数料を差し引いた支援金7,376,670円が入金されましたので、早速再建費用の着手金として700万円を支払いました。残りの支援金については、次回の支払い時に活用させていただく予定です。

 

今後とも、しっかりと進捗をご報告いたしますので、引き続き応援いただけますと幸いです。

 

令和７年５月１０日　多間栄開堂