幸福度NO1デンマーク、世界トップの福祉を日本へ持ち帰りたい

クラウドファンディング　残り２０時間となりました。
渡航メンバーの介護福祉士　横山綾子です。

今日まで皆さん、　本当に本当にありがとうございました。
そして、のこり２０時間。
あと少し、私たちに力をください。
どうかよろしくお願いいたします。

障がい者ってなんでしょうか？
健常者ってなんでしょうか？

このプロジェクトの意味を考えれば考えるほど、よくわからなくなってくるのです。

一人暮らしをしたいだけなのに、部屋を借りることができない人がいる。
電車が来ているのに、電車に乗ることが出来ずに長時間待っている人がいる。
仕事をしたいのに、法律によって仕事が出来ない人がいる。
学びたいのに学べない人がいる。
旅すること、遊ぶこと、好きなものを食べること。
好きな人と一緒に過ごすこと。

「やりたい」ことが自由に出来ない人たちがいるのです。

しかし今、この課題を便利な道具や人の力を借りることによってクリアして来たリーダーたちが出て来ました。

その一人が山口和宏さんです。
一人暮らし、会社経営、旅行やたくさんのアクティビティ、さまざまなことに挑戦して実行してきました。（恋愛はまだこれから？）

私は、この課題をクリアして来た重度障害者である山口さんのノウハウや、新たにデンマークで学んだ仕組みを利用して、もっと多くの方が「やりたいこと」を達成するためのヒントを知り「チャレンジへの勇気」にしてほしいと願っています。

実はこのプロジェクトには一緒に渡航するはずだった車椅子ユーザーメンバーがいます。
「海外へ行ってみたい」「自分にもできる役割がある」
でもたくさんのハードルを乗り越えなくてはいけませんでした。
３０歳を超えていれば、自分の人生を自分で選択することが許されてもいい年齢です。
仕事、恋愛、生活、楽しみ、全てをため息交じりに「あきらめなくちゃいけないんだよね」と話してくれたことを思い出します。
大きな「障害」を感じました。
みんなで落ち込みました。
その代わり、解決しなければならない課題を見ることが出来ました。
 

「デンマークへ行きたい！」
この想いから始まったプロジェクトですが、たくさんの方と出会い、声を聞く機会を持てたことで、私たちが学ぶべき課題がより明確になり、日本であきらめを産む障害となっているたくさんのハードルも見えて来ました。
６名の渡航メンバーはそれぞれに役割が違います。
障がい当事者
家族
介助者
経営者
広報
「デンマーク」を６名の目で見てそれぞれの視点から障害を乗り越えるためのヒントを持ち帰らせてください。

 

最後のお願いとなりました。
残り２０時間です。
本当は５００万円では足りません。
しかし、皆さんにご支援いただく金額を５００万円と決めました。
残り７５万円です。

私たちは
いつか健常者、障害者なんて言葉がなくなる日が来ることを願います。
誰もが「やりたいこと」に挑戦できる幸福度の高い社会を作りたい。
誰もが役割を持ち、自立を手に入れる仕組みを作りたい。

私たちが誰かの背中をそっと押してあげることができる日がきますように。
デンマークで学ぶチャンスをください。

これが最後の日のお願いです。
どうか、よろしくお願いいたします。

OTAGAISAMAプロジェクト　
介護福祉士　横山綾子