DESIGNART TOKYO 2022ご報告
ご支援いただいた皆様
この度はご支援いただきありがとうございました。合計23名様から6,810,000円の支援金をいただき、目標を達成することができました。今年は機運が戻ってきているとはいえ、コロナ禍やウクライナ侵攻の影響を受けて特に厳しい状況でしたが、おかげさまで来年も継続開催の目処が立ちました。支援金の使い道としては、返礼品としてご用意させていただきました、オフィシャルバッグ、対話のできるクリエイターツアー、会員証やクリエイター支援になるNFT制作に加え、各種展示の実施はもちろんのこと、充実した情報掲載と回遊性の向上を実現したWEB制作、気鋭チームによるダイジェスト映像制作など、ご出展いただいたクリエイターと来場者をお繋ぎするためのツール作りに使わせていただきました。私共のようにインディペンデントな文化啓蒙活動は皆様のご支援なくして、成り立ちません。この貴重なサポートを今後日本のクリエイティブシーンが発展するように大切に使わせていただきます。今後ともご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。
株式会社DESIGNART
青木昭夫
【DESIGNART TOKYO 2022ご報告】
未来のクリエイティブを牽引するクリエイターの展示を通して、
発想の原点や独自の視点に触れた10日間にのべ20万人が来場。
世界屈指のミックスカルチャー都市、東京を舞台に、デザイン、アート、インテリア、ファッションなどの多彩なプレゼンテーションを開催する日本最大級のデザイン&アートフェスティバルDESIGNART TOKYO。今年のテーマ「TOGETHER 〜融合する好奇心〜」にあるように、約3年振りに国内外のクリエイターや企業、ブランドなどが集結。国内外から集まった個性あふれる展示を通して、多くの出会いやインスピレーション、感動が生まれました。
DESIGNART TOKYO 2022開催レポートはこちらから
DESIGNART TOKYO 2022ダイジェスト映像はこちらから
ご支援いただきました資金は、クリエイターの皆様への様々な機会の提供のため、使用させていただきました。展示におきましては、ワールド北青山ビルでのメインエキシビションの開催、またHz shibuyaでは注目度の高いクリエイターを集めたDESIGNART GALLERYの開催など、都内の様々な会場で、作品展示のための場所の確保やコーディネーションを行いました。
メインエキシビション
NEXT CIRCULATION 〜Sustainability & Technology〜

ワールド北青山ビルを舞台にしたメインエキシビション「NEXT CIRCULATION」では、リサイクルやアップサイクルの“その先まで”を見据え、サステナブル×テクノロジーを基軸とするエキシビションを開催。空間構成を手掛けた建築家、プロダクトデザイナーの板坂諭は、テーマに合わせ、展示台となる什器にも廃棄衣類繊維アップサイクルボード「PANECO®」を使い、かつて林や森であった北青山に存在してたであろう大樹の影を模した印象的な空間デザインを演出。それらはCO2の排出量を抑える武蔵塗料のバイオペイントで色付けされ、秋の日差しを浴び色鮮やかな空間を創り出していました。






また、国内外を問わない出会いの創出のため、トークセッションとドリンクパーティー(懇親会)を行なったCREATIVE CONFERENCE BRIDGEの開催、お客様の回遊性向上のために展示情報へのアクセスを強化したWEBサイトのリニューアルの実施、海外メディアの招聘など、多角的にクリエイターと来場者、プレスの皆様をお繋ぎさせていただきました。
CREATIVE DONFERENCE BRIDGE
未来へつなぐ発想術 NEXT CIRCULATION
今年のCREATIVE CONFERENCE BRIDGEはトークテーマを「未来へつなぐ発想術 NEXT CIRCULATION」とし、国内外から第一線で活躍する方々が登壇。深刻な問題として全ての人がその向き合い方を真剣に捉えはじめている環境問題。SDGsやグリーンエコノミーなど、各国で様々な対応策が立てられていますが、これからの地球、私たちの未来において、どのような循環が必要なのか。「DESIGN&MATERIAL」「RELATION」「EDUCATION」の3つの観点で、ワールド北青山ビルでの展示の空間構成を担当した建築家、プロダクトデザイナーの板坂諭、ブランディングディレクターの行方ひさこ、DESIGNART TOKYOの発起人でもある建築家のアストリッド・クラインがそれぞれの経験を踏まえ、身近な暮らしの視点から、街づくりの視点まで、未来へのアクションに繋げていくためのトークセッションとなりました。タイムレスな椅子の代表格Yチェアのリミテッドエディションに座りながらの軽快なトーク、そしてトーク後のドリンクパーティー(懇親会)では、KURA ONEの日本酒を味わいながら、登壇者やクリエイティブに関心ある来場者同士での交流が生まれました。
日本を中心としたクリエイティブ産業の活性化、世界の人々が創造的に感化し合うプラットフォームの提供、若手デザイナー/アーティストの後押しというDESIGNARTが掲げるビジョンに基づく活動を、DESIGNART TOKYO 2022を通して、具現化していくことができました。
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