プロジェクト概要

 劇団新制作座で上演中の「泥かぶら」の舞台を、

宮城県岩沼市の仮設住宅の親子に届けたい!

被災地の子どもたちに出演していただき、親子500組を無料ご招待します!

 

はじめまして、 劇団新制作座の舞台俳優、小津和知穂と申します。劇団新制作座は、劇作家・演出家の真山美保が1950年に旗揚げ以来64年間、オリジナルの戯曲で全国を公演しています。代表作「泥かぶら」(上演回数15000回・文部大臣奨励賞受賞作品)を持って来春、地元の皆さんとのあったかい交流と協力の中で、公演を実現させていきたいのです。そして今回、宮城県岩沼市の仮設住宅にお住まいの親子を中心とした500組、1000名様を演劇「泥かぶら」に無料ご招待します。(ご年配の方も勿論ご招待いたします。)

 

しかし、大道具の運搬費用・俳優・スタッフの宿泊費・交通費・照明・音響の仕込み費、その他合わせて100万円が足りません。また、これからの公演活動継続のために引き続きご支援をお願いします。

 

 

 

演劇「泥かぶら」東北応援プロジェクト第5回公演!

 

岩沼市の海岸線はおよそ10km、震災発生直後の仙台空港が津波に襲われる映像は、世界に衝撃を与えました。現在海岸線にあった集落の跡地に津波よけ「千年希望の丘」というメモリアルパークの整備が進められています。

 

ここに、9月17日に訪問した際、岩沼市の市長さんや教育委員会・社会福祉協議会の方々とご一緒に、この「泥かぶら」岩沼公演を、力を合わせて良い企画にすることなど、ご相談することが出来ました。寒い時期だけれども、会場の市民会館の側に仮設住宅があるので便利だし、新春公演というのもいいね、ということで日程が決まりました。

 

日時:2015年 1月 18日(日)昼1回公演(開演時間は検討中)
会場:岩沼市民会館
共催:(仮)岩沼市・市教育委員会・市社会福祉協議会・NPO法人劇団新制作座

 

(稽古風景)

 

 

地元の子どもたちに出演してもらい、思い出を一緒に作りたい!

 

2015年、新しい年が少しでも明るく迎えられますように、あたたかなご縁がこの劇場で結ばれますように、地域の方々の交流の場になって欲しいとの思いで準備を進めて参ります。また、地元の子どもたちに泥かぶらの第二幕に登場する村の子ども役で出演してもらい、思い出を一緒に作りたいと考えています。

 

 

 

東北の子どもたちに泥かぶらを届けたい。

震災後から被災地で無料ご招待の公演を続けています。

 

「泥かぶら」は、被災地の方々の心のケアの一助となりたいと、東日本大震災発生の年より、仙台市立七郷中学校・南三陸町・郡山市・大船渡市で無料ご招待の公演を続けています。全国の公演地では、「東北の子どもたちに泥かぶらを届けたいのです。」と、カーテンコールで協力を呼びかけ、俳優たちが募金箱を持ってロビーに見送りに出ました。

 

子どもたちの手には硬貨が熱く握られていて、募金箱の前に列になり、真剣な表情で「がんばってきてね」と応援してくれます。大人の方の中には、「50年前、小学校の頃、○○町で観ました。今日は孫を連れて来たんです。泥かぶら頑張って来てください」と、励ましてくださいます。その他にも様々なご支援に支えられ、東北応援公演を続けています。

 

 

「今日のは・・・うれし涙だから・・・」と、泣き笑いの顔を覆った年配の女性。南三陸町公演の夜では、地元の方々が次々に故郷の歌を披露してくれました。私たちもお礼に歌いました。まるで家族の団欒ような夜でした。「忘れられてしまうのが一番辛い」という言葉が胸に刺さった夜でもありました。「東北の家族のことを忘れない、最低でも10年続けよう」それが私たちの合言葉になりました。一年間でワンステージからツーステージのペースではありますが、継続のためご支援をよろしくお願い申し上げます。

 

(2013年12月28日 第4回公演の岩手県大船渡市の港にて)

 

 

ものがたり

 

むかし むかし・・・

あまりにみっともない顔をしているために、

「泥まみれの蕪」と、あだ名される少女がいました。

親も兄弟もなく、一人の友達もいませんでした。

村の子どもたちに、何時も馬鹿にさ、笑われ、石を投げられておりました。そんなある日、旅の老爺が通りかかり「きれいになりたい」と慟哭する少女に、美しくなる3っの言葉を教えてくれたのです。

 

老爺:真山蘭里

 

自分の顔を恥じないこと

どんな時にも にっこり笑うこと

人の身になって思うこと

 

泥かぶら:小津和 知穂

 

これさえ守れば、村一番の美しい人になれるというのです。

 

 

 

しかし・・・

一生懸命涙ぐましい努力を続けますが、少しもきれいになりません。

 

こずえ:上杉 綾 

 

嘘を教えられたに違いない・・・とあきらめたある日のこと、村一番に美しいと評判の少女 こずえが、父親にしかられ泣きながら逃げて来ました。思わず「あたいが誤ってやろうか?」と、声をかける少女でしたが、「お前がしたって言ってくれ」と、濡れ衣を着せられ鞭でぶたれることになるのでした。

 

 

どんなことでも我慢した少女でしたが、やっぱりきれいになりません。

絶望した時、必死に呼ぶ声がします。

 

こずえでした。

こずえは「堪忍して」と詫び、少女のくちゃくちゃのちじれっ毛を櫛ですいて花を飾ってくれました。少女にとって初めての友達ができました。

 

そこに貧しい農夫が薬草を探し通りかかりました。少女は自ら険しい岩鼻まで薬草を取りに行きました。農夫の喜ぶ顔に驚いた少女は、自分にも価値があることを知ったのでした。

 

 

第二幕の成長した泥かぶら

 

お使いと赤ん坊のお守が得意な働き者の少女は、きれいになりたいことを忘れてしまいました。

 

村の子どもたちと泥かぶら

 

第三幕 人買い次郎兵衛:亀川 忠助

 

人買い三郎兵衛:近衛 謙

 

第三幕 月光の中の泥かぶら

 

少女が知った本当の美しさとは、何だったのでしょうか・・・

 

第三幕 月に舞う泥かぶら

 

 

引換券について

 

●現在、年3回発行している「新制作座だより」にて東北公演にご支援して頂いた方のお名前を掲載します。

 

●公演当日、会場の岩沼市民会館ロビーに掲示するご挨拶文の中で、ご来場のお客様に感謝を込めてご報告いたします。

(お名前の公表をお許しいただける方のみで結構です)

 

●劇団季刊紙「新制作座だより」一年分

 

●「泥かぶら」公演のパンフレット

東北応援プロジェクトの公演報告のページもあります。

 

●絵本「泥かぶら」

2012年泥かぶら」上演60年の記念の年に、(株)瑞雲舎より刊行されました。演劇が絵本になったと話題になった作品です。(文:くすのきしげのり 絵:伊藤 秀男 )

 

●「泥かぶら」の作者、真山美保のメッセージを

    録音した音楽CD2枚組(写真集付き)

1960年代に誕生し海外公演でも話題になった、歌と踊りとマイムで構成する舞台「新制作座フェスティバル」をスタジオ録音した記念作品です。


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