ご支援ありがとうございました!
たくさんのご支援ありがとうございます。
2024年元日の能登半島地震発生から3カ月。READYFORのクラウドファンディングを始めてから、わずか3カ月の間に2,323人の方々から24,109,000円ものご寄付をいただきました。皆様からの迅速かつ多大なるご支援、本当にありがとうございました!
Civic Forceは皆様のご支援を支えに、発災直後から奥能登最北端の珠洲市で緊急支援を開始し、行方不明者の捜索・救助、救援物資支援、避難所の運営サポートなど多岐にわたる活動を実施しました。
現在は引き続き被災した石川県の奥能登地域へ物資を届ける取り組みを続け、2〜3月は地域の人々のためにお風呂の無料サービスを行う銭湯「あみだ湯」に空気清浄機3台や歯ブラシ、衛生用品など必要とされる物資を順次届けました。また、オンラインマッチングプラットフォーム「Good Links」で備蓄倉庫などから配送可能な支援物資を公開。障害のある人や不登校の子どもたちへの支援、ペット支援などに取り組む地域のNPO2団体に給水袋や子ども用ブーツ、ボックスティッシュなどを届けました。
そして、3月からは奥能登や金沢で活動する以下の3団体との「NPO パートナー協働事業」が進行中。「NPOパートナー協働事業」とは、移り変わる被災地のニーズに応え続けるために実施するCivic Force独自の復旧・ 復興支援プログラムです。2011年の東日本大震災以降、全国の被災地でこれまでに日本全国で100以上の団体と連携し、生活再建に向けた専門家やボランティアの派遣、災害時に見過ごされがちな親子や障害者、高齢者への支援、地域活性化を目指す復興まちづくりなど多岐にわたる活動を展開してきました。
◉人手不足の被災地で学生ボランティアが活躍/北陸学院大学被災地支援センター
被災した地域の人手不足が大きな課題となる中、石川県金沢市にある北陸学院大学被災地支援センターでは、3月から学生ボランティアを被災地に派遣し、避難所や被災者の自宅などの清掃、仮設住宅でのサロン、金沢近辺での二次避難者向けサロンなどさまざまな活動を続け、全国の大学の学生派遣のハブとしての機能もはたしています。パートナー協働事業では、拠点整備や学生派遣にかかる交通費、ボランティア活動に必要な資機材の購入費用などをサポートすることで、被災した地域の復旧・復興を後押ししています。
◉避難者向けの居場所づくり/「小さなCove」プロジェクト
珠洲市で被災し、金沢に避難中の「Cafe Cove」の店主らが、避難者向けの居場所づくりを開始。避難者だけでなく金沢に暮らす人も混ざり合い、おいしい食事を楽しみながら避難生活で抱える不安や悩みを共有し、生活再建について考える活力にもなっています。2月に実施したプレ企画では「震災後、久々にみんなの笑顔を見れた」「日常の時間を取り戻せた」といった声が寄せられました。孤立する避難者とつながるため、常設型だけでなく、イベントを通じた「出張小さなcove」も開く予定です。
◉足湯で「つぶやき」を拾う/被災地NGO恊働センター
阪神淡路大震災の経験を生かして被災地の支援活動を続ける被災地NGO恊働センターは、一時50人以上が避難していた七尾市中島地区のコミュニティセンターで、避難所運営のサポートや物資支援、家屋の片付けや清掃などの活動を続けています。2月からは兵庫県防災士会と連携して「足湯隊」を結成。あたたかいお湯に足をつけて手をマッサージしながら代謝の活性化を図るとともに、1対1の会話を通じて、被災者の「つぶやき」を拾う取り組みを続けています。
引き続き被災地にご関心をお寄せください。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!
Civic Forceスタッフ一同